ワイルドライフ「海洋OCEAN・極限EXTREMES」の撮影地はどこ?コルテス海・エルズミーア島・ソンドン洞窟|10/26 19:30
10月26日(月)19時30分からNHK BSで放送される「ワイルドライフ選 プラネットアースⅢ 海洋OCEAN 極限EXTREMES」は、「海洋」と「極限」というまったく異なる環境を一度に味わえる90分です。
番組表の放送局公式情報では、海洋パートに大群で跳ぶエイとシャチの攻防、深海で卵を守り続けるタコが登場。極限パートではホッキョクオオカミとジャコウウシの攻防、ユキヒョウ親子の姿が紹介されます。
映像を見て「ここはどこ?」と気になった方へ、BBCや現地公的機関の情報から撮影地として確認できる場所を整理しました。特に訪問情報が具体的なメキシコのコルテス海、カナダのエルズミーア島、ベトナムのソンドン洞窟を中心に、行き方や予約の必要性も紹介します。
10月26日の放送情報と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月26日(月)19:30〜21:00 |
| 放送局 | NHK BS |
| 番組 | ワイルドライフ選 プラネットアースⅢ 海洋OCEAN 極限EXTREMES |
| 語り | 副島萌生、豊原謙二郎 |
| 内容 | 海洋と極限環境の生きものを紹介 |
| 制作 | BBCとの国際共同制作 |
| 音楽 | ハンス・ジマー |
今回の「海洋」では、熱帯の浅い海から深海まで、広大な海の中で生きる動物の行動が中心です。「極限」では北極、高山、洞窟など、生きるだけでも厳しい環境で暮らす動物が描かれます。
前回10月19日放送の「海岸・淡水」と同じ「プラネットアースⅢ」の流れで見ると、生息環境が陸と水の境界から、さらに外洋・深海・極地へ広がっていく構成が分かりやすいです。前回の撮影地については、ワイルドライフ「プラネットアースIII 海岸・淡水」の撮影地まとめも参考になります。
海洋OCEANのエイとシャチはどこ?コルテス海
海洋パートで大きな見どころになるのが、モブラエイの大群とシャチの攻防です。BBC系のエピソード情報では、この場面はメキシコのSea of Cortez(コルテス海/カリフォルニア湾)で撮影されたとされています。
モブラエイは海面から勢いよく飛び出すことで知られ、集団になると水面が次々と跳ねる壮観な光景になります。番組では、その音や動きに引き寄せられるようにシャチが現れ、俊敏なエイを追う様子が描かれます。
コルテス海は実際に行ける?
コルテス海は一般旅行者でも訪問できます。ロケ地の海域そのものを一点の住所で示すことはできませんが、バハ・カリフォルニア・スル州のロスカボスやラパス周辺から、海洋生物観察ツアーが多数出ています。
Los Cabos Tourismの公式案内では、モブラエイは年間を通して見られる可能性があるものの、大規模な群れは5月から7月ごろが代表的なシーズン。カボ・サン・ルーカス発のペラジックサファリなど、野生動物を探す少人数ツアーも紹介されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 撮影地 | コルテス海(Sea of Cortez) |
| 国・地域 | メキシコ・バハカリフォルニア半島東側 |
| 観察拠点例 | ロスカボス、ラパス、ロレト |
| モブラエイの代表的時期 | 5月〜7月ごろ |
| 予約 | 野生動物観察ツアーは事前予約推奨 |
| 注意 | 野生動物のため遭遇保証はない |
「店の住所」のような固定地点ではなく、海況と生きものの動きで場所が変わる体験です。番組と同じシャチの狩りを見られる保証もありませんが、モブラエイの群れを目的に現地の海へ出ることはできます。
深海のタコ「オクトパス・ガーデン」はどこ?
