「カマキリ」第8話ネタバレ|模倣犯の正体とイシンの過去、最終回「化粧をした少女」の結末|10/9 21:15
10月9日(金)21時15分からWOWOWプライムで放送される韓国サスペンス「カマキリ」第8話は、「化粧をした少女」という題名の最終回です。WOWOW公式では全8話であることと、この回が初回・最終回として放送されることが案内されています。
日本での初回放送前ですが、韓国では2025年9月27日に最終回まで放送済みです。ここでは韓国SBS公式の第8話映像と放送済み内容をもとに、模倣犯の正体、ジョン・イシンの過去、父ジョン・ヒョンナムの秘密、チャ・スヨルが最後に選ぶ相手、2年後のラストまで時系列で整理します。未視聴の方は結末まで触れるためご注意ください。
「カマキリ」第8話の放送日時と最終回情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月9日(金)21:15〜 |
| 放送局 | WOWOWプライム |
| 話数 | 第8話・最終回 |
| サブタイトル | 化粧をした少女 |
| 主な出演 | コ・ヒョンジョン、チャン・ドンユン、チョ・ソンハ、イエルほか |
| 作品 | 2025年韓国ドラマ、全8話 |
WOWOW公式は、本作を“カマキリ”と呼ばれた女性連続殺人犯と刑事になった息子が模倣殺人を追うクライムサスペンスとして紹介しています。第8話は、これまで別々に見えていた模倣殺人事件とイシン自身の原点が一本につながる回です。
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最終回で最大のポイントになるのは、模倣犯ソ・アラとの決着だけではありません。事件のさらに奥に、イシンが幼少期に父ヒョンナムから受けた虐待と、母の死に関わる真相が隠れていたことが明らかになります。
スヨルは最後まで「殺人で正義を実現してはいけない」という刑事としての一線を守ろうとします。しかし、祖父として信じてきたヒョンナムの過去を知ったことで、自分の家族観そのものを揺さぶられます。
そして火災の中でスヨルが救い出すのはイシンです。長いあいだ拒絶してきた母を「母さん」と呼ぶ場面は、事件解決以上にこのドラマの母子関係の結論を示しています。
模倣犯は誰だった?
第8話までに中心的な模倣犯として浮かび上がるのはソ・アラです。アラはイシンを単なる犯罪者として崇拝していたのではなく、自分を救った存在、さらには“母”のような存在としてゆがんだ愛情を向けています。
SBS公式の第8話クリップでも、アラがイシンに強い執着を見せ、イシンに対して自分との特別なつながりを求める場面が公開されています。ところがイシンは、アラと自分を同じ存在とは認めません。
ここが重要です。イシンは過去に殺人を重ねた人物ですが、アラが期待するような“殺人を肯定し合う母娘”にはならないのです。アラにとって最大の裏切りは、イシンが自分よりスヨルを守ろうとすることでした。
第8話ネタバレを時系列で整理
1. 人質交換のあと、アラはイシンを連れて逃げる
物語は、イ・ジョンヨンをめぐる緊迫した人質交換から大きく動きます。イシンはジョンヨンを守る側に回り、アラと行動をともにすることになります。
ジョンヨンは救出後、スヨルにイシンを助けるよう伝えます。スヨルにとってイシンは連続殺人犯であり、長年距離を置いてきた母でもあります。それでもこの時点では「事件の重要人物」ではなく、危険にさらされた一人の人間として追うことになります。
2. アラがイシンを“母”のように求める
逃走先でアラは、自分がどれほどイシンに救われ、影響を受けてきたかを訴えます。SBS公式映像でも、アラのイシンへの執着が強く描かれています。
しかし、イシンはアラの期待を拒絶します。自分とアラは同じではないと線を引くため、アラが作り上げてきた幻想は崩れます。
アラの犯行は、イシンの過去の犯罪を模倣するだけでなく、「イシンなら自分を理解してくれる」という思い込みによって強化されていました。第8話では、その思い込みこそがアラの弱点になります。
3. イシンが反撃し、アラから一枚の写真を受け取る
イシンは拘束から抜け出してアラに反撃します。その後、アラはイシンに幼いころの写真を渡します。
この写真は単なる思い出ではありません。イシンが封じ込めてきた幼少期の記憶と、父ヒョンナムへ向かう理由を結び付ける重要な手掛かりになります。
第8話のサブタイトル「化粧をした少女」も、少女時代のイシンに起きた出来事と重なって見えてきます。化粧は華やかさの象徴ではなく、彼女の過去の恐怖を呼び起こす記号として機能します。
4. スヨルとナヒがアラの潜伏先へ
スヨルは手掛かりを追ってアラの潜伏先へ向かいます。キム・ナヒもその後を追い、アラとの直接対決に入ります。
この場面でアラの逃走劇は終盤を迎えます。ナヒは負傷しながらもスヨルを支え、スヨルはイシンを追うことを優先します。
模倣犯を捕まえればすべて終わると思われていた事件が、ここからイシン自身の家族の秘密へ切り替わるのが最終回の大きな構造です。
イシンの父ヒョンナムは何をしていた?
