3か月でマスターする心理学(3)なぜ推し活をするのか?内容・講師・再放送|10/27 1:45
10月27日(火)午前1時45分からNHK総合1・東京で放送される「3か月でマスターする心理学(3)なぜ推し活をするのか?」は、身近な「推し活」を心理学から読み解く回です。
番組案内では、推し活をしている人は幸福感が高いという報告に触れながら、推し活の背景には誰にでも備わるある心の機能が働いていると紹介されています。講師は愛知淑徳大学教授の久保南海子さん、きき手は山田ルイ53世さんです。
今回は、推し活を「好きだから応援する」という行動だけで終わらせず、なぜ人は特定の人物や作品、キャラクターに強い意味を感じるのかという心の仕組みまで扱うのがポイントです。
3か月でマスターする心理学(3)の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月27日(火)1:45〜2:15 |
| 放送局 | NHK総合1・東京 |
| 番組名 | 3か月でマスターする心理学(3)なぜ推し活をするのか? |
| きき手 | 山田ルイ53世 |
| 講師 | 久保南海子 |
| テーマ | なぜ推し活をするのか? |
Gガイドの番組情報では、今回のテーマを「なぜ推し活をするのか?」とし、推し活をしている人の幸福感に関する報告や、誰にでもある心の機能を取り上げると案内しています。
NHK出版の2026年10月号では、10月の「心理学」シリーズを、怒り、詐欺、推し活、性格といった身近なテーマから心と行動の理由を学ぶ構成として紹介しています。第3回が今回の推し活です。
なぜ人は推し活をするのか?番組の中心テーマ
今回の放送で最も気になるのは、「推しが好き」という感情の正体です。番組案内では、推し活をしている人は幸福感が高いという報告にも触れています。
ただし、放送前に公開されている情報では、どの調査の数値を使うのか、対象者数や具体的な結果まで細かく示されているわけではありません。そのため、この記事では未確認の数字を先回りして断定せず、番組がどんな心理学の視点から推し活を説明しようとしているのかに絞ります。
推し活に働く「ある心の機能」とは?
講師の久保南海子さんは、愛知淑徳大学の公式紹介で、近年「推し活」を研究テーマの一つとして取り上げています。その説明の中で登場するのが、認知科学のプロジェクションという考え方です。
大学公式の研究室紹介では、プロジェクションを、自分が作り出した意味や表象を世界に映し出し、物理的な世界と心理的な世界を重ね合わせる心の働きとして説明しています。
これは、単に「思い込み」という言葉で片づけるものではありません。同じ人物や作品を見ても、人によって感じる価値や意味が違うことを考える手がかりになります。
今回の番組案内がいう「誰しもが持つ心の機能」が、久保さんの研究するプロジェクションとどのようにつながるのかは、放送を見るうえで大きな注目点です。
久保南海子教授はどんな研究者?
久保南海子さんは愛知淑徳大学心理学部教授です。愛知淑徳大学の公式プロフィールによると、日本女子大学で心理学を学び、大学院修了後は京都大学霊長類研究所や京都大学こころの未来研究センターなどで研究を重ね、2009年から愛知淑徳大学で教育・研究に携わっています。
日本心理学会の紹介では、専門として実験心理学、生涯発達心理学、認知科学が挙げられています。ここ数年は、プロジェクション・サイエンスを基にしたフィールド研究にも取り組んでいると紹介されています。
著書には『「推し」の科学』があり、推し活を単なる流行としてではなく、人間の認知や意味づけの働きから考える研究者です。今回の第3回に久保さんが講師として登場するのは、番組テーマとの結びつきが非常に分かりやすい人選といえます。
推し活と幸福感はどう関係する?
番組案内では、「推し活をしている人は幸福感が高いという報告も」と紹介されています。ここで大切なのは、「推し活をすれば必ず幸福になる」と単純化しないことです。
放送前情報では、どの研究を紹介するのか、因果関係をどのように説明するのかまでは明らかになっていません。番組で扱われる研究の条件や説明を確認しながら見るのがよいでしょう。
推しを応援する時間、作品について考える時間、イベントやグッズを通じて意味を感じる行動など、推し活にはさまざまな形があります。久保さんの研究テーマであるプロジェクションの視点が入ることで、なぜ対象が自分にとって特別な存在になるのかを考えやすくなります。
第1回・第2回から続く「身近な心理」のシリーズ
2026年10月の「3か月でマスターする心理学」は、日常で誰もが経験しやすいテーマを順番に扱っています。
第1回は「なぜ怒るのか?」で、怒りの奥にある感情や感情語彙、SELなどがテーマになりました。詳しい内容は3か月でマスターする心理学「なぜ怒るのか?」の記事で整理しています。
第2回は「なぜ詐欺に引っかかるのか?」で、人が判断するときに使う心理的な近道や、詐欺で悪用される心理原則に焦点が当たりました。第2回「なぜ詐欺に引っかかるのか?」の記事も合わせて見ると、シリーズが「心の弱さ」を責めるのではなく、人間に共通する心の働きを学ぶ構成になっていることが分かります。
第3回の推し活も同じ流れで、特別な一部の人だけの行動として扱うのではなく、誰にでもある心理機能から考える回になっています。
10月27日の放送は再放送?
