日本のチカラ10月30日|岩井直義さんの「幸せの描き方」とは?農家・画家・家族の物語|10/30 10:20
10月30日(金)に福井放送と山口放送で放送される「日本のチカラ」#488は、鳥取県倉吉市で倉吉西瓜を育てる農家であり、油絵画家でもある岩井直義さんを追う「幸せの描き方 〜画家が育てる倉吉西瓜(すいか)〜」です。
若いころは絵の世界で生きることを目指し、東京へ出て、さらにパリにも渡った岩井さん。思い描いた形で画家として成功する道とは違う人生になりましたが、故郷へ戻って家業の農業を継いだあとも絵を描くことはやめませんでした。
番組は「夢をかなえたか、かなえられなかったか」という単純な成功物語ではなく、農業、絵画、家族との暮らしを重ねながら、自分にとっての幸せを描き直していく姿を見つめます。
日本のチカラ10月30日の放送日時
| 放送局 | 放送日時 |
|---|---|
| 福井放送 | 2026年10月30日(金)10:20〜10:50 |
| 山口放送 | 2026年10月30日(金)10:25〜10:55 |
| 制作 | 日本海テレビ |
| 番組 | 日本のチカラ #488 |
| タイトル | 幸せの描き方 〜画家が育てる倉吉西瓜(すいか)〜 |
民間放送教育協会の公式ページでは、福井放送は10:20、山口放送は10:25と案内されています。番組情報として共有された時刻は両局10:20でしたが、地域別の公式放送予定では山口放送のみ5分遅い時刻になっています。
この回は日本海テレビ制作で、テレビ朝日では10月10日に放送され、その後各地域局で順次放送されています。地域によって日時が異なる番組なので、視聴する局の時刻を確認しておくと安心です。 民教協公式では全国の加盟局ごとの放送予定が一覧で示されており、同じ#488でも地域によって放送日と開始時刻が異なります。今回の福井放送と山口放送もその一例です。
岩井直義さんはどんな人?農家と油絵画家の二つの顔
岩井直義さんは、鳥取県倉吉市で約4ヘクタールの畑を受け継ぎ、倉吉西瓜を育てる農家です。番組公式では50歳と紹介されています。
一方で、岩井さんには油絵画家というもう一つの顔があります。高校時代に絵の道を志し、漫画家を目指して上京。さらに憧れていたパリにも渡り、表現の世界で生きようとしました。
しかし、若いころに思い描いた未来には届かず、故郷へ戻ることになります。高齢になった両親の後を継ぎ、農業へ進むことになりました。
この経歴だけを見ると、「画家の夢を諦めて農家になった」と受け取ってしまいそうですが、番組が描くのはそこから先です。岩井さんは農作業を終えたあとアトリエへ向かい、現在も絵を描き続けています。
岩井さん自身の歩みをさらに知りたい方は、岩井直義さんの経歴と画家・倉吉西瓜農家としての活動をまとめた記事でも整理しています。
なぜ「幸せの描き方」なの?油絵と人生が重なる理由
この回の題名が「幸せの描き方」となっている大きな理由は、油絵を重ねて描く行為と、岩井さんが歩んできた人生が重ねて描かれているからです。
民教協公式の編集後記で、日本海テレビの定常菜都子ディレクターは、油絵は一度描いたものを終わりにするのではなく、その上に何度も色を重ねて作品にしていく点が岩井さんの人生そのものだと感じたことを記しています。
若いころに望んだ未来とは違う道へ進んでも、過去を消すわけではありません。東京で夢を追った経験も、パリへ渡った経験も、帰郷して農業を継いだことも、結婚して家族ができたことも、いま描いている絵も、すべてが一枚の人生に重なっています。
東京のバーから依頼された絵を完成させる
番組公式では、岩井さんが東京のバーから依頼された一枚の絵を完成させるため、農作業の合間にも制作を続ける様子が紹介されています。
農業が忙しいから絵をやめるのではなく、絵を描くために農業を軽く扱うのでもありません。どちらも岩井さんにとって欠かせないものとして描かれているのが、この回の特徴です。
農家と画家という一見離れた二つの仕事が、岩井さんの中では「どちらか」ではなく「どちらも」になっている。その姿が番組タイトルの答えにつながっていきます。
妻の陸子さんと娘まほさん、家族が見つけた幸せ
岩井さんは40代になってから同級生だった陸子(みちこ)さんと再会し、結婚しました。二人には娘のまほさんがいます。
番組公式では、父と娘がアトリエで並んで絵を描く時間も紹介されています。かつては画家としての成功を追い求めていた岩井さんにとって、家族と一緒に絵を描く時間は、若いころには想像していなかった新しい形の幸せです。
公式ページの編集後記では、岩井さんが現在の暮らしについて「今が一番幸せ」と語ったことが印象的だったと紹介されています。番組は、その言葉に至るまでの遠回りを丁寧にたどります。
摘果スイカを活用する夫婦の商品開発
岩井さん夫妻は、間引かれて廃棄されるスイカを活用した商品開発にも取り組みます。
