阿刀田高 直木賞・90代ひとり暮らし|ハートネットTV10月27日20時出演|10/27 20:00

10月27日(火)20時からNHK Eテレで放送される「ハートネットTV 私のリカバリー」に、阿刀田高さんがきき手として出演します。この日のゲストは劇作家・演出家・舞台手話通訳家の米内山陽子さんです。

阿刀田さんは、短編小説の名手として長く活躍してきた直木賞作家です。さらに10月20日の同番組では、阿刀田さん自身が「90代“まあまあ”の暮らし」の主人公として登場しており、10月27日は立場を変えて米内山さんの話を聞く役を務めます。

阿刀田高のハートネットTV出演は10月27日20時

項目内容
放送番組ハートネットTV 私のリカバリー
放送日時2026年10月27日(火)20:00〜20:30
放送局NHK Eテレ
ゲスト米内山陽子
きき手阿刀田高
司会廣瀬雄大
今回のテーマ聞こえる世界と聞こえない世界の間から

J:COMテレビ番組表では、10月27日の回で米内山陽子さんが、耳が聞こえない両親を持つ聞こえる子ども「コーダ」としての経験を語ると紹介されています。中学生のころ、両親にテレビドラマを手話で通訳していたことや、その経験が現在の脚本・舞台手話通訳の活動につながっていることが取り上げられます。

阿刀田さんはその話を受け止めるきき手として出演します。長年、短編小説やエッセイで人の心や人生の機微を描いてきた作家が、米内山さんの「聞こえる世界」と「聞こえない世界」の間での経験にどのように耳を傾けるのかが注目点です。

阿刀田高は直木賞を受賞した短編小説の名手

新潮社の著者プロフィールによると、阿刀田高さんは1935年東京生まれ。早稲田大学文学部を卒業し、国立国会図書館に勤務しながら執筆活動を続けました。

1978年に「冷蔵庫より愛をこめて」で小説家としてデビュー。翌1979年には「来訪者」で日本推理作家協会賞を受賞し、短編集「ナポレオン狂」で直木賞を受賞しています。

その後も多くの短編小説やエッセイを発表し、1995年には「新トロイア物語」で吉川英治文学賞を受賞。2018年には文化功労者に選出されています。

短い物語の中で意外な展開や人間心理を描くことに定評があり、「短篇小説の名手」として紹介されることの多い作家です。小説だけでなく、古典や宗教、文学作品を読み解く入門エッセイでも広く知られています。

「知っていますか」シリーズでも知られる

阿刀田さんの著書には、「ギリシア神話を知っていますか」「旧約聖書を知っていますか」「新約聖書を知っていますか」「コーランを知っていますか」などがあります。難しい古典や大きな物語を、読みやすい文章で紹介する仕事も長く続けてきました。

新潮社のプロフィールでは、こうした古典入門エッセイのシリーズにも多くの読者がいることが紹介されています。物語を作るだけでなく、長い歴史を持つ作品を読み解き、別の人に分かりやすく伝えることも阿刀田さんの大きな仕事の一つです。

10月27日の「ハートネットTV」では、その阿刀田さんが自分の話をするのではなく、米内山さんの人生と仕事を聞く側に回ります。作家として培ってきた「人の話から物語をすくい取る」視点が、番組の対話にどう表れるのかも見どころです。

90代でも執筆を続ける阿刀田高

2025年には「90歳、男のひとり暮らし」を刊行し、90代になった自身の日常や考え方をつづりました。新潮社のプロフィールでは、この本が新たな読者を獲得したことも紹介されています。

さらに2026年には「掌より愛をこめて―阿刀田高さいごの小説集―」が刊行されています。長年の作家活動を経た90代でも、執筆と出版を続けていることが分かります。

婦人公論.jpでも、阿刀田さんは91歳のひとり暮らしについて語るインタビューに登場しています。長く生きる中で経験したことを、重く語りすぎず、自分の言葉で振り返る姿勢が近年の発信の特徴になっています。

今回の放送だけを見ると阿刀田さんは「きき手」ですが、前週の「私のリカバリー」を見ると、なぜこの人が米内山さんの話を聞く役にいるのかが分かりやすくなります。自分自身も老い、家族、別れ、暮らしを語った直後だからこそ、相手の人生に向き合う立場にも厚みがあります。

