タイトルの決め方・付け方をアカデミー賞映画から学ぶ

きちんとした脚本を作るとなった時に、シナリオの内容を表すような端的なタイトルを決めるのは頭の疲れる作業となります。しかし、どんなタイトルが良い物なのか悩んでしまうという事も少なくないでしょう。そもそもどういうところからとっかかりを得て考えればいいのかが分からずに、決め方に迷ってしまうなんて事もあります。そういった人は、シナリオの内容をパターン別に分けてから、タイトルの付け方を考えるとうまくいきやすいでしょう。

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セリフ型のタイトルは親しみやすい

日常でよく使うようなセリフや言葉を、そのまま使用したセリフ型のタイトルは、親しみを感じさせてくれる作品に合っているものでしょう。日本アカデミー賞で、数ある映画の中からノミネートされた映画作品から例を挙げると、「桐島、部活やめるってよ」や「shall we ダンス?」、「シコふんじゃった。」などがあります。

いずれの作品も、奇抜な発想や着眼点などはないものの、日常の延長線として描かれているため、一定のリアリティと親しみを感じさせるような描写が、多くの人から評価されています。

こういった内容の映画は、観客の日常によりそった共感性の高いものにつけられる事が多いです。見ている人に違和感を与えることなく受け入れてもらいやすくなるので、現実世界を中心にして描いたシナリオのタイトルの付け方で悩んでいるならば、台詞調のものを使用してみると好感を得やすくなるでしょう。

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テーマや人物を利用した象徴型タイトル

映画の内容を象徴するようなアイテムや人物・生物などをタイトルにした象徴型のタイトルは、その言葉だけで内容が連想できるような作品に合っているでしょう。多くの人が知っている様な「シン・ゴジラ」「幸福の黄色いハンカチ」「万引き家族」などがそうです。

特に「シン・ゴジラ」などは、タイトルに使用されているゴジラ抜きでは作品が成立しないといっても過言ではありません。その作品になくてはならない要素、その存在ぬきでは語れないアイテム・人物がある場合は、それらの単語をタイトルに使用することで、ポスターや宣伝を見た人に、作品イメージを強く意図した方向にうったえかけやすくなるでしょう。

作品を見た人が他人に宣伝する際に、一言で相手に内容がつたわりやすくなるので、多くの人が齟齬の少ないイメージを共有しやすくなるというのもポイントです。

「なるほど!」と思わせる不可思議型タイトル

町中で何気なく広告物に目を向けた時に、一見して何を言っているのか分からないようなタイトルをたまに見かける事があります。そういった不可思議型のタイトルは、頭をひねって考えてみたり、実際に内容を見て見ないと意味が分からない事があるものです。

例としては、「もののけ姫」や「船を編む」、「沈まぬ太陽」など。連想しにくい言葉同士を、あえて繋げることで、見ている人の興味をかきたてるような効果が期待できます。これらのパターンのタイトルをうまく使いこなし、シナリオを通して作品のテーマを上手く伝える事ができれば、普通に意識してみるよりもより強く、見ている人の心に作品のタイトルを印象づけることができます。

タイトルの決め方に悩んでいて、あれこれ考えてもパッとしないという場合は、不可思議パターンに注目してみるとシナリオを引きたててくれるかもしれません。

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