スイカ栽培では、すべての実を大きく育てるのではなく、品質のよい実へ養分を集中させるために途中で実を間引く工程があります。番組では、その捨てられるスイカをそのまま終わらせず、別の価値へ変えようとする夫婦の挑戦が描かれています。
農業の仕事を受け継ぐだけでなく、新しい使い道を考えることも、岩井さん一家にとっての暮らしの一部です。絵で色を重ねることと同じように、農業にも自分たちなりの工夫を重ねている点が印象に残ります。
倉吉西瓜はどんなスイカ?産地の特徴も確認
番組の舞台となる倉吉市は、県内有数のスイカ産地です。JA鳥取中央・倉吉西瓜生産部会の公式サイトでは、123戸の農家が106ヘクタールでスイカを栽培していると紹介されています。
同部会では、選果場で全量検査を行い、光センサーを使って糖度11度以上の基準をクリアしたものを出荷するなど、品質管理の取り組みも案内しています。
倉吉西瓜の公式PRサイトでは、販売時期の目安は6月10日頃から7月10日頃。JA鳥取中央の特産品ページでは「倉吉極実西瓜」や、9月に出荷される抑制栽培の極実西瓜についても紹介されています。
番組は岩井さん一人の人生に焦点を当てますが、その背景には産地全体でスイカの品質や担い手を支える仕組みがあります。岩井さんが約4ヘクタールの畑で向き合っている仕事を、地域全体の農業と重ねて見ると、物語の奥行きが増します。
倉吉西瓜の販売場所や直売所を探している方は、倉吉西瓜はどこで買えるのかをまとめた#488関連記事も参考になります。
日本のチカラ#488で見ておきたい3つの場面
今回の放送で特に注目したいのは、農業、絵画、家族が別々の話ではなく、一つの人生としてつながっていく場面です。
1つ目は、早朝から畑に立つ農家としての岩井さん。父から受け継いだ約4ヘクタールの畑で倉吉西瓜を育てる現在の仕事が、生活の基盤として描かれます。
2つ目は、農作業が終わったあとにアトリエで筆を握る画家としての岩井さん。若いころに東京やパリで追った夢が消えたのではなく、形を変えて今も続いていることが分かります。
3つ目は、妻の陸子さん、娘のまほさんと過ごす時間です。摘果スイカの商品開発や父娘での絵画など、かつて一人で追っていた成功とは違う形で、岩井さんの人生が広がっています。
「夢がかなわなかった」では終わらない番組
「日本のチカラ」は、地域で暮らす人々の仕事や生き方を描くドキュメンタリーです。#488では、岩井さんの若いころの挫折だけを大きく扱うのではなく、その後に何を選び、何を続け、誰と暮らしているのかに焦点が当たっています。
画家として思い描いた成功には届かなかったとしても、絵を描くこと自体は続いています。農業も、家族との生活も、商品開発も加わり、若いころにはなかった色が人生に増えています。
だからこそ「幸せの描き方」は、夢を諦めた人の話ではありません。自分にとって大切なものを残しながら、人生の完成図そのものを描き直してきた人の物語として見ると、この回のテーマが伝わりやすくなります。
参考にした情報
- 民間放送教育協会「日本のチカラ #488 幸せの描き方 ~画家が育てる倉吉西瓜~」
- 日本海テレビ公式番組表「日本のチカラ 幸せの描き方」
- na-na「日本のチカラ 幸せの描き方~画家が育てる倉吉西瓜~」
- 倉吉西瓜PRサイト 公式
- 倉吉西瓜生産部会「生産部会の紹介」
- JA鳥取中央「西瓜」
よくある質問
日本のチカラ「幸せの描き方」は10月30日の何時からですか?
民教協公式の地域別予定では、福井放送は2026年10月30日10:20〜10:50、山口放送は同日10:25〜10:55です。
岩井直義さんは何をしている人ですか?
鳥取県倉吉市で約4ヘクタールの畑を受け継ぎ、倉吉西瓜を育てる農家です。同時に油絵画家として制作を続けています。
岩井直義さんの妻と娘は番組に登場しますか?
公式紹介では、妻の陸子さん、娘のまほさんとの暮らしが描かれます。夫婦で摘果スイカの商品開発に取り組み、父娘で一緒に絵を描く場面も紹介されています。
「幸せの描き方」というタイトルにはどんな意味がありますか?
油絵で何度も色を重ねるように、岩井さんが挫折、帰郷、農業、結婚、家族、絵画を重ねながら現在の幸せを形づくってきた人生を表すタイトルです。
まとめ
10月30日放送の「日本のチカラ」#488「幸せの描き方」は、倉吉西瓜農家と油絵画家、二つの顔を持つ岩井直義さんの人生を追う回です。
若いころは東京やパリで表現の世界を目指し、思い描いた未来とは違う形で故郷へ戻りました。それでも絵をやめず、父から農園を受け継ぎ、妻の陸子さんや娘のまほさんと暮らしながら、農業と絵画の両方を続けています。
摘果スイカの商品開発や父娘で絵を描く時間まで含めて見ると、この回が描くのは「昔の夢をかなえたかどうか」ではありません。過去を消さずに色を重ねる油絵のように、遠回りも家族との出会いも仕事も重ねて、自分だけの幸せを描いてきた姿が番組の中心です。

