道との遭遇「二階建てアンダーパス」の謎を解説|横浜で道が上下2層になった理由|10/28 0:28
2026年10月28日(水)0時28分からSBS1で放送される「歩道・車道バラエティ 道との遭遇」は、横浜市港南区にある“二階建て”のような不思議なアンダーパスがテーマです。
結論からいうと、この道が上下2層になった背景には、昔からあった砂利道の線形を残しながら横浜横須賀道路を建設したことと、同じ時期に進んだ大規模な区画整理が関係しています。下の道だけでなく、その真上にも公道が並行しているため、一見すると「なぜ同じ方向に道が重なっているの?」と驚く構造になりました。
放送を見る前に場所と仕組みを知りたい方、放送を見ながら「結局なぜこの形なのか」を確認したい方に向けて、調査の流れと謎の答えを時系列で整理します。
10月28日放送「道との遭遇」の放送情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月28日(水)0:28〜0:58 |
| 放送局 | SBS1(静岡放送) |
| 番組 | 歩道・車道バラエティ 道との遭遇 |
| 今回のテーマ | 二階建て?不思議なアンダーパス |
| MC | ミキ(昴生・亜生) |
| 道マニア | 鹿取茂雄、片山俊宏 |
CBCの番組公式サイトでは、SBSは毎週火曜24:28〜24:58に放送すると案内されています。日付をまたぐため、カレンダー上では10月28日(水)0時28分からの放送です。
今回SBSで放送される内容は、CBCでは2026年7月21日に放送された回です。CBC公式の番組記事には、横浜市港南区の住宅街で鹿取茂雄さんと片山俊宏さんが謎のアンダーパスを調べた様子と、最終的に分かった成立理由まで掲載されています。
二階建てアンダーパスはどこ?
今回の舞台は神奈川県横浜市港南区の住宅街です。CBC公式記事によると、片山俊宏さんが以前から気になっていたアンダーパスで、道マニアの鹿取茂雄さんと一緒に現地を確認しています。
特徴は、単に道路の下を別の道がくぐるだけではありません。アンダーパスの真上にも道路があり、しかも上下の道路が交差するのではなく、同じ方向へ並行するように伸びています。上の道は途中でフェンスに突き当たり、その先には横浜横須賀道路、通称「横横」が横断しています。
普通のアンダーパスを思い浮かべると、下の道路はいったん下って構造物の下を通り、再び元の高さへ上がる形が一般的です。しかしこの場所では、下の道が緩やかに下ったまま進み、さらに鋭角にカーブしています。上にも公道が残るため、地図や現地写真を見ると「道路が二階建てになった」ように見えるのです。
時系列で整理|二階建てアンダーパスの謎はどう解けた?
謎は、現地の形を観察したあと、周辺の昔の地形と砂利道、横浜横須賀道路の建設、区画整理を順番にたどることで解けました。
1. 片山俊宏が以前から気になっていた道を鹿取茂雄と調査
今回の出発点は、片山俊宏さんが長く疑問に感じていた横浜のアンダーパスです。CBC公式記事では、片山さんが「なぜこのような造りなのか解明したい」という趣旨で鹿取さんに協力を求め、二人で初めてロケへ向かった流れが紹介されています。
現地でまず分かったのは、一般的なアンダーパスの常識から外れる点がいくつもあることでした。下の道は直線ではなく急なカーブがあり、下ったあとに上がりません。さらに、上の道路も下の道路と同じ向きに延びています。
2. 上の道も私道ではなく公道だった
謎を深くしたのは、アンダーパスの上にある道路が、住宅のためだけの私道ではなく公道だったことです。
上下に道路があるだけなら、高速道路の上下線や立体交差で見慣れています。しかし、住宅街の生活道路が上下で並行し、しかも上の道が途中で行き止まりになっている構造はかなり珍しいものです。鹿取さんも、市街地の道として上下二層になる形を珍しいと指摘しています。
3. 周辺の昔の地形と砂利道が手掛かりになる
二人は周辺で聞き込みを行い、現在の住宅街になる前の姿をたどります。CBC公式記事によると、この一帯にはかつて小さな山があり、谷筋には一本の砂利道と川があったそうです。
ここが大きな手掛かりでした。現在の不自然なカーブや高低差は、後から無理に作ったのではなく、もともと存在した道の形を引き継いでいたのです。
4. 横浜横須賀道路の建設で周辺地形が大きく変わる
その後、横浜横須賀道路の建設が進みます。CBC公式記事では、港南台ICから道路を接続するうえでこの場所が適していたため、周辺の地形に合わせて造成し、一定の高さを保つ形で高速道路が造られたと説明されています。
高速道路を通す一方で、昔からあった砂利道も生活道路として残す必要がありました。そこで旧来の線形を生かして整備した結果、谷筋の高低差とカーブがそのまま現在のアンダーパスへ受け継がれたというわけです。
5. 区画整理によって上の土地も道路として残った
もう一つのポイントが、昭和40年代に進んだ大規模な区画整理です。周辺は住宅地として造成され、アンダーパスの上側にも土地が生まれました。
ところが、CBC公式記事では、下側が公道であるため、その真上にそのまま住宅を建てることはできなかったと説明されています。そのため、上側も公道として整備され、結果として公道の上に公道が並行する二層構造が成立しました。
結局なぜ二階建てになった?謎の答えを簡単に整理
二階建てアンダーパスが生まれた理由は、一つの奇抜な設計案ではなく、複数の事情が重なった結果です。
まず、谷筋にあった昔の砂利道を残す必要がありました。そこへ横浜横須賀道路の建設と周辺の造成が加わり、旧道は高低差とカーブを保ったままアンダーパス化されます。さらに区画整理で上側が住宅地になったものの、下が公道のため真上を宅地として使えず、上側も公道として残されました。
つまり、昔の道を消さず、高速道路と新しい住宅地を両立させた結果、上下に道が残ったのが真相です。完成形だけを見ると不可解ですが、建設前からの地形と土地利用の変化を順番にたどると、形には理由があることが分かります。
「15年来の疑問」は何だった?
