落語研究会9月25日|「氏子中」「猫の災難」「宮戸川」「三枚起請」4席のあらすじと噺家|9/25 05:00

2026年9月25日(金)あさ5時からBS-TBS・BS-TBS 4Kで『落語研究会』の2時間版が放送されます。BS-TBS公式では、第243回として桃月庵白酒「氏子中」、柳家小満ん「猫の災難」、春風亭朝枝「宮戸川」、春風亭一朝「三枚起請」の4席を放送すると案内しています。

キニナルには過去の『落語研究会』記事があるため、今回は9月25日の4席を「どんな噺か」「誰が演じるか」という放送固有の検索意図に絞ります。地上波未放送を含む演目もあり、古典落語をまとめて楽しみたい朝に注目の編成です。

落語研究会9月25日は5時から7時までの2時間版

放送日時2026年9月25日(金)5:00~7:00
放送局BS-TBS/BS-TBS 4K
回第243回
演目1「氏子中」桃月庵白酒
演目2「猫の災難」柳家小満ん
演目3「宮戸川」春風亭朝枝
演目4「三枚起請」春風亭一朝
解説宮信明
聞き手赤荻歩(TBSアナウンサー)

BS-TBS公式の再放送情報では、9月21日から25日にかけて過去回を朝5時台に連続編成し、9月25日は2時間版として4席を放送します。普段の1時間枠より演目数が多く、噺家の世代や芸風を比べやすい回です。

「氏子中」桃月庵白酒|人間の勘違いと世間体を笑う噺

桃月庵白酒さんが演じる「氏子中」は、夫婦や寺、世間体をめぐるやり取りが可笑しさにつながる古典落語です。題名だけでは内容が想像しにくい演目ですが、人物が「どう説明すれば体裁が整うか」を考えれば考えるほど話が込み入っていくタイプの噺です。

桃月庵白酒さんは1968年鹿児島県生まれ。落語協会公式によると1992年に六代目五街道雲助へ入門し、2005年に真打へ昇進して三代目桃月庵白酒を襲名しました。現代的な感覚を交えながら古典をテンポよく聴かせる高座で知られ、人物の言い分がぶつかる「氏子中」と相性のよい噺家です。

「猫の災難」柳家小満ん|酒好きの言い訳が連鎖する人気演目

「猫の災難」は、酒を飲みたい男が、もらった魚をきっかけに都合のよい言い訳を重ねていく噺として知られています。題名に「猫」とありますが、笑いの中心は猫そのものより、人間が自分の飲酒や失敗を誰かのせいにしようとするところにあります。

柳家小満んさんは1942年横浜市生まれ。落語協会公式では、1961年に八代目桂文楽へ入門し、のちに五代目柳家小さん門下へ移り、1975年に三代目柳家小満んを襲名して真打へ昇進しています。長い芸歴を持つ実力派で、言葉のニュアンスや江戸の生活感をじっくり味わいたい演目に向きます。

「宮戸川」春風亭朝枝|若い男女の噂が転がる古典落語

「宮戸川」は、幼なじみの若い男女をめぐる周囲の思い込みや噂が物語を動かす古典落語です。恋愛を題材にしつつ、本人たちの気持ちと周囲の想像がずれていくことで笑いが生まれます。演者によって前半だけを高座にかける場合もあり、どの範囲をどう聞かせるかも注目点です。

春風亭朝枝さんは1986年栃木県真岡市生まれ。落語協会公式によると、2015年に春風亭一朝へ入門し、2020年に二ツ目へ昇進して「朝枝」と改名しました。2023年のさがみはら若手落語家選手権優勝など複数の受賞歴があり、今回の「宮戸川」はBS-TBS公式で地上波未放送の演目として紹介されています。

「三枚起請」春風亭一朝|三人の男が一人の花魁に振り回される

「三枚起請」は、同じ花魁から「あなた一人を大切にする」といった趣旨の起請文を受け取った男たちが、自分だけが特別ではなかったと知るところから展開する噺です。だまされた側の怒りと、花魁のしたたかな受け答えがぶつかるところに大きな笑いがあります。

春風亭一朝さんは1950年東京都生まれ。1968年に五代目春風亭柳朝へ入門し、1982年に真打昇進。2020年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しています。今回「宮戸川」を演じる春風亭朝枝さんの師匠でもあり、同じ2時間枠で師弟の高座を聴き比べられるのも9月25日回の面白さです。

4席をどう楽しむ?噺家の世代と笑いの違いに注目

今回の4席は、桃月庵白酒さん、柳家小満んさん、春風亭朝枝さん、春風亭一朝さんと世代の異なる噺家が並びます。演目の筋だけでなく、会話の速さ、人物の声色、間の取り方、江戸言葉の響きなどを比べると、同じ古典落語でも高座ごとの差が分かります。

特に春風亭一朝さんと朝枝さんは師弟です。師匠の一朝さんが「三枚起請」、弟子の朝枝さんが「宮戸川」を演じるため、人物の描き分けやテンポに共通点があるか、逆に若手ならではの違いがあるかを意識すると楽しみが増します。

キニナルの過去記事では、落語研究会 第239回|春風亭一之輔「花見酒」・五街道雲助「駒長」9月21日放送を紹介しています。シリーズの流れを追う場合にあわせて確認できます。桃月庵白酒さんの別演目なら、日本の話芸・桃月庵白酒「百川」あらすじとオチも関連記事です。柳家小満んさんについては日本の話芸 柳家小満ん「青菜」で別の高座を紹介しています。

FAQ|よくある質問

落語研究会9月25日は何時から?

2026年9月25日(金)あさ5時から7時まで、BS-TBS/BS-TBS 4Kで2時間版が放送予定です。

9月25日の演目は何ですか?

桃月庵白酒「氏子中」、柳家小満ん「猫の災難」、春風亭朝枝「宮戸川」、春風亭一朝「三枚起請」の4席です。

「宮戸川」の春風亭朝枝と「三枚起請」の春風亭一朝は関係がある?

はい。落語協会公式プロフィールによると、春風亭朝枝さんは2015年に春風亭一朝さんへ入門した弟子です。

解説と聞き手は誰?

解説は芸能史研究者の宮信明さん、聞き手はTBSアナウンサーの赤荻歩さんです。

まとめ

9月25日の『落語研究会』は、桃月庵白酒「氏子中」、柳家小満ん「猫の災難」、春風亭朝枝「宮戸川」、春風亭一朝「三枚起請」をまとめて楽しめる2時間版です。BS-TBS公式では「宮戸川」と「三枚起請」が地上波未放送を含む演目として案内されています。

4席は夫婦や酒、恋愛、男女の駆け引きと題材が異なり、噺家の世代も幅広い構成です。筋を追うだけでなく、白酒さんのテンポ、小満んさんの江戸情緒、朝枝さんの若い表現、一朝さんの熟練した語りを聞き比べると、同じ古典落語の多様さを感じやすい放送です。

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