最後ののれんのロケ地「みどりや」はどこ?高崎・とんかつ藤よしとカツライスを解説
テレビ東京系で2026年9月に放送されたドラマ「最後ののれん‐新太と絶メシの夏‐」を見て、「食堂みどりやは本当にある店?」「ロケ地はどこ?」と気になった人も多いのではないでしょうか。結論から言うと、劇中の「みどりや」は架空の食堂ですが、撮影には群馬県高崎市で実際に営業していた絶メシ店「とんかつ 藤よし」が使われています。
しかも、店の外観だけを借りたのではありません。公式情報では、劇中で津川清志が作るとんかつ料理も、藤よしの人気メニュー「カツライス」の再現に挑んだと説明されています。ドラマの温度感を支える重要な舞台として、実在した店の記憶が作品に取り込まれています。
「最後ののれん」のロケ地は高崎市の「とんかつ 藤よし」
テレビ東京の公式イントロと高崎市の公式発表は、ドラマの舞台となる「みどりや」のロケ地が、地元住民に親しまれながら2023年に暖簾を下ろした「とんかつ 藤よし」だと明記しています。高崎市はテレビ東京と共同で本作を制作し、撮影はすべて市内で行われたと案内しています。
そのため、「みどりや」という店名で現在の営業店舗を探しても、ドラマと同じ店は見つかりません。検索するときは「最後ののれん みどりや 実在」よりも、「最後ののれん ロケ地 藤よし 高崎」の組み合わせで調べると、作品の背景を確認しやすくなります。
| ドラマ内の店名 | みどりや(架空) |
|---|---|
| ロケ地 | とんかつ 藤よし |
| 場所 | 群馬県高崎市 |
| 店の状況 | 2023年に閉店 |
| 作品での位置づけ | 70年以上続く絶メシ食堂のモデルとなる舞台 |
みどりやは実在する?店名は架空でも「絶メシ店の記憶」は実在
監督の菅井祐介さんは公式コメントで、「みどりや」は架空の一軒の店でありながら、「絶メシロード」制作を通じて多くの店主から聞いてきた話を凝縮して作った舞台だと説明しています。つまり、特定の実在店をそのままドラマ化したというより、実在する絶メシ店の歴史や店主の思いを重ねたフィクションです。
この設定があることで、新太と清志の物語は「一軒の店が閉じる話」にとどまりません。高齢化や後継者不足、店主自身の区切りなど、長く愛された個人店が抱える現実を感じさせる構造になっています。実在の藤よしをロケ地に選んだことも、閉店する店の空気を作品に持ち込む役割を果たしています。
劇中の「カツライス」は藤よしの人気メニューを再現
前編の公式番組情報では、新太が「みどりや」で働く中、清志のこだわりのカツライスや店への思いに触れ、徐々にやりがいを見つけていく流れが紹介されています。食事は背景ではなく、新太が店と清志を理解していくための重要な要素です。
テレビ東京公式は、劇中のとんかつについて「とんかつ 藤よし」の人気メニューだったカツライスの再現に挑んだ一品としています。料理の見た目だけでなく、店の積み重ねや「もう食べられないかもしれない味」という絶メシのテーマを象徴する存在として見ると、ドラマの印象がより深くなります。
なぜ高崎が舞台なの?「絶メシリスト」発祥の地だから
本作の舞台が高崎なのは偶然ではありません。高崎市は「絶メシリスト」のはじまりの地であり、テレビ東京の「絶メシロード」シリーズもこの取り組みを原案の一つとして発展してきました。「最後ののれん」は、旅人が絶メシ店を訪れる従来シリーズとは視点を変え、店側から「続けること」と「終えること」を描いています。
前編では駅伝メンバーから外れた新太が働き始め、後編では閉店を知った新太が最後にもう一日だけ営業することを提案します。高崎という土地と、そこで続いてきた店の時間が重なり、世代の違う二人が短い夏を通じて心を通わせる物語になっています。
「とんかつ 藤よし」を現在訪れることはできる?
公式情報では藤よしは2023年に閉店したとされているため、ドラマ放送後に同じ店で食事をすることはできません。聖地巡礼を考える場合も、閉店店舗の建物や周辺は私有地・生活圏である可能性があります。現地では立ち入りや長時間の撮影を避け、地域への配慮を優先してください。
一方で高崎には、絶やすには惜しい地域の味を紹介する「絶メシ」の文化があります。ドラマをきっかけに、現在営業している店を公式な情報から探して訪れることは、作品のテーマを現実の地域へつなぐ楽しみ方の一つです。
作品情報と放送内容
| 番組名 | 最後ののれん‐新太と絶メシの夏‐ |
|---|---|
| テレビ東京系 前編 | 2026年9月11日 深夜24:52〜25:23 |
| テレビ東京系 後編 | 2026年9月18日(実放送記録は24:58〜25:29) |
| 主演 | 原田琥之佑(松木新太) |
| 共演 | 梅沢富美男(津川清志) |
| 企画・脚本・プロデュース | 畑中翔太 |
| 監督 | 菅井祐介 |
後編のテレ東公式番組ページでは、実際の放送時刻が24時58分〜25時29分と記録されています。当初の番組概要や高崎市の事前告知では24時52分〜25時23分と案内されていたため、放送当日に6分繰り下がったとみられます。
参考にした公式情報
よくある質問
「最後ののれん」のみどりやは実在しますか?
「みどりや」という店名は架空です。ただしロケ地には、高崎市で2023年まで営業していた実在の絶メシ店「とんかつ 藤よし」が使われました。
ロケ地の「とんかつ 藤よし」は今も営業していますか?
公式情報では2023年に閉店しています。現在、ドラマと同じ店で食事をすることはできません。
劇中のカツライスは実在メニューですか?
テレビ東京公式は、藤よしの人気メニュー「カツライス」の再現に挑んだ料理だと説明しています。
まとめ
「最後ののれん」の食堂「みどりや」は架空ですが、そのロケ地は高崎で長く親しまれた実在の絶メシ店「とんかつ 藤よし」です。カツライスまで再現したことで、フィクションの中に実在店の記憶が息づいています。高崎が「絶メシリスト」の出発点であることを知ると、新太と清志が暖簾を下ろす日まで過ごした夏の重みが、より具体的に伝わってきます。

