TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • N響演奏会10月30日|鈴木雅明×吉井瑞穂の曲目は?モーツァルトと「春」|10/30 19:00

N響演奏会10月30日|鈴木雅明×吉井瑞穂の曲目は?モーツァルトと「春」|10/30 19:00

10月30日(金)19時からNHK BS8Kで放送予定の「N響演奏会 4月公演 東京芸術劇場 指揮 鈴木雅明」は、鈴木雅明がNHK交響楽団を指揮し、オーボエ奏者の吉井瑞穂をソリストに迎えた演奏会です。

元になった公演は2021年4月16日・17日に東京芸術劇場コンサートホールで開催されました。曲目はハイドンの交響曲第95番、モーツァルトのオーボエ協奏曲ハ長調K.314、シューマンの交響曲第1番「春」。古典派からロマン派へとつながる3作品を一度に楽しめる構成です。

10月30日の放送情報と出演者

項目内容
番組N響演奏会 4月公演 東京芸術劇場 指揮 鈴木雅明
放送日2026年10月30日(金)
放送開始19:00
放送局NHK BS8K
指揮鈴木雅明
オーボエ吉井瑞穂
管弦楽NHK交響楽団
元公演2021年4月16日・17日
会場東京芸術劇場 コンサートホール

東京芸術劇場の公式公演ページとN響の公式プログラムでは、鈴木雅明、吉井瑞穂、NHK交響楽団という出演者と3曲のプログラムを確認できます。

N響演奏会は同じ番組名でも公演ごとに指揮者や曲目が大きく変わります。今回の回は、近年の定期公演ではなく、2021年4月の東京芸術劇場公演を取り上げる点がポイントです。

曲目はハイドン・モーツァルト・シューマンの3作品

今回のプログラムは、ハイドン、モーツァルト、シューマンという流れです。

  • ハイドン:交響曲 第95番 ハ短調 Hob. I-95
  • モーツァルト:オーボエ協奏曲 ハ長調 K.314
  • シューマン:交響曲 第1番 変ロ長調 作品38「春」

N響公式プログラムでは、ハイドンとモーツァルトがそれぞれ約21分、シューマンが約30分と案内されています。前半に古典派の2作品、休憩を挟んで後半にロマン派の「春」を置く構成です。

3曲すべて性格が異なるため、鈴木雅明の指揮でオーケストラの響きがどう変化するかも聴きどころになります。

ハイドン「交響曲第95番」は短調の緊張感に注目

最初の曲は、ハイドンの交響曲第95番 ハ短調 Hob.I-95です。

N響公式プログラムでは、第1楽章アレグロ・モデラート、第2楽章アンダンテ、第3楽章メヌエット―トリオ、第4楽章フィナーレという4楽章構成が示されています。

鈴木雅明はバッハをはじめとする古楽・バロック作品で高い評価を得てきた指揮者ですが、古典派の作品でも楽曲の構造や声部の受け渡しを明確に示す演奏が期待されます。

ハイドン第95番は冒頭から引き締まったハ短調で始まり、軽快さだけではない緊張感を持つ作品です。再放送を見る際は、弦楽器の推進力だけでなく、木管や低音がどのように主題を支えているかにも注目すると、オーケストラ全体の作りが見えやすくなります。

吉井瑞穂が吹くモーツァルトのオーボエ協奏曲

2曲目は、今回のソリスト吉井瑞穂が登場するモーツァルトのオーボエ協奏曲ハ長調K.314です。

N響公式プログラムでは、第1楽章アレグロ・アペルト、第2楽章アダージョ・ノン・トロッポ、第3楽章ロンド:アレグレットの3楽章構成です。

オーボエは音色の輪郭がはっきりしている一方で、息の流れによって柔らかく歌わせることもできる楽器です。この協奏曲では、速いパッセージの鮮やかさと、ゆったりした第2楽章の歌心の両方を楽しめます。

吉井瑞穂については、クラシックTV「The Artist オーボエ奏者・吉井瑞穂」でも出演内容と演奏曲を紹介しています。

また、10月12日のクラシックTV吉井瑞穂回では、オーボエという楽器の魅力を別の角度から確認できます。

モーツァルトK.314で聴きたいポイントは?

