田村淳のキキタイ!10月24日「認知戦」とは?黒井文太郎・山口真一・古谷経衡が解説|10/24 17:00
2026年10月24日(土)17時から放送のTOKYO MX「田村淳のキキタイ!」は、「あなたの脳に働きかける 21世紀の戦場『認知戦』」がテーマです。
「認知戦」という言葉は難しく見えますが、ポイントは、武器で直接攻撃するだけではなく、偽情報や戦略的な情報発信などを通じて人の考え方や判断、世論に影響を与えようとする動きにあります。番組には軍事ジャーナリストの黒井文太郎さん、国際大学教授の山口真一さん、作家の古谷経衡さんが出演し、身近なSNSともつながる問題を議論します。
田村淳のキキタイ!10月24日の放送内容と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月24日(土) |
| 放送時間 | 17:00〜17:55 |
| 放送局 | TOKYO MX1 |
| テーマ | あなたの脳に働きかける 21世紀の戦場「認知戦」 |
| MC | 田村淳 |
| 進行 | 中村仁美 |
| ゲスト | 黒井文太郎、山口真一、古谷経衡 |
| 配信 | TVer見逃し配信対象 |
TOKYO MX公式番組ページでは、「田村淳のキキタイ!」を毎週土曜17時00分から17時55分まで放送すると案内しています。番組は政治・経済・生活などの社会課題を専門家と現役大学生が一緒に議論し、「大学生と共に考え、創る東京」を掲げています。
10月24日のテーマと出演者については、番組公式Xアカウントの告知で「認知戦」がテーマとされ、黒井文太郎さん、山口真一さん、古谷経衡さんの出演が案内されています。Gガイドの10月24日番組情報でも、田村淳さん、中村仁美さん、3人のゲストが掲載されています。
認知戦とは何?簡単にいうと「人の判断」に働きかける戦い
認知戦は、人が何を信じ、どう判断し、どのように行動するかという「認知」の部分に働きかける戦いと理解すると分かりやすいです。
防衛省の2026年版防衛白書では、紛争が起きていない段階から、偽情報や戦略的な情報発信などによって人の認知に働きかけ、他国の世論や意思決定へ影響を及ぼそうとする情報戦が行われていると説明しています。つまり、戦場は軍事施設や国境だけではなく、スマートフォンの画面やSNS上の情報空間にも広がっているということです。
ここで重要なのは、認知戦を単に「フェイクニュースを流すこと」とだけ考えないことです。偽りの情報そのものだけでなく、本当の情報の一部を強調したり、感情を刺激する形で拡散したり、対立を深める情報を大量に流したりすることで、受け手の判断に影響を与えることも問題になります。
情報戦と認知戦はどう違う?
日常では「情報戦」と「認知戦」が近い意味で使われることがあります。防衛省は「認知領域を含む情報戦」という表現を使い、情報収集、偽情報の真偽や意図の分析、適切な情報発信などを一体として説明しています。
情報そのものを奪う、隠す、改変することだけでなく、その情報を受け取った人が「何を正しいと思うか」「誰を信用するか」「どんな政策を支持するか」といった判断にまで作用する点が、認知領域を考えるうえで大きなポイントです。
防衛省は、日本側がSNSなどで偽情報を流したり、世論操作や謀略を行ったりすることはしないと明示しています。そのうえで、外国からの偽情報を見破り、分析し、正確な情報を発信する能力を強める方針を示しています。
なぜ今「認知戦」が注目されている?
2026年版防衛白書は、SNSやインフルエンサーなどを媒体にした偽情報の流布、政府への信頼低下や社会の分断を狙う情報拡散への懸念を挙げています。ロシアによるウクライナ侵略、イスラエル・パレスチナ情勢、台湾総統選、アメリカ大統領選などでも、情報空間への働きかけが問題になってきました。
SNSでは、情報が短時間で大量に広がります。しかも、怒りや不安、驚きを感じる内容ほど共有されやすい場面があります。自分が「信じたい」と感じる情報だけを繰り返し見ると、事実確認より先に印象が固まってしまうこともあります。
そのため認知戦の問題は、安全保障の専門家だけが考えればよい話ではありません。ニュースをSNSで知る人、動画で時事問題を見る人、コメント欄やおすすめ投稿から情報を受け取る人にとっても身近なテーマです。
AI時代は偽画像・偽動画にも注意
AI技術の進歩によって、もっともらしい文章、画像、音声、動画を以前より簡単に作れるようになりました。見た目や声だけで「本物」と判断することが難しくなるほど、情報の出所を確認する習慣が重要になります。
防衛省も、各国による情報発信の真偽を見極めるため、SNS情報などを自動収集する機能の整備を進めています。2026年版防衛白書では、2025年度に陸上自衛隊の情報作戦隊、海上自衛隊の情報作戦集団を新編したことも紹介されています。
番組で「あなたの脳に働きかける」と表現しているのは、単に軍事技術を解説するのではなく、私たち自身が情報をどう受け止めるかまで含めて考えるテーマだからでしょう。
ゲスト3人はどんな専門家?
