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道との遭遇10月29日|沼津の石切り場に残る廃トンネルと戦時中の歴史|10/29 0:58

2026年10月29日(木)午前0時58分から、チューリップテレビで「歩道・車道バラエティ 道との遭遇」が放送されます。今回取り上げるのは、静岡県沼津市の石切り場内に残る廃トンネルです。

番組情報では、立入禁止の先へ特別な許可を得て向かう内容が紹介されています。

この回は2025年12月に放送された内容の再放送です。CBCテレビの公式記事によると、石切り場内の廃隧道は、石材採掘の跡だけでなく、戦時中の施設移転や戦後の利用の痕跡も残る場所として紹介されました。

道との遭遇10月29日の放送日時と出演者

項目内容
放送日時2026年10月29日(木)0:58〜1:28
放送局チューリップテレビ(TUT・富山)
番組名歩道・車道バラエティ 道との遭遇
今回のテーマ石切り場内にある廃トンネルの探索
MCミキ(昴生・亜生)
道マニア石井あつこ
旅のお供浦田一夫(総合探偵社ガルエージェンシー渋谷代表)
再放送についてチューリップテレビの番組情報では2025年12月放送回と案内

「道との遭遇」は、普段は見過ごしてしまう道や、一般には知られていない道の構造や歴史を、ミキがさまざまな視点から楽しむ番組です。今回のように立入禁止区域に関わる場所では、見た目の珍しさだけでなく、なぜそこに道やトンネルがあるのかを歴史から読み解く点も見どころになります。

前回(2025年12月2日放送)の内容|石切り場の廃トンネルはどこ?

CBCテレビの公式記事によると、探索場所は静岡県沼津市の多比(たび)地区にある石切り場跡です。番組では国道414号から多比の集落へ向かい、廃隧道がある石切り場跡を訪れています。

ただし、放送で紹介された場所は現在立入禁止となっており、探索には特別な許可が必要でした。番組で場所が紹介されたからといって、一般の人が自由に入れるわけではありません。

正確な入口や管理者の許可条件が公表されていない場合、現地を訪ねて立ち入ることは避ける必要があります。

今回の興味深い点は、廃トンネルが山の中に単独で存在しているのではなく、石を切り出していた場所の内部にあることです。石切り場の空間がどのように広がり、なぜトンネルとして地図に記されているのかという疑問が、探索の出発点になります。

沼津の石切り場は何のために使われた?

沼津周辺では、江戸時代から伊豆石と呼ばれる石材が採掘され、土木や建築に利用されてきました。沼津市の「ぬまづの宝100選」でも、江戸から昭和にかけて沼津産の伊豆石が東京や横浜を中心に重要な土木・建築物に使われ、市内には伊豆石建築が約300棟現存すると紹介されています。

CBCの記事では、今回の石切り場で採掘されていた石について、切り出しや加工がしやすい凝灰岩だったと説明されています。岩肌に残る横線は石を切り出した痕跡とされ、石を求めて内部へ掘り進めたことで、広い空間が形成されたといいます。

石切り場は石材を採るための場所ですが、採掘を終えた後も空間が残ります。その空間が別の用途に転用されると、元の採掘跡とは違う設備や痕跡が重なり、場所の歴史を複雑にしていきます。

今回の廃隧道も、石切り場としての役割だけでは説明できない歴史を持っています。

なぜ石切り場の中にトンネルが掘られた?

CBCテレビの公式記事では、廃隧道が掘られた背景として、戦時中の施設移転が紹介されています。記事によると、昭和16年に水中で音波を使って地形や敵の位置を探知する研究所が沼津市に設けられましたが、昭和20年に周辺が空襲を受け、研究所も被害に遭いました。

そのため、研究所を空襲から避けられる地下へ移す計画が立てられ、すでに穴が多く掘られていた石切り場が移転先に選ばれたと説明されています。尾根を挟んで分かれていた二つの石切り場をトンネルでつなぎ、ひと続きの空間として使う計画だったそうです。

記事では、この隧道の工事が昭和20年7月から終戦の8月までの約1か月という短期間で行われたと紹介されています。つまり、トンネルは単なる近道や生活道路として掘られたものではなく、戦時中の施設を地下に移すという事情と結びついていた可能性が高い場所です。

ただし、現在残っている構造のすべてが当時の計画どおりに使われたのか、どの部分がどの目的で作られたのかについては、確認できる資料の範囲を超えて断定できません。番組では、現地の痕跡や関係者の説明を手掛かりに、その歴史をたどっていきます。

トンネルの内部にはどんな痕跡が残っている?

