初心者必読! 脚本執筆の道しるべとなるピクサーアニメ22の法則

「脚本を書きたい!」でも、何から手をつければいいか分からず、悩むことはありません? 物語は、作者が自由に書けます。しかし、自由過ぎると逆に困ってしまうことがあるもの。荒野にポツンと取り残されて進む方向がわからないのと同じで、「道しるべ」が必要です。

米国のアニメ製作会社ピクサーには、脚本執筆の際の道しるべ「22の法則」が存在します。以下に翻訳したものを紹介するので、執筆の参考として下さい。

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ピクサー22の法則を読み解く

世界中の人々を楽しませるピクサー作品。クリエイターたちは、ある共通のテーマを持って制作にあたっているといいます。特に物語の骨子を作る脚本家(シナリオライター)はある法則を心に刻んで、筆を走らせているのです。

その法則は22もあります。しかしそのどれもがストーリーテリングに無くてはならない大切なポイントを押さえているのです。それぞれの法則を自分の執筆した作品と照らし合わせるとより一層理解が深まるでしょう。

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心構え ~脚本を書き出す前に~

法則-1

なぜ、物語を書く必要があるのか? 物語にとって一番大切なものは脚本家の情熱である。

Why must you tell THIS story? What’s the belief burning within you that your story feeds off of? That’s the heart of it.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

法則-2

「一番大切なこと」と「それを伝えるために一番手短な方法」を明快にすることで、やっと脚本を書き始められる。

What’s the essence of your story? Most economical telling of it? If you know that, you can build out from there.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/
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法則-3

独りよがりな脚本を書いてはいけない。観客の目線で、彼らが求めている物語を書こう。

You gotta keep in mind what’s interesting to you as an audience, not what’s fun to do as a writer. They can be very different.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

法則-4

脚本家は、自分自身について深く知る必要がある。どんなことで喜び、落ち込むのか。その時は、ありのままの自分をさらけ出そう

You have to know yourself: the difference between doing your best & fussing. Story is testing, not refining.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

法則-5

脚本を書き出す前に、お気に入りの映画や小説は、できるだけ遠くに片付けよう! 無意識のうちに作風が似てしまうかもしれないから。しかし、それは仕方がないことでもある。お気に入りの作品が、すでにあなたの一部になっていたら、受け入れるしかない。

Pdll apart the stories you like. What you like in them is a part of you; you’ve got to recognize it before you can use it.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/
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法則-6

書き続けてきたことは、絶対に無駄にならない。そして、今後も書き続けた方が良い。いつか必ず役に立つから。

No work is ever wasted. If it’s not working, let go and move on – it’ll come back around to be usefdl later.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

キャラクター ~魅力的な登場人物の創り方~

法則-7

主人公に主張させよう。周囲に流されやすい主人公は、脚本家にとっては書きやすいけれど、観客からは嫌われてしまう。

Give your characters opinions. Passive/malleable might seem likable to you as you write, but it’s poison to the audience.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

法則-8

主人公が輝くシーンとは、目標を達成する瞬間のシーンより、その目的に向かい努力しているシーンだ。

You admire a character for trying more than for their successes.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

法則-9

主人公の特技や一番大切にしているものはなんだろう? そして、その特技が通用しない敵が現れたり、大切なものが奪われてしまったら? 主人公はどうやって乗り越えるのか考えよう。

What is your character good at, comfortable with? Throw the polar opposite at them. Challenge them. How do they deal?

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

法則-10

複雑な設定はいらない。要素は最低限がいい。似ている登場人物は一人にまとめよう。無駄なエピソードは飛ばそう。これらを「もったいない」と思ってはいけない。

Simplify. Focus. Combine characters. Hop over detours. You’ll feel like you’re losing valuable stuff but it sets you free.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

構成 ~ストーリーの組み立て方~

法則-11

物語は、簡単なフォーマットに当てはめて考えよう。「昔あるところに…」「毎日…」「ある日…」「そのために…」「最後は…」のように。

Once upon a time there was . Every day, . One day . Because of that, . Because of that, . Until finally .

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/
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法則-12

“偶然”トラブルに巻き込まれるのはOK。“偶然”解決するのはNG。

Coincidences to get characters into trouble are great; coincidences to get them out of it are cheating.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

法則-13

主人公に危険が迫るだけでは、観客はドキドキしない。「主人公の生い立ち」や「失敗した時のリスク」などの背景設定をミックスして、緊張感は生まれる。そして、危機レベルは背景設定により決まる。

What are the stakes? Give us reason to root for the character. What happens if they don’t succeed? Stack the odds against.

http://www.aerogrammestudio.com/2013/03/07/pixars-22-rules-of-storytelling/

次のページでは、脚本家にとってもっとも大事だと言われている「リライト」に関する法則と、より具体的な執筆に切り込む「テクニック」について解説します。

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