スヨルはアラ側に残された資料やイシンの治療記録をたどり、母が幼少期に受けていたことを知ります。そこで浮かぶのが、スヨルが祖父として信頼してきたジョン・ヒョンナムです。
イシンは幼いころ、父ヒョンナムから性的な加害を受けていました。母は娘を守ろうとしますが、家庭内で起きた悲劇によって命を失い、火事も起こります。
スヨルにとって衝撃なのは、ヒョンナムが単なる“厳しい祖父”ではなかった点です。これまでスヨルが母イシンを遠ざけるうえで、祖父から聞かされてきた記憶や説明そのものを疑わなければならなくなります。
なぜイシンは父のもとへ向かった?
イシンが父のもとへ向かった理由は、忘れていた過去と向き合うためです。アラから渡された写真や治療で戻った記憶によって、彼女の怒りはヒョンナムへ集中します。
ヒョンナムは宗教者として生き、自分は変わった、許されたという態度を見せます。しかしイシンにとって、過去の被害が消えるわけではありません。
さらに現場にいる少女の姿が、イシンとスヨルに「同じことが終わっていないのではないか」という疑念を抱かせます。最終回の題名がここで重く響きます。
スヨルはなぜ祖父ではなく母イシンを救った?
スヨルはヒョンナムへの怒りを抑えきれなくなりますが、イシンは息子が殺人者になることを止めようとします。自分と同じ道へ進ませないことが、母としてできる最後の選択だからです。
その後、教会は火に包まれます。火災の中にはイシンとヒョンナムが残り、スヨルはどちらを救うのかという究極の場面に直面します。
スヨルが選んだのはイシンでした。これはヒョンナムの罪を私刑で裁くという意味ではなく、スヨルが長年否定してきた母との関係を、自分の意思で取り戻す選択と見ることができます。
救出したイシンに向かってスヨルが母として呼び掛けることで、母子の間に初めて明確な感情の橋が架かります。事件の真相を知ったからといってイシンの過去の殺人が消えるわけではありませんが、スヨルは「殺人犯の母」と「傷ついた一人の母親」を同時に見るようになります。
チェ・ジュンホはイシンをどう見ていた?
SBS公式第8話クリップでは、チェ・ジュンホがスヨルに対して、イシンへの長年の思いを語る場面も公開されています。
ジュンホは、法の中で救えなかった被害者たちを見てきた刑事です。そのためイシンの行為を全面的に肯定するわけではなくても、彼女がなぜ加害者へ向かったのかを単純な“悪”だけでは片付けません。
この視点はスヨルと対照的です。スヨルは最後まで法と命を守る刑事であろうとし、ジュンホは現実に救えなかった人への後悔を抱えています。イシンをめぐる二人の考え方の差が、本作の「正義と私刑」のテーマを最後まで残します。
2年後のラストはどうなる?