CBCの記事では、廃隧道の内部に電気が通っていた痕跡や蛇口が残り、さらにきのこ栽培に使われたとみられるポットも見つかったと紹介されています。内部は高さと幅があり、分岐する道や階段、祠、水場、古びた車なども確認されたそうです。

こうしたものは、トンネルが使われなくなった後も、人が内部に入り、何らかの活動を続けていたことをうかがわせます。設備が残っているからといって、すべてが同じ時代に設置されたとは限りません。

石切り場、戦時中の施設、戦後の利用という複数の時期を分けて考えることが、場所の歴史を理解するうえで大切です。

とくに、きのこ栽培の痕跡は、暗くて日光が届きにくく、温度が比較的一定になりやすい空間が、別の目的に再利用された可能性を示します。CBCの記事では、住職の話として、昭和50年ごろにこの場所でしめじを栽培していた人がいたことも紹介されています。

戦後、この場所はどのように使われた?

CBCの記事では、石切り場を管理する桂林寺の住職の説明として、採石をやめた後に軍需工場として利用する動きがあり、掘削で出た土砂を上の土地に埋め立てた結果、現在の多比集落の一部ができたと紹介されています。集落に残る石積みにも、採掘された伊豆石が使われているといいます。

また、住職は、絶縁体として使われる碍子が戦中の海軍工廠に関係する痕跡であることや、昭和50年ごろにしめじ栽培が行われていたことを説明しています。石切り場の内部は、軍需施設としての歴史だけでなく、戦後に地域の人々が利用した時間も重なっている場所です。

一方で、住職の話では、このトンネルが生活道路として使われていたわけではないとされています。子どもたちの遊び場や大人たちの憩いの場として親しまれていたという説明もあり、外から見ただけでは想像しにくい地域との関わりがうかがえます。

なぜ地図にはトンネルとして記されている?

番組で石井あつこさんが注目する疑問の一つが、石切り場の跡地が地図上ではトンネルとして記されている点です。CBCの記事では、石井さんは、地上と地中の境界を地図で示すために入口と出口が記され、その結果としてトンネルのように表現されたのではないかと推測しています。

これは記事内で示された考察であり、地図に記載された理由が公式に確定しているという意味ではありません。トンネルという表示から一般的な道路を想像しても、実際には石切り場の内部空間や採掘跡が関係している場合があります。

地図の記号だけでは読み取れない現地の事情を調べることが、この回の面白さです。

立入禁止の廃トンネルに入ることはできる?

今回の探索は、番組が特別な許可を得て行ったものです。チューリップテレビの番組情報にも「立入禁止の先へ特別許可を得て向かう」と記載されています。

一般の視聴者が同じように内部へ入れることを意味するものではありません。

石切り場や廃隧道は、管理地であることに加え、足元や構造の状態を外から判断しにくい場所です。管理者の許可なく立ち入ったり、入口を探して私有地へ入ったりせず、番組や公式資料を通して歴史を知るのが安全です。

番組の映像では、通常は見ることができない場所の内部と、そこに残る歴史の痕跡を確認できます。

以前の「道との遭遇」のトンネル回と見比べる

「道との遭遇」では、道の形だけでなく、交通や地域の歴史と結びついた構造も取り上げています。たとえば、名古屋高速の東山トンネルを扱った「道との遭遇」名古屋高速回の記事では、避難路や換気所など、道路を安全に運用するための設備に注目しました。

今回の廃隧道は、現役の高速道路とは異なり、石材採掘や戦時中の施設移転、戦後の再利用といった過去の用途が折り重なっています。同じトンネルでも、作られた理由や使われ方を調べることで、見えてくるものが大きく変わります。

見逃し配信はある?

CBCテレビの番組公式サイトでは、見逃し配信先としてTVerやLocipoが案内されています。ただし、シリーズの配信ページに番組が掲載されていても、過去の個別回が常に視聴できるとは限りません。

今回の再放送回を見逃し配信で視聴できるかは、各サービスの番組ページで確認してください。

参考にした情報

よくある質問

10月29日放送の廃トンネルはどこにありますか?

CBCテレビの公式記事では、静岡県沼津市の多比地区にある石切り場跡として紹介されています。現在は立入禁止で、番組は特別な許可を得て探索しました。

廃トンネルはなぜ掘られたのですか?

CBCの記事では、戦時中に沼津市の研究施設を地下へ移す計画があり、石切り場をつなぐ隧道が掘られたと説明されています。戦後にはきのこ栽培などに使われた痕跡も紹介されています。

放送回は新作ですか?

チューリップテレビの番組情報では、2025年12月に放送された回と案内されています。2026年10月29日の放送は、その内容を再び紹介する放送です。

まとめ

2026年10月29日深夜の「道との遭遇」では、静岡県沼津市の石切り場内に残る廃トンネルを探索します。CBC公式記事では、伊豆石の採掘跡、戦時中の地下施設への転用、戦後のしめじ栽培など、用途を変えながら残ってきた場所の歴史が紹介されています。

立入禁止の場所であるため、現地へ無断で入るのではなく、番組を通じて普段は見られない内部と歴史を知る回として楽しめます。

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