ダウントン・アビー/グランドフィナーレのロケ地巡り|ハイクレア城ほか5か所の行き方|10/26 13:00
10月26日(月)13時からWOWOWシネマで放送される「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ(字幕版)」は、15年にわたるシリーズの最終章です。物語そのものに加えて、英国の邸宅や劇場、競馬場など、画面に映る場所を実際に訪ねてみたい方も多いのではないでしょうか。
すでにロケ地の場所そのものをまとめた記事があるため、ここでは一歩進めて、一般の旅行者が訪れやすいロケ地を中心に、住所・交通・現地で見たいポイントを整理します。ロケ地を先に把握してから映画を見ると、舞台美術と実在の建物の違いも楽しみやすくなります。
10月26日の放送日時と作品情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月26日(月)13:00〜 |
| 放送局 | WOWOWシネマ |
| 作品 | ダウントン・アビー/グランドフィナーレ(字幕版) |
| 原題 | Downton Abbey: The Grand Finale |
| 制作年 | 2025年 |
| 制作国 | イギリス/アメリカ |
| 内容時間 | 124分 |
| 監督 | サイモン・カーティス |
| 脚本 | ジュリアン・フェロウズ |
WOWOW公式によると、本作は1930年夏、ロンドンの社交シーズンから始まります。メアリーの離婚が上流社会のスキャンダルとなる一方、クローリー家は財政難にも直面し、長く続いたダウントンの暮らしそのものが変化の時を迎えます。
シリーズ全体の流れを先に整理したい方は、「ダウントン・アビー」映画3作の放送順・あらすじもあわせて読むと、最終作の位置づけが分かりやすくなります。
ハイクレア城|「ダウントン・アビー」そのものとして映る本命ロケ地
最優先で訪ねたいのが、Highclere Castle(ハイクレア城)です。ハイクレア城公式は、2010年に始まったテレビシリーズから複数の映画まで撮影が続いてきたことを紹介しており、城そのものが作品世界を象徴する存在になっています。
作中ではクローリー家の大邸宅「ダウントン・アビー」として登場します。大階段、ステート・ダイニング・ルームなど、シリーズを見続けてきた人には見覚えのある空間が実際の城内にあります。公式サイトも、メアリーの結婚式で印象的だった階段や、バイオレットの台詞が交わされた食堂などを見どころとして案内しています。
ハイクレア城へのアクセスは?
所在地はHighclere Castle, Newbury, RG20 9RNです。公式案内では、ロンドン・パディントン駅から鉄道でNewbury駅へ向かい、そこからタクシーで約15分とされています。車の場合はA34から茶色の観光案内標識に従う方法が案内されています。
城と庭園は年間を通じて毎日開いている施設ではなく、公開日やイベント日が設定されています。訪問旅行を組むときは、航空券やホテルを決める前にハイクレア城公式の公開日とチケットを確認しておくのが安心です。
バジルドン・パーク|クローリー家のロンドン邸「グランサム・ハウス」
Basildon Park(バジルドン・パーク)は、National Trustが管理するバークシャーの歴史的邸宅です。「グランドフィナーレ」では、Hall、Dining Room、Drawing Room、赤い壁が印象的なOctagon Roomなど、多くの応接空間が撮影に使われたとNational Trustが明記しています。
ドラマ版でもクローリー家のロンドン邸「Grantham House」として使われてきたため、シリーズの過去と最終作がつながる場所でもあります。豪華な邸宅という点ではハイクレア城と共通しますが、こちらはロンドン社交界側の空間として見ると違いが分かりやすいです。
バジルドン・パークへのアクセスは?
住所はLower Basildon, Reading, Berkshire, RG8 9NR。National Trust公式では、最寄り候補としてPangbourne駅が約2.5マイル、Goring駅が約3マイルと案内され、駅からは事前予約したタクシー利用が勧められています。車ならM4の12番出口からBeale Park、Pangbourne方面へ進み、案内標識に従います。
邸宅内は撮影に使われた複数の部屋を実際に見比べられるのが魅力です。ハイクレア城と組み合わせるなら、地理的にも同じ英国南部の旅程に入れやすい候補です。
クレイドン・ハウス|メアリーが登場する舞踏会の邸宅
Claydon House(クレイドン・ハウス)は「グランドフィナーレ」で初めて「ダウントン・アビー」のロケ地になった場所です。National Trustによると、劇中のPetersfield Houseの室内として使われ、クローリー家が参加する舞踏会の場面が撮影されました。
特に注目したいのが、メアリーが姿を見せる装飾豊かな階段と、舞踏会場として使われたSaloonです。階段は保存上とても繊細で通常利用には制約がありますが、撮影時には保全担当者の監督のもと、出演者が柔らかい靴底を使うなどの配慮が行われたと紹介されています。
クレイドン・ハウスへのアクセスは?
住所はMiddle Claydon, near Buckingham, Buckinghamshire, MK18 2EY。National Trust公式では、車はA413やA41方面から案内標識に従うルートが示され、駐車場は無料です。鉄道駅はAylesbury Parkway、Bicester North、Milton Keynes Centralなどが距離のある位置にあるため、公共交通だけで行く場合は事前に移動手段を組んでおく必要があります。
最終作で新しく加わったロケ地を見たい人には、ハイクレア城とは違う意味で価値の高い場所です。
リッチモンド・シアター|冒頭のロンドン劇場シーンを撮影
映画冒頭の劇場シーンには、ロンドン西部のRichmond Theatre(リッチモンド・シアター)が使われました。Focus Features側のインタビューでは本作の大きな見せ場に「London theater」が挙げられ、撮影スタッフの解説でもRichmond Theatreが撮影地として紹介されています。
劇場は1899年から続くGrade II listedの歴史的建築で、現在も公演が行われている現役の劇場です。映画のためだけの観光施設ではないので、内部を見たい場合は公演や見学企画の開催状況を確認して訪れるのが現実的です。
リッチモンド・シアターへのアクセスは?