今回の10月27日午前1時45分のNHK総合1・東京での放送は、第3回「なぜ推し活をするのか?」を視聴できる放送枠です。J:COMの番組情報では、同じ第3回が10月21日(水)21:30からEテレで放送される予定として掲載されています。
そのため、10月27日深夜の放送で初めて見る方も、すでにEテレで見た方がもう一度確認する場合も、テーマは同じ第3回です。
番組表は地域や編成によって表記が異なる場合があるため、自分の地域のNHK番組表で直前の放送時間を確認しておくと安心です。
見逃し配信はNHK ONEで確認
NHKは2026年10月から、番組配信アプリの名称をNHK ONEに統一しています。NHKの案内では、総合テレビ・Eテレの番組について同時配信や放送後の見逃し配信を提供しています。
今回の番組をネットで見たい場合は、NHK ONEの番組ページで配信対象になっているかを確認するのが確実です。2026年10月時点では、以前の「NHKプラス」という名称だけで探すより、「NHK ONE」で確認した方が現在のサービス名に合っています。
前回(第2回)は「なぜ詐欺に引っかかるのか?」
前回の第2回では、私たちが日常の判断で使う心理的な近道と、そこにつけ込む詐欺の仕組みがテーマでした。感情を揺さぶられたときに、普段なら慎重に考えられる人でも判断を誤る可能性があることを、心理学から学ぶ回です。
第3回の推し活は一見すると明るく楽しいテーマですが、「人は世界にどのように意味を与えるのか」という点では、シリーズ全体の「心と行動の秘密を知る」という流れにつながっています。
怒り、詐欺、推し活という異なるテーマを並べて見ることで、心理学が日常生活から遠い学問ではなく、毎日の選択や感情に直接関わる学問だと実感しやすくなります。
参考にした情報
- NHK出版「おとなの学びシリーズ NHK3か月でマスターする 心理学 2026年10月号」
- Gガイド「3か月でマスターする心理学(3)なぜ推し活をするのか?」
- J:COMテレビ番組表「3か月でマスターする心理学」
- 愛知淑徳大学「心理学部 心理学科 久保南海子」
- 日本心理学会「久保(川合)南海子氏」
よくある質問
3か月でマスターする心理学(3)はいつ放送されますか?
NHK総合1・東京では2026年10月27日(火)午前1:45〜2:15に放送予定です。地域や編成によって放送時刻が異なる場合があります。
第3回「なぜ推し活をするのか?」の講師は誰ですか?
講師は愛知淑徳大学教授の久保南海子さんです。認知科学やプロジェクション・サイエンスを研究し、推し活も研究テーマの一つにしています。
推し活に関係する心の働きとは何ですか?
久保南海子さんの研究では、世界に自分なりの意味や表象を重ねる「プロジェクション」という心の働きが扱われています。番組では、推し活に関わる誰にでもある心の機能を学ぶ構成です。
見逃し配信はどこで確認できますか?
2026年10月時点ではNHKの番組配信サービス「NHK ONE」で確認できます。配信対象や期間は各番組ページで確認してください。
まとめ
10月27日午前1時45分放送の「3か月でマスターする心理学(3)なぜ推し活をするのか?」は、推し活を人間の心の働きから考える回です。
講師は、推し活やプロジェクション・サイエンスを研究する愛知淑徳大学教授の久保南海子さん。番組案内では、推し活をしている人の幸福感に関する報告にも触れながら、誰にでもある心の機能を解き明かす内容とされています。
推しがいる人だけでなく、「なぜ人は特定の対象に特別な意味を感じるのか」と気になっている方にも、心理学を身近に感じやすい回です。第1回の怒り、第2回の詐欺と合わせて見ると、シリーズ全体のつながりも分かりやすくなります。

