『付き合ってあげてもいいかな』主題歌は?鞘師里保「幸福失格」とピラフ星人「脚本」を解説
ドラマ『付き合ってあげてもいいかな』では、物語の空気を印象づける2曲の主題歌が使われています。オープニング主題歌はピラフ星人「脚本」、エンディング主題歌は主演の鞘師里保「幸福失格」です。
どちらの曲も、単にドラマに添えられた楽曲ではなく、冴子とみわの関係や「付き合った後」に生まれる恋の難しさを意識して制作されたことが公式コメントから分かります。主題歌の意味を知ると、各話の余韻も受け取りやすくなります。
オープニング主題歌はピラフ星人「脚本」
オープニング主題歌「脚本」を担当するのはピラフ星人です。MBS公式のコメントでは、主題歌制作にあたり原作漫画を最初から読み込み、作品に合わせて書き下ろしたことが語られています。
ピラフ星人が注目したのは、冴子とみわの性格のズレや、2人を取り巻く環境によって溝が深くなっていく関係です。「あと少し何かが違えば」というもどかしさを、映画の脚本のように思い通りに描けたら、という願望へ置き換えて作られた曲だと説明されています。
『付き合ってあげてもいいかな』は、恋人になったこと自体がハッピーエンドではありません。好きなのに言葉が届かない、相手を思っているのに行動がずれる、そんな恋愛の現実が物語の中心です。「脚本」というタイトルは、自分の望む通りには進まない恋と強く重なります。
ピラフ星人はどんなアーティスト?
MBS公式プロフィールでは、北海道出身で2023年にTikTokで活動を開始し、MCバトルでのキャラクター性や語感センスで注目されたアーティストと紹介されています。2024年の「ピラピー」はTikTok音楽チャートのトップ50で4週連続1位を記録し、2026年には日本武道館ワンマン公演も開催しました。
ラップや言葉の感触に強みを持つアーティストが、原作を読み込んでドラマの恋愛を「脚本」という言葉に落とし込んだ点が、OPの大きな特徴です。
エンディング主題歌は鞘師里保「幸福失格」
エンディング主題歌「幸福失格」を歌うのは、猿渡冴子役で主演する鞘師里保さんです。俳優として作品の中心に入りながら、音楽でもドラマの感情を受け止める形になっています。
鞘師さんは公式コメントで、人には見せたくない恋の歪みや醜さ、心の揺れや葛藤を言葉・メロディ・声に落とし込んだと説明しています。さらに、冴子を演じる自分自身の目線から得たインスピレーションを楽曲へ込めたとしています。
このため「幸福失格」は、ドラマの内容と切り離して聴くより、冴子が抱える不安や嫉妬、相手を好きだからこそ見えてくる自分の弱さと重ねると、タイトルの意味がより立体的になります。
鞘師里保は“芝居と音楽”の両方で作品に参加
鞘師里保さんはモーニング娘。卒業後、ソロアーティストとして音楽活動を続けながら、俳優としてもドラマ・映画・舞台へ活動を広げています。『付き合ってあげてもいいかな』では、主演として冴子を演じるだけでなく、ED主題歌も担当することで、芝居と音楽の両面から作品に関わっています。
公式プロフィールでは2025年にavexからメジャーデビューし、2026年9月2日にニューEP「OWN」をリリースしたことも紹介されています。ドラマ放送時期と音楽活動が重なるタイミングでの主題歌担当となりました。
「脚本」と「幸福失格」はドラマの何を表している?
2曲を並べると、OP「脚本」はこうなってほしいのに思い通りにならない恋、ED「幸福失格」は恋の中で見えてしまう歪みや醜さをそれぞれ受け持っているように読めます。これは公式コメントから読み取れる楽曲テーマの整理であり、作品全体の核とも一致します。
冴子とみわは、お互いに女性が好きだと分かったことで恋人になります。しかし、交際後は「次のステップ」への考え方、嫉妬、過去、身体の距離など、付き合ったからこそ避けられない問題に向き合います。
OPで物語が始まるときには「もし脚本通りにできたら」という願いがあり、1話を見終えた後には「幸福」と呼び切れない感情が残る。主題歌2曲は、その両側からドラマの恋愛を包む組み合わせになっています。
作品の人物関係から主題歌を振り返りたい場合は、第1話のキャスト・主題歌・配信まとめもあわせて読むと、冴子とみわが出会った時点の空気を確認できます。
よくある質問(FAQ)
『付き合ってあげてもいいかな』のオープニング主題歌は何ですか?
ピラフ星人の「脚本」です。原作を読み込んで書き下ろされた楽曲と公式に紹介されています。
エンディング主題歌は誰が歌っていますか?
主演の鞘師里保さんが「幸福失格」を歌っています。猿渡冴子を演じる中で得たインスピレーションも楽曲に込めたとコメントしています。
鞘師里保さんはドラマで何役ですか?
猿渡冴子役です。小西桜子さん演じる犬塚みわと恋人になる、明るい軽音サークルのムードメーカーを演じます。
まとめ
『付き合ってあげてもいいかな』の主題歌は、OPがピラフ星人「脚本」、EDが鞘師里保「幸福失格」です。どちらも作品の恋愛観を意識して作られており、冴子とみわのすれ違いや葛藤と強くつながっています。
「思い通りの脚本にできない恋」と「きれいな幸福だけでは語れない恋」。2曲の意味を意識してドラマを見ると、台詞だけでは表れない2人の心情や各話の余韻まで楽しみやすくなります。