海洋パートで紹介される、深海で卵を守り続けるタコの場面は、米国カリフォルニア沖の深海研究で知られるOctopus Garden(オクトパス・ガーデン)が大きな舞台です。
MBARI(モントレー湾水族館研究所)は、Planet Earth III「Ocean」に協力し、深海のタコの母親たちを撮影したことを公式に発表しています。ここは観光用のダイビングスポットではなく、深海探査機が必要になる研究海域です。
オクトパス・ガーデンは観光できる?
一般の旅行者が現地の海底へ直接行くことはできません。通常のスキューバダイビングで到達できる深さではなく、研究船や遠隔操作無人探査機が使われる世界です。
そのため「実際に足を運ぶスポット」としては、モントレー周辺で海洋研究や海の生態を学ぶ施設を組み合わせる方が現実的です。番組の映像は、普段人が訪れることのできない深海を研究機関の技術で見せてくれる点に価値があります。
極限EXTREMESのホッキョクオオカミはどこ?エルズミーア島
「極限」でホッキョクオオカミとジャコウウシの追跡が撮影された場所としてBBCが紹介しているのが、カナダ北極圏のエルズミーア島です。
BBCの制作記事では、スタッフが数か月の調査を経てエルズミーア島を撮影地に選び、オオカミを探しながらツンドラを移動したことが紹介されています。人にほとんど追われてこなかった地域のオオカミは、人間への警戒が比較的弱いことも撮影上の特徴だったとされています。
エルズミーア島へ旅行するならクッティニルパーク国立公園が拠点
エルズミーア島北部には、カナダ最北の国立公園Quttinirpaaq National Park(クッティニルパーク国立公園)があります。Parks Canada公式によると、ここにはジャコウウシ、ホッキョクオオカミ、ピアリーカリブーなどが生息しています。
観光地ではありますが、一般的な国立公園とは難易度がまったく違います。最寄りの商業便の拠点はResolute Bay(レゾリュート湾)で、公園へはチャーター機を使うのが基本です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スポット | Quttinirpaaq National Park |
| 所在地 | カナダ・ヌナブト準州 エルズミーア島 |
| 最寄りの交通拠点 | Resolute Bay |
| 公園への移動 | Twin Otterなどのチャーター機 |
| 開園 | 年間を通して開園 |
| 訪問しやすい時期 | 5月〜8月 |
| 予約・登録 | 入園前の旅行登録が必須。ガイド会社利用を強く推奨 |
Parks Canadaによると、レゾリュート湾から公園へ向かう往復チャーターは、燃料価格などにもよりますが約7万カナダドルになる例が示されています。8〜9人程度で利用できる機材の例もあり、通常の個人旅行とは桁違いの準備が必要です。
公園内は通信、医療、宿泊設備が限られ、自力で緊急時に対応できる技能が求められます。番組を見て「行ってみたい」と感じても、現地では必ずParks Canadaや認可ツアー会社へ事前相談する場所です。
ソンドン洞窟は実際に入れる?予約と料金
「極限」の舞台の一つとして制作関係者が語っているのが、ベトナムのソンドン洞窟(Hang Son Doong)です。巨大な洞窟空間を撮影するため、撮影スタッフは長時間の徒歩移動と洞窟内の滞在を伴う遠征を行っています。
ソンドン洞窟は一般観光客でも訪問できますが、個人で自由に入れる場所ではありません。公式ツアー運営会社のOxalis Adventureによると、現在ソンドン洞窟へ入るにはSon Doong Expedition Tourへの参加が必要で、同社が許可を受けた運営者と案内しています。
ソンドン洞窟ツアーの実用情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| スポット | Hang Son Doong / Son Doong Cave |
| 国 | ベトナム |
| ツアー | Son Doong Cave Expedition |
| 日程 | 4日3泊の洞窟遠征を含む行程 |
| 料金 | 1人 80,000,000 VND(約3,000米ドル) |
| 予約 | 必須・先着順 |
| 移動 | Dong Hoi周辺から送迎付き |
料金には国立公園関連費、ガイド、洞窟専門家、安全スタッフ、ポーター、食事、装備、宿泊などが含まれます。普通の観光洞窟とは違い、体力条件を満たす必要がある本格的な遠征です。
番組で見た景色を実際に体験できる数少ない場所ですが、予約枠は限られます。一般的な「営業時間に行けば入れる観光施設」ではなく、日程・体調・装備を含めて事前審査と予約が必要な場所と考えてください。
ユキヒョウ親子の撮影地はどこ?