最も分かりやすいポイントは、オーボエとオーケストラの受け答えです。

独奏楽器が一方的に前へ出るのではなく、オーケストラが提示した音楽をオーボエが受け取り、別の表情で返していきます。第1楽章では明るく機敏な動き、第2楽章では息の長い旋律、第3楽章では軽やかなロンドのやり取りが続きます。

吉井瑞穂の音色を中心に聴くのはもちろんですが、鈴木雅明がN響の弦と木管のバランスをどう整え、独奏を浮かび上がらせるかにも注目です。

シューマン交響曲第1番「春」が後半の主役

後半はシューマンの交響曲第1番 変ロ長調 作品38「春」です。

N響公式プログラムでは、第1楽章「アンダンテ・ウン・ポコ・マエストーソ―アレグロ・モルト・ヴィヴァーチェ」、第2楽章ラルゲット、第3楽章スケルツォ、第4楽章アレグロ・アニマート・エ・グラチオーソという4楽章構成が確認できます。

タイトルの「春」が示すように、作品全体には新しい季節が開けていくような明るさと勢いがあります。冒頭のファンファーレから第1楽章が動き出す瞬間は、8Kの映像で指揮者とオーケストラの呼吸を追う楽しさもある場面です。

前半のハイドン、モーツァルトでは比較的引き締まった編成感を味わい、後半のシューマンではより厚みのあるロマン派の響きへ移るため、一つの演奏会の中で音楽の時代が進んでいくように感じられます。

鈴木雅明がN響を指揮する見どころ

番組紹介では、鈴木雅明について「バッハの大家」とされ、N響の指揮台に2度目の登場と案内されています。

今回のプログラムはバッハ作品ではありませんが、ハイドンとモーツァルトという古典派の作品から、シューマンのロマン派作品へ進む組み合わせは、鈴木雅明の音楽づくりを比較して聴くのに向いています。

特に、フレーズの区切りや内声の動き、金管や木管が加わったときの響きの変化に注目すると、同じN響でも曲によってサウンドの重心が変わることが分かります。

最近のN響演奏会では、第2039回定期公演の曲目と聴きどころも紹介しています。今回とは指揮者も時代も異なるため、N響の幅広いレパートリーを比べたい方におすすめです。

東京芸術劇場で収録された2021年4月公演

元公演は2021年4月16日18時、17日14時に東京芸術劇場コンサートホールで行われました。

当時のN響公式資料では、コンサートマスターは白井圭と記載されています。東京芸術劇場公式も同じ出演者と曲目を掲載しており、番組で放送される公演内容の裏付けになります。

2021年は演奏会の開催環境にも大きな制約があった時期ですが、N響の事業報告では4月公演について、鈴木雅明の指揮、吉井瑞穂をソリストに迎えたモーツァルトのオーボエ協奏曲、シューマン「春」を含むプログラムとして記録されています。

8K放送で見たいのは演奏者の細かなやり取り

オーケストラ演奏を映像で見る楽しみの一つは、音だけでは分かりにくい合図や呼吸の受け渡しを確認できることです。

モーツァルトの協奏曲では、吉井瑞穂が独奏へ入る直前の準備、指揮者との視線、オーケストラが音量を落として独奏を支える瞬間などが見どころになります。

シューマンでは、弦楽器群が一斉に動く場面と、木管・金管が旋律を受け継ぐ場面のコントラストも映像向きです。鈴木雅明がどのパートへ合図を送り、N響がどう反応するかを追うと、コンサートホールで聴くのとは違った発見があります。

参考にした情報

よくある質問

10月30日のN響演奏会の出演者は?

指揮は鈴木雅明、オーボエ独奏は吉井瑞穂、管弦楽はNHK交響楽団です。

放送される曲目は?

ハイドン「交響曲第95番」、モーツァルト「オーボエ協奏曲ハ長調K.314」、シューマン「交響曲第1番『春』」の3作品です。

元公演はいつ行われた?

2021年4月16日と17日に東京芸術劇場コンサートホールで行われたN響4月公演です。

まとめ

10月30日19時放送予定の「N響演奏会 4月公演 東京芸術劇場 指揮 鈴木雅明」は、鈴木雅明×吉井瑞穂×NHK交響楽団の共演を楽しめる回です。

曲目はハイドン交響曲第95番、モーツァルトのオーボエ協奏曲K.314、シューマン交響曲第1番「春」。古典派の端正な響き、オーボエ独奏の歌心、ロマン派の華やかな交響曲という3つの魅力を順番に味わえます。

吉井瑞穂の独奏だけでなく、鈴木雅明がN響の音色を曲ごとにどう変化させるのかにも注目すると、演奏会全体をより立体的に楽しめます。

このテーマの関連記事はこちら