前回10月20日は阿刀田高本人の「90代“まあまあ”の暮らし」

10月20日の「ハートネットTV 私のリカバリー」は、阿刀田高さん本人が中心となる「90代“まあまあ”の暮らし」でした。番組表では、90代で気ままなひとり暮らしを続ける阿刀田さんが、できないことが増えていく中でも「まあまあでいい」という境地で暮らしていることが紹介されています。

内容には、若いころの大病、生活苦、妻の介護や別れといった出来事も含まれていました。長い人生の中で起きたことを振り返りながら、現在の暮らし方につながる考えを語る回です。

その10月20日回には米内山陽子さんも出演者として名を連ねています。そして10月27日は、米内山さんがゲスト、阿刀田さんがきき手になります。

2週を続けて見ると、単に著名人が一人ずつ登場するのではなく、互いに相手の人生へ耳を傾ける組み合わせになっていることが分かります。阿刀田さんの「まあまあ」の考え方を知った直後に、米内山さんが二つの世界の間で生きてきた経験を語る流れは、番組全体の対話をより深く見る手がかりになります。

10月27日の共演者・米内山陽子とは

米内山陽子さんは、株式会社ピタなどのプロフィールで劇作家・演出家・舞台手話通訳家と紹介されている人物です。広島県三原市出身で、1993年から演劇活動を始めました。

現在は脚本、演出、舞台手話指導、舞台手話通訳など幅広い仕事に携わっています。アニメ作品の脚本にも参加しており、舞台と映像の両方で「物語を作ること」と「伝えること」に関わっています。

10月27日の番組では、ろう者の両親を持つコーダとして育った経験が中心になります。阿刀田さんにとっては、自身とは異なる世代、異なる経験を持つ表現者の話を聞く回です。

作家の阿刀田さんと脚本家・舞台手話通訳家の米内山さんは、活動分野こそ違いますが、ともに言葉や物語を扱ってきた人物です。そうした共通点がある二人だからこそ、単なる経歴紹介ではなく「伝えるとは何か」という部分まで話が広がる可能性があります。

阿刀田高の代表作と受賞歴

阿刀田さんを初めて知った方は、まず直木賞受賞作の「ナポレオン狂」を覚えておくと人物像をつかみやすいでしょう。1979年にこの短編集で直木賞を受賞し、短編作家としての評価を確立しました。

そのほか、「冷蔵庫より愛をこめて」「新トロイア物語」などが代表作として挙げられます。「新トロイア物語」では1995年に吉川英治文学賞を受賞しました。

また、文学作品や神話、宗教を親しみやすく紹介する著作も多く、「ギリシア神話を知っていますか」などのシリーズは、小説とは別の角度から阿刀田さんを知る入口になります。

長年の文筆活動に加え、文化審議会会長や第15代日本ペンクラブ会長を務めた経歴もあります。2018年には文化功労者に選ばれており、作家としてだけでなく、日本の文化・文学に長く関わってきた人物です。

参考にした情報

よくある質問

阿刀田高さんは何をした人ですか?

阿刀田高さんは、短編小説を中心に長く活躍してきた作家です。1979年に短編集「ナポレオン狂」で直木賞を受賞し、「新トロイア物語」で吉川英治文学賞を受賞しています。

阿刀田高さんは10月27日のハートネットTVで何をしますか?

10月27日20時からの「ハートネットTV 私のリカバリー」では、米内山陽子さんのきき手として出演します。司会は廣瀬雄大さんです。

阿刀田高さんの90代の暮らしは番組で紹介されましたか?

はい。10月20日の「私のリカバリー」で、阿刀田さん自身の「90代“まあまあ”の暮らし」が取り上げられました。90代のひとり暮らしや、これまでの人生を振り返る内容でした。

まとめ

阿刀田高さんは、「ナポレオン狂」で直木賞を受賞した短編小説の名手で、90代になった現在も執筆や発信を続けています。

10月27日の「ハートネットTV」では、自身が主役だった前週とは立場を変え、米内山陽子さんのきき手を務めます。作家として長く人間を描いてきた阿刀田さんが、コーダとして二つの世界を生きてきた米内山さんの言葉をどう受け止めるのか。2週続けて見ることで、阿刀田さん自身の人物像と番組の対話の深さがより見えやすくなる回です。

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