100分de名著“ブッダのことば”(2)永遠不変の「法」を生きる|真の幸福を解説|11/9 22:25
2026年11月9日(月)放送の「100分de名著」は、最古の仏典『ブッダのことば(スッタニパータ)』を読み解くシリーズの第2回です。今回のテーマは、永遠不変の「法」を生きることです。
ブッダが、儀式や呪文、身分による価値観に頼らず、人間を根本から支える普遍的な法に目を向けるよう説いた背景をたどります。
番組説明では、真の自己への目覚めに加え、私たちが日常の中で実践できる幸福のあり方も取り上げると紹介されています。第2回で何を学ぶのか、出演者や放送時間とあわせてまとめました。
100分de名著「ブッダのことば」第2回の放送日時・出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年11月9日(月)22:25~22:50 |
| 放送局 | NHK Eテレ1東京 |
| 番組名 | 100分de名著“ブッダのことば”(2)永遠不変の「法」を生きる |
| 講師 | 植木雅俊(仏教思想研究家) |
| 司会 | 伊集院光、久保田祐佳 |
| 朗読 | 和田彩花 |
| 語り | 内藤裕子 |
今回の放送は25分間です。「100分de名著」は、1冊の名著を25分番組4回、合計100分で読み解く構成です。
NHKオンデマンドの番組紹介では、解説に加えてアニメーションや紙芝居、コントなども使い、難しい本の世界を多角的に紹介する番組と説明されています。
第2回のテーマは「永遠不変の法」を生きること
11月9日の第2回では、ブッダが説いた「法」に焦点を当てます。番組表の紹介によると、当時のバラモン教は時代を経て教えが形式化し、派手な儀式や呪文によって人々の心を惑わせ、カースト的な身分社会を固定する方向へ進んでいたと説明されています。
そうした状況に対して、ブッダは儀式や呪文に頼るのではなく、人間を根本から支える普遍的な法を悟ることを説いたといいます。番組タイトルにある「永遠不変の法」は、時代や身分、外側の形式に左右されない、人間の生き方を支える根本の原理として紹介されます。
儀式や呪文ではなく、普遍的な法に目を向ける
番組説明で対比されているのは、外側の形式に重きを置くあり方と、人間の内面や生き方を支える法に目を向けるあり方です。儀式をどれだけ立派に行うか、どの身分に生まれたかによって人間の価値が決まるのではなく、誰もが向き合える普遍的な法を知ることが大切だという方向性が示されています。
この回では、バラモン教の形式化と、ブッダがそこから何を乗り越えようとしたのかが重要なポイントになります。単に古代インドの宗教史を紹介するだけでなく、迷信や決まりごとに振り回されずに生きるための考え方として、現代の暮らしにもつながるテーマです。
「真の自己」に目覚めるとは?
番組表は、普遍的な法を悟ることで「真の自己」に目覚めるというブッダの教えを紹介しています。周囲の評価や生まれた環境、社会の決まりに自分の価値を預けるのではなく、人間を根本から支えるものを見つめることが、この回の大きな柱です。
「真の自己」という言葉だけを見ると難しく感じるかもしれませんが、番組では『ブッダのことば』を読み解きながら、その考え方をたどっていきます。講師の植木雅俊さんが、仏教思想の研究を踏まえてどのように説明するのかも見どころです。
ブッダが考える「真の幸福」とは?
第2回では、真の自己だけでなく「人間にとっての真の幸福とは何か」も扱います。番組紹介によると、ブッダが突き詰めた幸福論は、意外にも日常の中でごく自然に実践できるものとして紹介されます。
特別な儀式や高価なものを必要とする幸福ではなく、日々の行動や心の持ち方に関わる教えとして捉えられる点が注目されます。何を得れば幸せになれるのかという問いから、何にとらわれず、どのように生きることが幸福につながるのかへ、視点を移す内容になりそうです。
講師・出演者は誰?