住所はRichmond Theatre, The Green, Richmond, TW9 1QJ。ATG Tickets公式では、Richmond駅から徒歩約3分、Waterlooから鉄道で約20分、District Lineでもアクセス可能と案内されています。
ロンドン滞在中に立ち寄りやすい点では、今回紹介するロケ地の中でも特に組み込みやすい場所です。城めぐりに丸一日使えない旅行でも、劇場周辺ならロンドン観光の一部として訪ねやすいでしょう。
リポン競馬場|劇中の「ロイヤル・アスコット」を再現した場所
作品の社交界を象徴する競馬の場面はRipon Racecourse(リポン競馬場)で撮影されました。映画内ではRoyal Ascotとして見せていますが、実際の撮影地は北ヨークシャーのRiponです。Focus Features公式インタビューでもAscot race courseが本作の主要なセットピースとして挙げられています。
既存のロケ地解説は、「グランドフィナーレ」のハイクレア城・リポン競馬場などの撮影場所でまとめています。今回の記事では、現地へ行く場合の交通に絞って整理します。
リポン競馬場へのアクセスは?
住所はThe Racecourse, Boroughbridge Road, Ripon, North Yorkshire, HG4 1UG。公式によると車ではA1(M)からのアクセスが基本で、レース開催日は無料駐車場が案内されています。鉄道駅はHarrogateとThirskがそれぞれ約11マイルで、Ripon市内から競馬場へ向かう形になります。
レース開催日にはRipon Bus Station向かいのcoach parkから無料シャトルが運行される案内もあります。映画の場面と同じ構図を求めるだけでなく、英国競馬場の雰囲気そのものを体験できる場所です。
ロケ地巡りはどこから回ると効率がいい?
日本からの旅行で全5か所を一度に回るなら、ロンドンを起点に南部の3邸宅と劇場を先にまとめ、リポン競馬場は別日程に分けるのが現実的です。Highclere Castle、Basildon Park、Claydon Houseはロンドンの西〜北西側にありますが、公共交通では駅からタクシーが必要な場所も多く、単純な電車移動だけではつなぎにくいからです。
一方、Richmond Theatreはロンドン中心部から移動しやすく、半日程度の観光にも組み込みやすい場所です。Ripon Racecourseは北ヨークシャーにあるため、ヨークやハロゲート方面の旅行と一緒に考えると動きやすくなります。
施設の公開日や公演日、競馬開催日は季節によって変わります。特に歴史的邸宅は休館日がまとまって設定されることがあるため、訪問直前ではなく旅程作成時に公式サイトを確認してください。
【映画・スポーツ・海外ドラマみるなら】WOWOWオンデマンド出演者とシリーズの見どころ
WOWOW公式には、ロバート・クローリー役のヒュー・ボネヴィル、チャールズ・カーソン役のジム・カーター、メアリー・クローリー役のミシェル・ドッカリー、ハロルド・レビンソン役のポール・ジアマッティ、コーラ・クローリー役のエリザベス・マクガヴァンらが掲載されています。
最終作は屋敷だけに留まらず、ロンドンの劇場、競馬、舞踏会といった1930年代の社交シーズンを広く見せる構成です。そのため、ハイクレア城だけを「唯一のロケ地」と考えるより、複数の歴史的建築と現代の撮影技術を組み合わせてダウントンの世界を作っている点に注目すると楽しみが増します。
9月放送時の別記事では、ハイクレア城・リポン競馬場などのロケ地の特定も紹介しています。今回の訪問ガイドと見比べると、撮影地を知る段階から実際に旅程へ落とし込む段階まで整理できます。
参考にした情報
- WOWOW「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」
- Focus Features「Reaching the Heart of Downton Abbey: The Grand Finale」
- Highclere Castle「Downton Abbey」
- National Trust「On location with Downton Abbey」
- Richmond Theatre Venue Information
- Ripon Races「Contact / Getting Here」
よくある質問
ダウントン・アビーとして撮影された城はどこですか?
ハイクレア城です。テレビシリーズから映画版まで長くクローリー家の邸宅「ダウントン・アビー」として使われています。
グランドフィナーレの競馬場シーンは実際のアスコット競馬場ですか?
劇中ではRoyal Ascotとして描かれますが、撮影には北ヨークシャーのRipon Racecourseが使われました。
ロンドンから最も立ち寄りやすいロケ地はどこですか?
公共交通で訪ねやすいのはRichmond Theatreです。Richmond駅から徒歩約3分と公式に案内されています。
ハイクレア城はいつでも見学できますか?
毎日通年公開ではありません。城と庭園は公開日が設定されるため、旅行前にHighclere Castle公式の営業日とチケット情報を確認する必要があります。
まとめ
「ダウントン・アビー/グランドフィナーレ」のロケ地巡りで中心になるのは、シリーズを象徴するHighclere Castleです。さらに、ロンドン邸を担うBasildon Park、舞踏会のClaydon House、冒頭の劇場シーンのRichmond Theatre、Royal Ascotを再現したRipon Racecourseまで訪ねると、最終作が複数の実在施設を組み合わせて作られていることがよく分かります。
ロンドンから一度に全部を回るより、南部の邸宅・劇場と北ヨークシャーのリポンを分けて考えるのが実用的です。10月26日の放送では、登場人物だけでなく背景の建物や競馬場にも注目すると、ロケ地を訪ねる旅のイメージがより具体的になります。

