こころの時代『深い河』後編10月4日再放送|「玉ねぎ」と宗教多元主義、井上洋治との友情を整理|10/4 05:00
2026年10月4日(日)午前5:00からNHK Eテレで、『こころの時代~宗教・人生~ 遠藤周作「深い河」をたどる 後編』が放送されます。遠藤周作没後30年にあわせたアンコール2回シリーズで、2021年に初回放送された内容を改めて見る機会です。
後編の副題は「宗教の壁を越える“玉ねぎ”」。遠藤周作の遺作『深い河』を手掛かりに、「日本人にとってのキリスト教」という問いが、さらに「人間にとって宗教とは何か」という普遍的なテーマへどう広がったのかをたどります。
10月4日『深い河』後編の放送情報
| 放送日 | 2026年10月4日(日) |
| 放送時間 | 5:00~6:00 |
| 放送局 | NHK Eテレ |
| 番組 | こころの時代~宗教・人生~ |
| 副題 | 遠藤周作「深い河」をたどる 後編/宗教の壁を越える“玉ねぎ” |
| 出演 | 山根道公、若松英輔 |
| 朗読 | 加瀬亮 |
10月4日放送分は、9月28日夜に放送された後編の再放送にあたります。内容そのものを詳しく知りたい場合は、9月28日放送の『深い河』後編記事にも整理しています。
後編の中心「玉ねぎ」とは何を指す?
『深い河』では、主人公の一人である大津が、キリスト教の「神」を固定的な言葉で説明するのではなく、別の呼び方へ置き換えながら捉えようとします。番組の副題にある「玉ねぎ」は、その独特な表現を入口に、宗教の境界を越えて人間を包むものをどう考えるかというテーマにつながっています。
番組は文学作品の筋を追うだけではなく、遠藤周作が長く考え続けた宗教観を、山根道公さんと若松英輔さんの読み解き、加瀬亮さんの朗読を交えて紹介します。
宗教多元主義と『深い河』の関係
公式番組情報では、後編は遠藤周作が『深い河』で「人間にとっての宗教とは何か」という普遍性へ至った過程を、宗教多元主義という視点からひもとくと説明されています。異なる宗教を単純に同一視するのではなく、異なる伝統を持つ人間がどこで交わり得るかを考えるのが重要な論点です。
前編では「日本人にとってのキリスト教」が大きなテーマでした。前編の流れを確認したい場合は、遠藤周作『深い河』前編の解説、再放送情報は9月27日の前編再放送記事で確認できます。
大津のモデル・井上洋治と遠藤周作の友情
後編では、『深い河』の登場人物・大津のモデルとなったカトリック司祭井上洋治と遠藤周作の友情も扱われます。遠藤と井上は、日本文化の中でキリスト教をどう受け止めるかという課題を共有し、それぞれ文学と宗教の立場から考え続けました。
この人物関係を知ると、『深い河』が単なるフィクションではなく、遠藤周作自身の宗教的な問いと現実の交流を背景に持つ作品であることが見えやすくなります。
出演者は山根道公・若松英輔・加瀬亮
番組では、遠藤周作研究に関わる山根道公さんと、批評家・随筆家の若松英輔さんが作品を読み解きます。さらに俳優の加瀬亮さんが朗読を担当し、小説の言葉を音声として味わえる構成です。
思想解説だけでなく、文学作品の文章そのものを朗読で受け止められる点が、この2回シリーズの大きな特徴です。『深い河』を未読でも、人物関係とテーマを追いながら視聴できます。
よくある質問
『こころの時代 深い河』後編の再放送はいつ?
2026年10月4日(日)午前5:00~6:00にNHK Eテレで放送予定です。
後編の「玉ねぎ」とは?
遠藤周作『深い河』の宗教観を読み解く重要な表現で、番組では宗教の壁を越える普遍的な問いへつなげて扱います。
大津のモデルは誰?
番組では、大津のモデルとなったカトリック司祭・井上洋治と遠藤周作の友情が紹介されます。
出演者は誰?
山根道公さん、若松英輔さんが出演し、加瀬亮さんが朗読を担当します。
まとめ
10月4日の『こころの時代』は、遠藤周作の遺作『深い河』をたどる2回シリーズの後編再放送です。副題「宗教の壁を越える“玉ねぎ”」を軸に、宗教多元主義、大津のモデル・井上洋治との友情、そして遠藤がたどり着いた宗教観を考えます。
前編から続けて見ると、「日本人にとってのキリスト教」という問いが、後編で「人間にとって宗教とは何か」へ広がっていく流れが分かりやすくなります。