講師を務めるのは、仏教思想研究家の植木雅俊さんです。NHK出版の11月号テキストでも講師として紹介されており、今回の『ブッダのことば』を読み解く中心的な役割を担います。
植木さんは仏教思想を研究し、インド・中国・日本の仏教理解や法華経などに関する著書・訳書を持つ研究者です。NHK出版の講師紹介では、九州大学で理学を学んだ後、東洋大学大学院で仏教学を研究し、中村元に師事した経歴などが紹介されています。
司会は伊集院光さんと久保田祐佳さん。朗読は和田彩花さん、語りは内藤裕子さんです。
講義の内容を聞くだけでなく、朗読や番組の演出を通して古典の言葉に触れられる構成です。
伊集院光さんの出演番組やプロフィールは、伊集院光のプロフィール記事でも紹介しています。
NHK出版の11月号テキストも発売
今回の放送にあわせたNHKテキスト「100分de名著 ブッダのことば」2026年11月号は、2026年10月23日発売です。NHK出版の商品案内では、価格は700円(税込)、A5判、116ページと案内されています。
テキストでは、ブッダの肉声に最も近いとされる最古の仏典『ブッダのことば(スッタニパータ)』を取り上げ、「過去にとらわれず今を生きる」「ありのままを見る」「執着を離れて真の自己に目覚める」といった教えを通して、人間らしく生きる知恵を学ぶ構成です。
テレビ放送を見て内容をもう少し深く読みたい方や、4回の講義を通して本の内容を追いたい方は、テキストも参考になります。今回のテーマだけでなく、11月シリーズ全体の流れをつかむ手がかりになります。
前回11月2日放送の第1回「今」を生きる
前回の第1回は、過去にとらわれず「今」を生きることがテーマでした。番組表の説明では、ブッダが形骸化したバラモン教を乗り越えようとしながら、相手の言葉や考え方を頭ごなしに否定するのではなく、「真のバラモンへ立ち返れ」と原点に戻るよう促したことが紹介されていました。
また、輪廻やカルマについても、生まれによって身分が決まるという考え方ではなく、今をどう生きるかが人間の高貴さを決めるという自己解放の考え方へと捉え直す内容でした。
第1回が「今をどう生きるか」という問いを中心にしていたのに対し、第2回は、その生き方を支える普遍的な法と、真の幸福へとテーマを進めます。続けて見ることで、ブッダの教えがどのように展開していくのかを理解しやすくなります。
前回の記事は「ブッダのことば」第1回・今を生きるための教えで詳しくまとめています。
視聴方法と再放送の時間
11月9日(月)の本放送は、NHK Eテレ1東京で22:25から22:50までです。NHK出版の番組テキストには、Eテレの再放送は金曜15:05~15:30と案内されています。
ただし、再放送の日時や地域別の編成は変更される場合があるため、録画や視聴の予定を立てる際はNHKの番組表で当日の放送枠を確認してください。見逃し配信については、今回の第2回がどのサービスで、いつまで配信されるかを確認できる公式情報は見つかりませんでした。
参考にした情報
- NHKオンデマンド「100分de名著」番組紹介
- Gガイド「100分de名著“ブッダのことば”(2)永遠不変の『法』を生きる」
- NHK出版「100分de名著 ブッダのことば 2026年11月」
- Gガイド「100分de名著“ブッダのことば”(1)過去にとらわれず『今』を生きる」
よくある質問
100分de名著「ブッダのことば」第2回はいつ放送されますか?
2026年11月9日(月)22:25~22:50にNHK Eテレ1東京で放送されます。
第2回のテーマは何ですか?
永遠不変の「法」を生きることです。儀式や呪文ではなく、人間を根本から支える普遍的な法に目を向け、真の自己や幸福について考えます。
出演者は誰ですか?
講師は植木雅俊さん、司会は伊集院光さんと久保田祐佳さん、朗読は和田彩花さん、語りは内藤裕子さんです。
まとめ
2026年11月9日(月)の「100分de名著」第2回は、『ブッダのことば』を通して、永遠不変の「法」と真の幸福について学ぶ回です。バラモン教の儀式や身分による価値観と、ブッダが説く普遍的な法を比べながら、真の自己に目覚めるための考え方をたどります。
前回の「今を生きる」に続き、今回は人間を根本から支えるものは何か、そして日常の中で実践できる幸福とは何かが大きなテーマです。植木雅俊さんの解説と出演者の朗読・進行を通して、古い仏典に残された言葉を身近な生き方として考えられる25分間になりそうです。