番組表では「15年来の疑問は解決できるのか?」と紹介されています。CBC公式記事では片山俊宏さんを道マニア歴15年と紹介しており、片山さんが以前からこのアンダーパスの構造を気にしていたことが今回の調査の出発点です。
謎の中心は「なぜアンダーパスなのに下の道が直線ではないのか」「なぜ下ったままなのか」「なぜその真上にも同じ方向の公道があるのか」という3点でした。現地の見た目だけでは答えが出にくく、過去の地形と道路建設、区画整理までさかのぼることで理由がつながりました。
誰が何をした?今回の役割を整理
片山俊宏さんは、以前から気になっていたこの道を調査対象として持ち込み、現地の違和感を一つずつ提示しました。鹿取茂雄さんは、一般的なアンダーパスとの違いを専門的な視点から確認し、カーブや高低差、上下の道路配置が珍しいことを整理しています。
そのうえで二人は周辺の聞き込みを行い、昔の砂利道と川、横浜横須賀道路の建設、区画整理という情報をつなぎました。番組の面白さは「変な道だった」で終わらず、なぜその形が必要になったのかを土地の履歴から解いていくところにあります。
同じ「道との遭遇」で道路構造の背景を知りたい方は、名古屋高速の裏側を扱った記事や、名古屋高速のトンネル安全設備をまとめた記事もあわせて読むと、都市の道路が限られた空間の中でどう造られているかを比べられます。
見どころは「珍しい道」より、その土地の歴史が見えること
今回のアンダーパスは、見た瞬間のインパクトが強い道です。しかし、公式記事をたどると、本当の見どころは変わった構造そのものより、現在の道路の形に昔の地形や生活道路の痕跡が残っていることにあります。
高速道路ができ、住宅地が造成されても、以前から使われてきた道を完全に消すのではなく、条件に合わせて形を変えながら残したため、今の二層構造が生まれました。現代の地図だけでは分からない過去が、一本の道の曲がり方や高さに残っている回です。
見逃し配信はある?
CBC公式サイトでは「道との遭遇」の見逃し配信を案内しています。CBC MAGAZINEの番組紹介にはTVerとLocipoへの案内もあり、放送地域や配信期間に応じて視聴できます。
SBSでの放送はCBC本放送から時間が空いた遅れ放送のため、配信サービス上の公開話とSBS放送回が一致しない場合があります。今回の「二階建てアンダーパス」は2026年7月21日のCBC放送回として公式記事が残っているため、内容を確認したい場合はCBC MAGAZINEの記事も参考になります。
参考にした情報
- CBCテレビ「歩道・車道バラエティ 道との遭遇」公式サイト
- CBC MAGAZINE「なぜ道が並行して2階建てに…?横浜にある“謎のアンダーパス”を調査!」
- CBC MAGAZINE「横浜にある不思議な構造をしたアンダーパスを解明!道が並行して2階建てになったワケとは」
- Gガイド「歩道・車道バラエティ 道との遭遇 二階建て?不思議なアンダーパス」
よくある質問
二階建てアンダーパスはどこにありますか?
神奈川県横浜市港南区の住宅街にあります。CBC公式記事では、横浜横須賀道路の近くにある不思議な構造のアンダーパスとして紹介されています。
なぜ上下2層の道路になったのですか?
昔の砂利道の線形を残してアンダーパスとして整備し、さらに区画整理後に下の公道の真上へ住宅を建てられなかったため、上側も公道として整備されたことが理由です。
SBSではいつ放送されますか?
2026年10月28日(水)0時28分から0時58分です。CBC公式サイトではSBSの放送枠を毎週火曜24時28分からと案内しています。
まとめ
10月28日SBS放送の「道との遭遇」で取り上げられる二階建てアンダーパスは、横浜市港南区にある上下の公道が並行する珍しい道路です。
謎の答えは、昔の砂利道を生かした整備、横浜横須賀道路の建設、昭和40年代の区画整理という土地の変化にありました。下の道のカーブや高低差、上の道が公道として残った理由を順番に見ることで、一見奇妙な二層構造にもはっきりした背景があると分かります。

