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夏目漱石はなぜ「国家より個人」?英雄たちの選択が描く明治との戦い【9/30】|9/30 08:30

2026年9月30日(水)午前8時30分からNHK BSP4Kで、「英雄たちの選択 国家か?個人か? ~夏目漱石『明治』との戦い~」が放送されます。NHKオンデマンドでは2026年3月放送回として配信されており、日露戦争後に国家主義が強まる時代、夏目漱石が学習院の講演で「国家より個人」をどう語るのかを中心に描く回です。

小説家としての漱石だけでなく、英国留学で得た問題意識や、明治日本の「開化」への批判を講演という形で社会に投げかけた人物として見るのが今回のポイントです。

9月30日の放送時間・出演者

項目内容
番組英雄たちの選択 国家か?個人か? ~夏目漱石「明治」との戦い~
放送日時2026年9月30日(水)8:30〜9:29
放送局NHK BSP4K
司会磯田道史、浅田春奈
出演高橋源一郎、小森陽一
語り松重豊
初回放送2026年3月(NHKオンデマンドで確認)

NHKオンデマンドの番組説明では、本編59分。番組表でも9月30日8:30〜9:29のBSP4K放送が確認できます。

夏目漱石はなぜ「国家より個人」を考えたのか

番組が起点にするのは、漱石が国家のために英国へ留学した一方、その体験を通じて「国より個人優先」に目覚めたという変化です。明治日本は西洋化を急速に進めていましたが、漱石はその文明開化が人間の内面まで十分に成熟させたのかを厳しく問い続けました。

『吾輩は猫である』で「大和魂」を呼号する風潮を風刺したという番組説明からも、漱石が国家的なスローガンをそのまま受け入れず、一人ひとりの感覚や自立を重視していたことが読み取れます。

日露戦争後と大逆事件|番組が描く「明治」との緊張

日露戦争後、日本では国家主義が急速に強まり、番組ではその先に大逆事件という大規模な思想弾圧があったことにも触れます。漱石は関西で連続講演を行い、西洋の圧力のもとで進められた日本の開化がいかに浅薄なものかを説いたと紹介されています。

この背景を知ると、学習院での講演依頼が単なる文化講演ではなくなります。上流階級の子弟が学ぶ場で、国家と個人のどちらを優先するのかという考えをどこまで率直に語るのか。それが番組の「選択」です。

学習院で何を語る?番組の最大の問い

NHKの番組説明は、漱石に学習院での講演依頼が来たとき、「国家より個人優先」を説くべきか否かという問いを正面に置いています。

漱石の文学作品を読むだけでは見えにくいのが、彼が講演の名手でもあり、社会や文明への批判を聴衆に直接伝えていた点です。この回は、作家の思想を「何を書いたか」だけでなく、「誰に、どの場で、どう話したか」から捉え直します。

夏目漱石を別角度から読む関連記事

キニナルでは、夏目漱石と高浜虚子の関係を俳句から扱ったNHK俳句「蜻蛉」夏目漱石と高浜虚子の関係も公開しています。今回の「国家と個人」という思想面とは異なり、文学者同士の交流から漱石を見る記事です。

また「英雄たちの選択」シリーズの構成を知りたい場合は、「秀長、誕生!」小牧・長久手回も参考になります。

よくある質問(FAQ)

9月30日の「英雄たちの選択」夏目漱石回は何時から?

NHK BSP4Kで2026年9月30日8:30〜9:29の放送が確認できます。

番組のテーマは何ですか?

日露戦争後に国家主義が強まる中、夏目漱石が学習院で「国家より個人」をどう語るか、その選択と明治社会への批判がテーマです。

出演者は誰ですか?

司会は磯田道史、浅田春奈。出演は高橋源一郎、小森陽一、語りは松重豊です。

まとめ

夏目漱石回は、小説のあらすじではなく、明治国家の近代化と個人の自立の間で漱石が何を考えたかを追う内容です。英国留学、日露戦争後の国家主義、大逆事件、関西での講演を経て、学習院という場で何を語るのか。漱石の文学を「明治という時代への批評」として見直したい人にとって、背景まで理解しやすい回です。

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