お祭りに参加する服装は?お祭りの格好を知ろう!
お祭りに参加する時、普段着ではなくお祭り用の格好をする人が多いです。他の人と格好を合わせるだけでも、さらにお祭りを楽しめるでしょう。お祭りの服装で必要なアイテムや購入場所・購入する時のポイントなどをご紹介します。
お祭りの格好で必要な服装とは?
初心者がお祭り用の服装を揃える時、「ダボスタイル」の格好をするといいでしょう。必要なアイテムはダボシャツとダボズボン・地下足袋・法被や半纏・巻帯・雪駄です。ダボスタイルはゆったり着られるだけでなく涼しいため、お祭り参加時や移動時に合っています。ダボシャツとズボンだけでも構いませんが、法被や半纏を羽織れば、さらにお祭りスタイルに近づくでしょう。
お祭りの一般的な格好は「江戸前スタイル」になります。江戸前スタイルに必要なアイテムとは、鯉口シャツと腹掛・股引です。また、小物アイテムとして地下足袋や血止め・半纏・はちまき用の手ぬぐい・帯・雪駄も必要になります。荷物がある時は腰下げ巾着袋やポシェットを用意するといいでしょう。
お祭りの服装の買い方と価格相場
お祭り用の服装は、お祭り用品専門店やインターネットの通販で購入できます。実際に着てから選びたい場合はお祭り用品専門店が合っていますが、実店舗が遠方にしかない場合はインターネット通販が便利です。
ダボスタイルの場合の価格相場は以下の通り。
- ダボシャツが約4000円~6000円
- ダボズボンが約4000円~8000円
- 地下足袋は約3000円
- 巻帯は約4000円
- 雪駄は約2000円~5000円
半纏や法被を着る場合は、さらに約3000円~8000円ほどかかるでしょう。よって、ダボスタイルの総額は2万円ほどかかり、高い商品や小物を揃えていくと4万円ほど必要になります。
江戸前スタイルの鯉口シャツはデザインによって価格が大きく異なり、約3000円~15000円とさまざまです。腹掛は約3000円、股引も約3000円かかります。よって、江戸前スタイルの格好は総額で約1万円~4万円です。
お祭りの服装を買う時のポイントや注意点
お祭りの格好はダボスタイルや江戸前スタイルなどの服装を着ますが、それぞれ異なるスタイルです。よって、江戸前スタイルにはダボシャツではなく鯉口シャツを合わせるなど、一般的な決まりに従って着た方がいいでしょう。
また、しっかりとサイズを確認してから購入することが大切です。ダボスタイルのダボシャツやダボズボンは、ゆったりと着る方がいいとされ、通常のサイズよりも大きめを選択します。
一方、鯉口シャツは体にピタっと密着したサイズが望ましいです。鯉口シャツをゆったり着たり袖が長すぎたりするのは格好悪いとされています。一般的な鯉口シャツは七分袖として着るため、腕部分は肘より少し長い程度のサイズを選択しましょう。
格好から入るお祭りの楽しみ方
お祭りの服装を揃える時、まずはダボスタイルや江戸前スタイルなど、どのようなスタイルにするか決めることが大切です。目的や好みに合わせて、それぞれに合った服装を選択するといいでしょう。
また、スタイルやサイズの違いなど、購入する時のポイントを知ることも必要です。これを参考に、お祭りスタイルの格好を楽しんでください。