無料の顧客管理システムも紹介!CRMの基本をかんたん解説
企業には顧客情報がたまります。顧客情報を元にメルマガやDMを送ることで販促活動につなげることができるため、貴重な資源だと言えるでしょう。しかし顧客情報は、きちんと整理しておかないと、思うように利用することができません。
顧客情報を管理するシステムのことを、顧客管理システム(CRM=Customer Relationship Management)と呼びます。顧客管理システム(CRM)を利用して、売上アップやマーケティングに活用する方法を解説します。
目次
顧客管理システム(CRM)の機能_名刺など管理
セミナーなどでは不特定多数の来場者が訪れるため、ブースを展開している企業などでは多くの名刺を手に入れることができるでしょう。
名刺からは、個人名を始め、会社名や住所、電話番号などの貴重な情報を得ることができます。情報はデータベース化して一元管理することで、メルマガやDM、電話営業をかける際に、効率よく役立てることができるでしょう。
個別に特徴がある場合は、備考などにその内容を記しておくと役に立ちます。その際、誰が読んでもわかるように共通ルールを設けておくと良いでしょう。
例えばテレフォンアポインターの業務に顧客管理システム(CRM)を活かす場合、「お年寄りなのでゆっくりしゃべること」などの注意書きを残しておくことも可能です。
顧客管理システム(CRM)の機能_取引先管理
どのような企業でも、多かれ少なかれ取引先企業があるでしょう。会社の規模が大きくなるほど、取引先会社は増えていくことになり、情報を整理しておく必要が出てきます。
多くの顧客管理システム(CRM)には、取引先企業の情報を整理してデータベース化するシステムも備わっているでしょう。
例えば取引先企業へ作成した見積書の管理や、受注書類の管理、請求書類の管理などです。
また、定期的な仕入れがある場合、その仕入先情報を管理したり、発注情報を蓄積して管理したりすることも可能です。
顧客管理システム(CRM)の機能_商談管理
営業部隊が複数いる場合、誰がどの企業にどのような提案を行ったかを管理しておく必要が出てきます。案件の規模や進捗状況などを管理することで、次に起こすべき最適なアクションを共有することができるでしょう。
顧客との商談情報を入力する時には、顧客側から出たニーズももれなく記すことが重要です。
顧客管理システム(CRM)の機能_購買履歴の管理
ECショップなどを運営していると、購入者のデータが蓄積されていきます。個々のデータはそれだけでは大きな意味を持たないかもしれませんが、データ量が多くなるほどに統計も取れるようになるでしょう。統計を取ることができれば売れ筋商品や死に筋商品を把握することができます。そうすることで、今後のマーケティング戦略を正確に考察することができるでしょう。
またカスタマー全体へのメルマガ配布などのほか、繰り返し利用している顧客などには、個別に特典を付与したり、スペシャルな施策を展開したりすることも効果的です。
【無料】問い合わせフォームの作成から顧客管理まで行える【formrun】
顧客情報を手に入れても、規定データベースのフォーマットに打ち直したり、コピペしたりするのは時間と労力がかかってしまう。できれば避けたい作業だが、多くの企業ではアルバイトを雇うなどして対応しているのが現状だろう。
【formrun】では、お問い合わせの入力フォームからカスタマイズできるので、欲しい情報を自動的にデータベース化することが可能です。ノンプログラマーでもサイトに導入できるように、豊富なテンプレートも揃っているので、不慣れなウェブ担当者でも利用することが可能でしょう。htmlとcssさえわかればすぐに実装できるのも嬉しいポイントです。
無料なので興味がある方は一度試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
BtoB企業やBtoC企業、規模の大小に限らず、顧客管理システム(CRM)を導入することで、ある一定のメリットは得られるでしょう。しかし顧客管理システム(CRM)は数多く存在しており、自社とマッチするサービスを選ぶことが重要です。
そのため企業のインフラ・ウェブ担当者は顧客管理システム(CRM)について理解して置かなければなりません。まずは、資料を請求することからはじめてはいかがでしょうか。