イタリア科学都市「ベネチア」9月26日|透明ガラスと商業印刷が起こした科学革命とは|9/26 14:30

2026年9月26日(土)14時30分からNHK BS8Kで放送される「イタリア科学都市(1)『ベネチア』」は、水の都を観光地としてではなく、科学技術と情報革命を生んだ都市として読み解く45分です。

番組の柱は、ムラーノ島で発展した無色透明のガラス、ガリレオの望遠鏡、そして商業印刷と持ち運べる小型書籍。ベネチアが「見る技術」と「知識を広げる技術」の両面で歴史を動かしたことが分かります。

イタリア科学都市「ベネチア」の放送情報

放送局NHK BS8K
放送日時2026年9月26日(土)14:30~15:15
番組イタリア科学都市(1)「ベネチア」
語りさとうあい
声荻野晴朗、水内清光、はやみけい、稲葉実

今回の放送は第1回「ベネチア」。続く15時15分からは第2回「フィレンツェ」が編成されており、イタリアの都市と科学の関係を連続して見られる構成です。

なぜベネチアが「科学都市」なのか

ベネチアは湿地帯から発展し、海上交易によって世界中から人・物・知識が集まる都市になりました。交易都市であることは、素材や技術、情報が交差する条件でもあります。番組は、その環境から生まれた技術革新をたどります。

観光で知られる運河や島々の景観の背後に、ガラス製造、光学、出版という科学史上の重要なテーマが重なっている点が、この番組の面白さです。

ムラーノ島の透明ガラスは何を変えた?

番組で大きく扱われるのがムラーノ島のガラスです。無色透明に近い高品質なガラスの発展は、器や装飾品だけでなく、レンズを通して世界を見る技術にもつながりました。

透明度の高いガラスが光学機器に利用され、ガリレオの望遠鏡による天体観測へ結び付いたという流れは、ベネチアの工芸技術が人類の宇宙観にまで影響したことを示す象徴的なエピソードです。

商業印刷と小型書籍が起こした「情報革命」

もう一つの柱が印刷です。番組では、文字の小型化によって持ち運べる本が生まれ、商業印刷が広がった過程を紹介します。本が巨大で高価な特別物から、より携帯しやすい情報媒体へ変わることは、知識の流通速度を変える出来事でした。

ガラスが「遠くを見る」技術を支えたとすれば、印刷は「知識を遠くへ運ぶ」技術を支えたと言えます。ベネチアを科学都市として見ると、この二つが同じ都市史の中に存在する点が見えてきます。

ベネチアの島々をもっと知る関連記事

ベネチアの都市形成や島ごとの特徴を知りたい場合は、トルチェッロ・ブラーノ・サンミケーレ島を扱った「ベネチアの秘密」記事が関連します。今回の科学史とは別角度から、水都の成り立ちを補えます。

また、文化面ではベネチア仮面カーニバルの見どころ記事もあります。科学、島の歴史、祭りを分けて読むと、ベネチアという都市の多層性がつかみやすくなります。

FAQ

イタリア科学都市「ベネチア」は何時から?

2026年9月26日(土)14時30分から15時15分まで、NHK BS8Kで放送されます。

番組で紹介されるベネチアの発明は?

中心は無色透明のガラスと商業印刷です。ガラスは望遠鏡など光学技術、印刷は知識の普及と結び付けて紹介されます。

ムラーノ島は何で有名?

ベネチアのガラス製造で知られ、番組では透明ガラスの発展が科学史に与えた影響を扱います。

出演・ナレーションは?

語りはさとうあいさん。声の出演として荻野晴朗さん、水内清光さん、はやみけいさん、稲葉実さんが番組情報に掲載されています。

まとめ

「イタリア科学都市(1)ベネチア」は、観光都市のイメージを離れ、透明ガラス、望遠鏡、商業印刷、小型書籍という技術の連鎖からベネチアを見直す番組です。ムラーノ島の工芸が宇宙観へ、出版の工夫が情報革命へつながる流れを意識すると、45分の内容がより立体的に理解できます。

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