今回の「認知戦」を考えるうえで、ゲスト3人の専門分野はそれぞれ異なります。その違いを知っておくと、番組でどんな角度から議論が展開されるかを理解しやすくなります。
黒井文太郎は情報戦・安全保障に詳しい軍事ジャーナリスト
黒井文太郎さんは軍事ジャーナリストです。国際紛争、安全保障、情報機関、テロ、情報戦などを長く取材してきました。出版社勤務後、海外を拠点に紛争地域を取材し、「軍事研究」特約記者や「ワールド・インテリジェンス」編集長などを経験しています。
認知戦を「軍事や安全保障の現場ではどう使われるのか」「国家間の情報工作とどのようにつながるのか」という視点から見る役割が期待されます。
山口真一はSNS・偽情報を研究する国際大学教授
山口真一さんは国際大学グローバル・コミュニケーション・センターの教授・主幹研究員です。公式プロフィールでは、2026年2月から教授を務めています。
山口さんはSNS、インターネット上の情報流通、偽情報などを研究してきた専門家として知られています。軍事分野の話だけでなく、一般の利用者がSNSでどのように情報を受け取り、拡散し、影響を受けるのかという観点は、10月24日のテーマと特に相性がよさそうです。
古谷経衡はネット言論や政治・社会を論じる作家
古谷経衡さんは作家・評論家で、インターネット、ネット上の政治言論、若者論、社会・政治など幅広いテーマで執筆してきました。
認知戦では、情報を発信する側の技術だけでなく、それを受け取る社会の分断や政治意識も重要です。古谷さんがネット言論や社会の受け止め方という側面からどんな意見を示すのかも注目点になります。
番組で注目したい3つのポイント
1つ目は、認知戦と普通の宣伝・世論形成の境界です。政治家や企業、メディアが自分たちの主張を広めること自体は日常的に行われています。そこから悪意ある偽情報、組織的な影響工作、国家安全保障上の脅威をどう区別するのかは、分かりやすいようで難しい論点です。
2つ目は、SNS利用者がどこまで対策できるのかです。情報の出所を確かめる、一次情報を見る、刺激的な投稿をすぐに共有しないなど、個人でできることはあります。一方で、大規模な組織的工作まで個人だけで見抜くのは限界があります。国、プラットフォーム、メディア、利用者の役割分担が議論されるか注目です。
3つ目は、対策と表現の自由のバランスです。偽情報への対応を強める一方、正当な意見や批判まで封じれば別の問題が生まれます。何を「有害な情報」と判断するのか、その判断主体は誰なのかという点は、認知戦対策を考える際に避けて通れません。
前回10月17日は「新型うつ」を特集
前回10月17日の「田村淳のキキタイ!」は、若者に広がるとされる「新型うつ」をテーマに、社会的背景やSNSと心の疲れの関係などを議論しました。
10月17日の「新型うつ」回の記事では、テーマと出演者を整理しています。今回の「認知戦」とは分野が違いますが、SNSが人の心理や行動にどう関わるかという点では、続けて考える部分もあります。
また、10月10日は水道料金の地域差や老朽化する水道インフラがテーマでした。10月10日の水道インフラ回を見ると、身近な生活問題から安全保障まで、番組が扱う社会課題の幅広さが分かります。
見逃し配信はTVer
TOKYO MXの配信対応番組一覧では、「田村淳のキキタイ!」はTVerで見逃し配信する番組として掲載されています。17時の生放送をリアルタイムで見られない場合は、TVerの番組ページで対象回と配信期間を確認するとよいでしょう。
「認知戦」はニュースで言葉だけを見ても意味をつかみにくいテーマです。軍事、安全保障、SNS、偽情報、政治や社会の分断を別々に見るのではなく、一つの問題として専門家の議論を聞ける回になりそうです。
参考にした情報
- TOKYO MX「田村淳のキキタイ!」公式サイト
- TOKYO MX 配信対応番組一覧
- 番組公式X投稿の検索表示(10月24日予告)
- Gガイド 2026年10月24日番組表
- 防衛省 令和8年版防衛白書「認知領域を含む情報戦などへの対処」
- 防衛省「認知領域を含む情報戦への対応」
- 国際大学GLOCOM「山口真一」プロフィール
よくある質問
田村淳のキキタイ!10月24日のテーマは何ですか?
テーマは「あなたの脳に働きかける 21世紀の戦場『認知戦』」です。偽情報や戦略的な情報発信が人の判断や世論に与える影響を考える内容です。
認知戦とは簡単にいうと何ですか?
偽情報や情報発信などを通じて、人の認知や判断、世論、意思決定に影響を与えようとする戦いです。防衛省は「認知領域を含む情報戦」として対策を進めています。
10月24日のゲストは誰ですか?
軍事ジャーナリストの黒井文太郎さん、国際大学教授の山口真一さん、作家の古谷経衡さんが出演予定です。MCは田村淳さん、進行は中村仁美さんです。
見逃し配信はありますか?
TOKYO MXの配信対応番組一覧では、「田村淳のキキタイ!」はTVer見逃し配信の対象番組として掲載されています。対象回や配信終了時刻はTVerで確認してください。
まとめ
2026年10月24日17時からの「田村淳のキキタイ!」は、21世紀の戦場「認知戦」がテーマです。黒井文太郎さん、山口真一さん、古谷経衡さんが出演し、軍事・安全保障だけでなく、SNSや偽情報が私たちの判断にどう影響するのかを考えます。
認知戦は遠い国の戦争だけの話ではありません。SNSでニュースを見る日常の中でも、情報の出所を確かめ、感情を強く刺激する情報ほど一度立ち止まって見る姿勢が関係してきます。放送前に「人の認知が戦場になる」という基本を押さえておくと、3人の専門家の議論をより理解しやすくなるでしょう。

