「寝ている間にダウンロードを終わらせたい」「外出前に処理を任せたい」――そんなとき便利なのが 自動シャットダウン 機能です。
Windowsには標準でこの機能が備わっており、追加ソフトなしでも設定可能です。この記事では、Windows 10 / 11 に対応した自動シャットダウンの方法をわかりやすく解説します。
Windows標準機能で自動シャットダウンする方法
コマンドを使う(最もシンプル)
1)スタートメニューから「検索」を開き、cmd
と入力してコマンドプロンプトを起動
2)以下のコマンドを入力
shutdown -s -t 3600
→ 1時間後に自動でシャットダウン(3600は秒数。例:2時間なら7200)
3)実行すると「Windowsは〇〇分後にシャットダウンします」と表示
👉 キャンセルする場合は
shutdown -a
を入力すれば中止できます。
タスクスケジューラを使う(繰り返し設定に便利)
- スタートメニューで「タスクスケジューラ」と検索
- 「基本タスクの作成」から新規タスクを追加
- 実行時間を指定(例:毎日23:00に実行)
- 操作に「プログラムの開始」を選び、
shutdown
と入力 - 引数に
-s
を設定して保存
👉 これで毎日指定時刻に自動シャットダウンが実行されます。
フリーソフトを使う方法
標準機能で十分ですが、より細かい設定をしたい場合はフリーソフトも便利です。
ただし、セキュリティリスクのあるソフトもあるので、必ず公式サイトや信頼できる配布元からダウンロードしてください。
シンプルで日本語対応で使いやすいとなるとWise Auto Shutdown が有名です。
よくあるトラブルと解決法
- 時間指定を間違えた →
shutdown -a
でキャンセル可能 - PCがシャットダウンされない → 他のアプリが強制終了を妨げている可能性あり。アプリを閉じてから再設定
- ノートPCで動作しない → バッテリー設定やスリープ優先設定を確認
まとめ
- Windowsには標準で「自動シャットダウン機能」が備わっている
- 一時的に使うならコマンド、繰り返すならタスクスケジューラがおすすめ
- フリーソフトを使えばさらに柔軟な設定も可能
👉 これで「つけっぱなしで寝落ち」や「外出中の無駄な電力消費」を防げます。
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