事件後、イシンは再び刑務所で生活します。スヨルは家庭を持ち、過去だけに縛られない人生へ進んでいます。
ところが2年後、ジュンホが殺害されたというニュースが流れます。イシンにとっても穏やかではいられない知らせです。
その後、スヨルとナヒがイシンを訪ねます。物語は完全にすべての不穏さを消して終わるのではなく、「事件が終わっても暴力の連鎖は本当に断ち切れたのか」という余韻を残します。
続編を示す終わり方なの?
最終回は新たな事件を思わせる引きを置きますが、WOWOW公式では本作を全8話として案内しています。したがって、日本放送時点で第9話が続く構成ではありません。
あくまで作品の最後に、スヨル・ナヒ・イシンの関係と、新しい不穏さを残す終幕です。続編の有無を断定できる公式発表は、今回確認したWOWOWの番組ページには掲載されていません。
前回の第6話までに押さえておきたい伏線
今回の最終回を見る前に、模倣犯の視点が強くなる第6話までを整理しておくと理解しやすくなります。第6話については「カマキリ」第6話「犯人の視点」考察で、模倣犯につながる手掛かりをまとめています。
また、家族関係が混線し始めた第4話は「カマキリ」第4話の人物相関図もあわせて見ると、スヨルが母イシンと祖父ヒョンナムをどう認識してきたのか整理しやすいです。
第8話は、模倣犯を突き止めるだけでなく「スヨルは誰から過去を教えられ、何を信じてきたのか」が反転する最終回です。
「化粧をした少女」という題名の意味を考察
最終回タイトルの「化粧をした少女」は、幼いイシンの記憶と現在の少女を重ねる言葉として見ると理解しやすくなります。
大人が子どもへ施す“化粧”は普通なら遊びや晴れの日を想像させます。しかし本作では、そのイメージが安全ではない記憶と結び付きます。視聴者は、イシンがなぜ父へ強い怒りを向けるのかを、説明だけでなく視覚的なモチーフからも受け取ることになります。
同時に、イシン自身も「怪物のような連続殺人犯」という表面だけでは説明できない人物になります。被害者だった過去と、加害者になった事実は両方残り、どちらか一方だけで彼女を判断できないのが最終回の難しいところです。
参考にした情報
- WOWOW公式「コ・ヒョンジョン主演 韓国サスペンス『カマキリ』」
- WOWOWオンデマンド「カマキリ」第8話
- SBS公式 第8話クリップ「アラがイシンへ執着を見せる場面」
- SBS公式 第8話クリップ「ジュンホがイシンへの思いを語る場面」
- SBS公式検索「사마귀 : 살인자의 외출」
- The Review Geek「Queen Mantis Episode 8 Recap」
よくある質問
「カマキリ」第8話は最終回ですか?
はい。WOWOW公式では「カマキリ」は全8話で、第8話「化粧をした少女」が最終回として2026年10月9日21時15分から放送されます。
第8話の模倣犯は誰ですか?
最終局面でイシンへ強い執着を見せるソ・アラが中心的な模倣犯として描かれます。アラはイシンを“母”のような存在として求めますが、イシンはその関係を拒みます。
イシンの父ヒョンナムの秘密は何ですか?
イシンが幼いころ父ヒョンナムから加害を受けていた過去が明らかになります。スヨルは、信じてきた祖父像と母について教えられてきた記憶を見直すことになります。
最後にスヨルは誰を助けますか?
火災の中でスヨルは母イシンを救い出します。長年拒絶してきた母へ呼び掛ける場面が、二人の関係の大きな転換点になります。
まとめ
「カマキリ」第8話「化粧をした少女」は、ソ・アラとの模倣殺人事件の決着と、ジョン・イシンが抱えてきた幼少期の傷を同時に描く最終回です。
最大の反転は、スヨルが信じてきた祖父ヒョンナムの過去を知ることです。スヨルは怒りに飲まれそうになりながらも、母イシンによって殺人者になる道を止められます。
そして火災の中でイシンを救い、母として呼び掛けることで、スヨルは「連続殺人犯の息子」という呪縛だけではない関係を選びます。2年後にはジュンホの死という不穏な出来事も示され、事件の終結と同時に、暴力や罪をどう受け止めるかという問いを残して物語は幕を閉じます。

