TV

  • HOME
  • ブログ
  • TV
  • 落語研究会10月20日第244回|瀧川鯉昇「馬のす」と三笑亭夢丸「冥土の喧嘩」の見どころ|10/20 5:00

落語研究会10月20日第244回|瀧川鯉昇「馬のす」と三笑亭夢丸「冥土の喧嘩」の見どころ|10/20 5:00

10月20日(火)あさ5時からBS-TBSとBS-TBS 4Kで放送される「落語研究会」は、第244回の再放送です。今回の演目は、瀧川鯉昇さんの「馬のす」と、三笑亭夢丸さんの「冥土の喧嘩」の二席です。

BS-TBS公式では、よみうり大手町ホールで披露された「落語研究会」の高座から選りすぐりの演目を放送すると案内しています。短い滑稽噺の妙を楽しめる「馬のす」と、夫婦げんかを題材にした「冥土の喧嘩」は性格の違う二席なので、朝の1時間で落語の幅を感じられる組み合わせです。

落語研究会第244回の放送日時と出演者

項目内容
放送日2026年10月20日(火)
放送時間5:00〜6:00
放送局BS-TBS/BS-TBS 4K
演目1「馬のす」瀧川鯉昇
演目2「冥土の喧嘩」三笑亭夢丸
解説宮信明
聞き手赤荻歩(TBSアナウンサー)

BS-TBS公式のお知らせには、10月20日あさ5時から第244回を再放送し、瀧川鯉昇さんの「馬のす」と三笑亭夢丸さんの「冥土の喧嘩」を届けると明記されています。番組の基本キャストとして、解説は宮信明さん、聞き手は赤荻歩アナウンサーです。

今回の二席は、2025年にTBS系の「落語研究会」で放送された組み合わせでもあります。TBSの過去放送一覧には、2025年8月17日の放送として同じ二演目が掲載されており、今回のBS-TBS放送はその高座を改めて楽しめる機会です。

瀧川鯉昇「馬のす」はどんな噺?

「馬のす」は、釣り好きの男と、意味ありげな言葉で相手を不安にさせる友人のやり取りを軸にした滑稽噺です。釣り糸に困った男が馬の尾の毛を抜いたところ、友人から「えらいことをした」と言われ、何が起きるのか気になって仕方がなくなります。

友人はすぐに答えを教えず、酒や肴をごちそうになりながら話を引き延ばします。聞き手も主人公と一緒に「馬の尾を抜くと何が起きるのか」と引っ張られ、最後に大げさな不安が一気にほどける構造が笑いにつながります。

「馬のす」の見どころは間とじらし

この噺では、大事件が起こるわけではありません。むしろ、友人の思わせぶりな言葉と、答えを早く知りたい男の焦りが少しずつ膨らんでいく過程そのものが見どころです。

TBSチャンネル公式は瀧川鯉昇さんについて、独特の雰囲気や「間」で観衆を引き付ける実力派と紹介しています。「馬のす」は、まさにその間の取り方が効きやすい噺で、言葉を急がず、相手の不安が育つ時間をどう見せるかが味わいになります。

落語芸術協会の公式プロフィールによると、瀧川鯉昇さんは静岡県浜松市出身の真打で、協会理事も務めています。1983年のNHK新人落語コンクール最優秀賞をはじめ複数の受賞歴があり、「はじめて聞く人にわかりやすい噺を心がけています」とコメントしています。初めてこの演目を聞く人にも、会話の流れや人物の気持ちが伝わりやすい高座に注目です。

三笑亭夢丸「冥土の喧嘩」はどんな噺?

「冥土の喧嘩」は、題名の通りあの世に行ってからもけんかを続ける夫婦を題材にした噺です。資料によって細部の演出には違いがありますが、亡くなった夫婦がなお仲たがいし、縁の深い人物のもとへ姿を見せるという、幽霊が登場しながらも重苦しさより人情味と可笑しみを前面に出した展開で知られています。

「冥土」という言葉から怪談のような話を想像するかもしれませんが、中心にあるのは夫婦のやり取りです。生前からけんかを重ねていた二人が、死後も同じ調子で言い合う姿には、仲の悪さだけでは説明できない距離の近さがあります。

三笑亭夢丸の明快な語り口に注目

TBSチャンネル公式は、二代目三笑亭夢丸さんを童顔と滑舌の良さが特徴と紹介しています。登場人物が複数いて会話が続く噺では、誰が話しているのかが自然に伝わることが大切です。「冥土の喧嘩」では、夫婦それぞれの性格や感情の切り替えをどう聞かせるかに注目すると楽しみやすくなります。

落語芸術協会の公式プロフィールによると、三笑亭夢丸さんは新潟県新発田市出身。2002年に初代三笑亭夢丸へ入門し、2015年に真打へ昇進して二代目三笑亭夢丸を襲名しました。花形演芸大賞では銀賞、金賞の受賞歴があり、現在も寄席や落語会で活動しています。

二席を続けて見ると何が面白い?