番組表では、極限パートに仲むつまじいユキヒョウ親子が登場すると案内されています。海外の制作関連記事ではモンゴルのゴビ地域でユキヒョウ撮影が行われたことが紹介されていますが、今回確認したNHKの日本語番組情報では正確な撮影地点までは示されていません。
ユキヒョウは絶滅が危惧される野生動物で、観察場所を一般観光スポットのように細かく案内できる対象でもありません。そのため、この記事では確実に案内できる範囲をモンゴルのゴビ地域までとし、具体的な谷や巣場所の断定は避けます。
前回「海岸・淡水」と今回「海洋・極限」の違い
前回の「海岸・淡水」は、海と陸がぶつかる海岸線や、川・湖といった淡水環境が中心でした。今回の「海洋・極限」は、そこからさらに人の生活圏を離れ、外洋・深海・北極・高山・巨大洞窟へと舞台が広がります。
同じ「プラネットアースⅢ」でも、撮影地へのアクセス難度は今回の方が高い場所が目立ちます。コルテス海は旅行者向けツアーがある一方、エルズミーア島はチャーター機と極地装備が必要。ソンドン洞窟も人数制限のある遠征ツアーです。
映像の「どこで撮ったのか」を知ると、動物の行動だけでなく、撮影班がその場所へたどり着くまでの難しさも見えてきます。
参考にした情報
- Gガイド「ワイルドライフ選 プラネットアースⅢ 海洋OCEAN 極限EXTREMES」
- BBC Earth「Planet Earth III」
- Los Cabos Tourism「A Guide to Mobula Ray Season in Los Cabos」
- Parks Canada「Quttinirpaaq National Park – Plan your visit」
- Oxalis Adventure「Son Doong Cave Expedition」
- MBARI「Planet Earth III Ocean」撮影協力記事
よくある質問
プラネットアースIII「海洋」のエイとシャチはどこで撮影されましたか?
BBC系の作品情報では、メキシコのコルテス海(Sea of Cortez)でモブラエイとシャチの場面が撮影されています。ロスカボスやラパス周辺では海洋生物観察ツアーがあります。
ホッキョクオオカミとジャコウウシの撮影地はどこですか?
BBCの制作記事では、カナダ・エルズミーア島で撮影されています。島北部のクッティニルパーク国立公園は訪問できますが、チャーター機や事前登録など本格的な準備が必要です。
ソンドン洞窟は一般旅行者でも入れますか?
入れますが、自由入場ではありません。Oxalis AdventureのSon Doong Expedition Tourへの参加が必要で、料金は1人80,000,000 VND、予約必須です。
今回のユキヒョウ親子の正確な撮影場所は分かりますか?
モンゴルのゴビ地域で撮影されたことを示す海外資料はありますが、今回確認できた日本語の番組情報では正確な撮影地点までは公表されていません。
まとめ
10月26日の「ワイルドライフ選 プラネットアースⅢ 海洋OCEAN 極限EXTREMES」は、海洋と極限環境を舞台に、エイとシャチ、深海のタコ、ホッキョクオオカミ、ジャコウウシ、ユキヒョウなどの生態を描く回です。
撮影地として具体的に追える場所には、メキシコのコルテス海、カナダのエルズミーア島、ベトナムのソンドン洞窟があります。コルテス海は観察ツアーが比較的利用しやすい一方、エルズミーア島とソンドン洞窟は予約・装備・費用のハードルが高い場所です。番組の壮大な映像と合わせて、実際の地理やアクセスまで知ると、それぞれの場面がさらに印象深く見えてきます。

