就職・転職

「転職アリかも」と思える3つの要因

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転職は人生の一大イベント。誰もが慎重になるものです。ところが転職に対する世間のイメージは変わってきています。また転職することと同じように「転職しない」ことも、相当のリスクを背負うことになりかねません。記事では、転職を取り巻く近年の状況や、新たな価値観、そこから生まれるメリットについて解説します。

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転職できる人は実力がある人

1980年~1990年にかけて、「転職」というワードには、ネガティブな印象がつきまとっていました。「転職する人には問題がある」「問題があるから一つの会社で勤め上げられない」また「転職すると年収が下がったり、待遇が悪化したりする」というイメージがあったのです。

しかし2018年現在、転職のイメージはポジティブに好転しています。印象は実績によって変化するもの。具体的に転職者が増え、また転職後の成功例も増えたことが要因だと考えられます。
それまでは長く務めた人が評価され、中途採用された転職者は仕事の内容にかかわらず、下に見られていました。現在ではそのようなことはなく、同等以上に見られることもあります。

では、なぜこのような良い循環が成立したのでしょうか。
理由のひとつとして、大企業の絶対的なブランドイメージが崩れたことが挙げられます。どのような大企業であってもいくつかの不祥事を抱えており、それによって人員削減や経費削減が行われてきました。
従業員の立場から言えば、それまで安全だと思っていた土台から揺らいでいる印象です。結局自分の身は自分で守るしかないというマインドが根付きました。

これは実力主義に結びつきます。会社に頼れないから自分を磨きスキルアップしなければ、安定は得られないとなったのです。そして実力さえあれば、どこに転職してもやっていけると考える人が増えました。つまり「転職できる人は実力がある人」と考えられるようになったのです。
皮肉なことですが、会社での終身雇用が安全という神話が崩れたことが、転職に対するイメージをポジティブにしたと言えます。

転職しないこともリスク

それでも転職することに躊躇する人は多いでしょう。なぜなら収入がダウンすることもあるからです。たとえ年収がアップする転職だとしても、それが微増であれば、退職金や企業年金の観点から、全体でマイナスになることがあります。

しかしこれは一部穴のある考え方です。確かに転職によってトータルでの収入が減ることはありえます。しかし、それは転職をしなくても同じリスクを抱えているのです。10年後、確実に今の会社が存続しているという保証はどこにもないと考えなければなりません。会社がなければ退職金も出ないかもしれないので、トータルの収入試算自体が成り立たないのです。

転職を躊躇するもう一つの理由は、転職後の自分のイメージができないこともあります。転職後の給与や待遇は、前もってわかっているでしょう。しかし実際の職場環境や同僚との付き合い、業務への取り組み方などは経験しないと実感できません。そのため不安になるのです。

このことから、転職してもしなくても、将来が未知数という意味で抱えるリスクは同じだといえます。大切なことは、一度の選択で完璧を求めるのは不可能だということです。
たとえ転職しないことを選んでも、将来的に転職したほうが良いタイミングが来るかもしれません。また、転職して新しい会社でうまくいかなくても、次に転職したときにうまくいくこともありえます。
転職は「1回だけ使えるもの」と考えず、満足行いくまで何度でも試すことができると考えると、思考の幅が広がるでしょう。

転職で得られる意外なメリット

転職する理由は、メリットがあると思うからです。給与のアップ、待遇の改善などが見込めるから転職します。しかしその他にも意外なメリットを得られる可能性があるのです。

たとえば、会社に対して大局観を得られることが挙げられます。一つの職場だけで働くと、そこのルールが唯一無二となります。すると価値観が偏ってしまうでしょう。
転職をすると、複数の会社を経験することになり、比較できます。客観的に会社や職場を評価することができるのです。

また転職をすると人脈が増えるメリットもあります。働く会社が増えるほど、同僚も増えるからです。従業員20名以下の会社でも、5回転職すれば100人とのコネクションができるでしょう。もちろん、そのためには円満に転職を繰り返す必要があります。

転職をするかしないか決めるには、給与や待遇面を吟味するのは当然です。その他にも付加価値的なメリットがあることも理解していれば、視野が広がり、柔軟性のある思考をすることができます。

転職も悪くない

2018年現在、転職は活発に行われています。昔より転職に対するイメージが改善したことも要因の一つ。転職できる人は実力がある人だという認識が広まっています。

それでも転職は人生の一大事。転職したくても一歩を踏み出せない人も多いでしょう。一度の決断ですべてを成功させようと肩に力が入りすぎていることが原因です。極端に言えば、転職は何回でもできると思っている方が気が楽になります。また「転職しない」ことも、リスクを含んだ決断の一つだということを忘れないようにしましょう。

転職には意外なメリットが含まれます。人脈が広がったり、会社や社会に対して俯瞰的な視点を持つことができることです。長いスパンで考えると、ビジネスマンとしてのスキルアップにつながるともいえます。

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