第244回は、同じ「笑い」を扱いながら、二席の作りがかなり違います。「馬のす」は、答えをじらしながら一つの勘違いや不安を膨らませていく、コンパクトな会話劇として楽しめます。

一方の「冥土の喧嘩」は、夫婦という関係性を土台にして、けんかの中にも情がにじむ人物描写が味わいになります。先に「馬のす」で間とオチの鮮やかさを楽しみ、その後に「冥土の喧嘩」で人物同士の掛け合いを味わうと、落語の笑いが一つの型だけではないことがよく分かります。

今回の演目は、どちらも設定を知らなくても聞き始められる点が魅力です。細かな背景を覚えておく必要はなく、「この人はなぜ焦っているのか」「この夫婦はなぜ言い合っているのか」という人物の感情を追うだけでも十分に楽しめます。

「落語研究会」はどんな番組?

BS-TBS公式によると、「落語研究会」は、よみうり大手町ホールで人気落語家の口演が披露されるTBS主催の落語会から、珠玉の演目を選んで放送する番組です。

TBSチャンネル公式では、落語研究会の歴史は1905年にさかのぼり、落語の研究や後進の養成、寄席の改良を掲げて始まったと紹介されています。1968年3月以降はTBSテレビ主催で毎月例会が開かれ、当代の落語家が高座を務めてきました。

テレビ向けに作られた企画ではなく、実際の落語会で披露された口演をじっくり見ることができるのが番組の特徴です。演目そのものだけでなく、噺家ごとのテンポ、間、表情、人物の演じ分けを映像で確認できる点も魅力です。

過去の「落語研究会」の演目も知りたい方は、第243回「氏子中」「猫の災難」などを紹介した記事もあわせてどうぞ。

BS-TBS 4Kで見る場合のポイント

BS-TBS公式は、4Kアイコンが付いた番組について、BS-TBS 4Kで視聴すると4K映像を楽しめると案内しています。今回の番組情報はBS-TBSとBS-TBS 4Kの両方に掲載されています。

落語は派手な映像演出よりも、高座での表情やしぐさ、扇子や手ぬぐいの使い方、視線の動きが重要です。4K環境がある場合は、噺家の細かな表情や所作にも目を向けると、音だけで聞く落語とは違った楽しみ方ができます。

参考にした情報

よくある質問

落語研究会第244回はいつ放送されますか?

2026年10月20日(火)あさ5:00〜6:00にBS-TBSとBS-TBS 4Kで放送されます。

第244回の演目と出演者は誰ですか?

瀧川鯉昇さんの「馬のす」と、三笑亭夢丸さんの「冥土の喧嘩」です。解説は宮信明さん、聞き手はTBSの赤荻歩アナウンサーです。

「馬のす」はどんな落語ですか?

馬の尾の毛を抜いた男が、友人の思わせぶりな言葉で不安になり、答えを聞くために酒や肴を振る舞う滑稽噺です。じらしと間が大きな聞きどころです。

「冥土の喧嘩」は怪談ですか?

幽霊が登場する設定はありますが、怖さを中心にした怪談というより、夫婦のけんかと情を可笑しく描く噺として楽しめます。

まとめ

10月20日あさ5時の「落語研究会」第244回は、瀧川鯉昇「馬のす」と三笑亭夢丸「冥土の喧嘩」の二席です。「馬のす」ではじらしと間の笑い、「冥土の喧嘩」では夫婦の掛け合いと人物描写が見どころになります。

同じ1時間の中で性格の異なる二席を聞き比べられるのが今回の魅力です。演目の筋を少し知ったうえで、二人の噺家が登場人物をどう立ち上げるのかに注目すると、より高座を楽しみやすくなります。

このテーマの関連記事はこちら