巌金四郎の出演作品まとめ|『鐘の鳴る丘』『竜馬がゆく』『赤穂浪士』まで
巌金四郎は、ラジオドラマ草創期からテレビ時代まで活動した声優・俳優です。代表作として『向う三軒両隣り』が知られますが、出演記録をたどると『鐘の鳴る丘』『赤穂浪士』『竜馬がゆく』など、NHKの重要作品にも名前が確認できます。
ここでは、現在確認できる公的・準公的な番組記録を中心に、巌金四郎の出演作品を「ラジオ」と「テレビ」に分けて整理します。
ラジオの代表作『向う三軒両隣り』
人物事典で代表的な仕事として挙げられているのが『向う三軒両隣り』です。巌金四郎は坂東亀造役を担当し、1947年から1953年まで続く長期の出演となりました。
ラジオでは映像がないため、俳優の声そのものが人物の姿を作ります。巌金四郎はNHK放送劇団1期生として、その技術を早い時期から磨いていました。
『鐘の鳴る丘』では語りを担当
放送ライブラリーの『連続放送劇 鐘の鳴る丘〔15〕』には、1947年8月23日放送回の出演者情報が残っています。そこには小山源喜らの出演とともに、「語り:巌金四郎」と記録されています。
この記録から、巌金四郎が役柄を演じるだけでなく、物語全体を導くナレーションでも活躍していたことが分かります。
NHK大河ドラマ『赤穂浪士』にも出演
放送ライブラリーには、1964年11月22日放送のNHK大河ドラマ『赤穂浪士』第47回「討入り」の出演者として巌金四郎の名前があります。主演は長谷川一夫で、多数の俳優が出演した大規模な時代劇でした。
ラジオ放送劇で培った演技力を持つ巌金四郎が、テレビ時代の大河ドラマにも参加していたことを示す記録です。
『竜馬がゆく』第16回はNHK公式で確認できる
NHKオンデマンドでは、1968年放送の大河ドラマ『竜馬がゆく』第16回の出演者として、北大路欣也、水谷良重、高橋英樹、下川辰平、菅井きんらと並び、巌金四郎の名前が確認できます。
第16回は、坂本竜馬が薩摩藩の動きを聞き、ついに脱藩を決意する回です。現在NHKに映像が残る回として配信されており、巌金四郎のテレビ出演を公式情報で確認できる貴重な例です。
『樅ノ木は残った』などテレビ出演も継続
1970年の大河ドラマ『樅ノ木は残った』についても、番組データベースで巌金四郎の出演が確認できます。ラジオ黄金期から20年以上を経ても、時代劇・テレビドラマで活動を続けていたことが分かります。
このほかにも巌金四郎はアニメーションや映画を含む複数の作品に出演していますが、作品名ごとに情報精度が異なるため、本記事では公的記録で裏付けやすいNHK関連作品を中心に整理しています。
出演作品から見える巌金四郎の特徴
巌金四郎の出演歴を時系列に見ると、1940年代のラジオドラマ、1960年代のテレビ大河、1970年代以降の映像作品へと活動の場が移っています。媒体が変わっても、声と演技の両方を生かして長く活動した点が特徴です。
とくに『向う三軒両隣り』の役者、『鐘の鳴る丘』の語り、大河ドラマの出演者という三つの顔を見ると、巌金四郎が単なる「声優」ではなく、放送全般を支えた俳優だったことが分かります。
参考情報
- NHKアーカイブス・人物記事「巌金四郎」
- コトバンク「巌金四郎」
- 放送ライブラリー「連続放送劇 鐘の鳴る丘〔15〕」
- NHKオンデマンド「大河ドラマ 竜馬がゆく 第16回」
- 放送ライブラリー「赤穂浪士〔47〕 討入り」
FAQ
巌金四郎の代表作は何ですか?
ラジオ『向う三軒両隣り』の坂東亀造役が代表作として知られています。
巌金四郎は『鐘の鳴る丘』で何を担当しましたか?
放送ライブラリーに残る回では語りを担当しています。
巌金四郎は大河ドラマに出演しましたか?
はい。『赤穂浪士』『竜馬がゆく』などに出演記録があります。
『竜馬がゆく』の巌金四郎出演回は確認できますか?
NHKオンデマンドで第16回の出演者として名前を確認できます。
まとめ
巌金四郎の出演作品をたどると、『向う三軒両隣り』『鐘の鳴る丘』などのラジオ作品から、『赤穂浪士』『竜馬がゆく』などのテレビ大河ドラマまで活動が広がっています。
長いキャリアを通じて、演技と語りの両方で放送を支えたことが、巌金四郎という人物の大きな特徴です。

