脚色の意味とは?普通の脚本と違う脚色の魅力

プロの脚本家になれば、原作を脚色することもあるでしょう。公開されている映画や、ドラマ、アニメなどにも脚色作品は多くあります。しかし、多くの人が脚色についてあまり詳しくありません。
「脚色の意味とは?」「普通の脚本と脚色した脚本の違いはどこか?」などの疑問をお持ちの方は、記事を読んでスッキリしてください。

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脚色の語源について

脚色という言葉の脚は根本を表し、色は単に色をつけることではなく物語を面白く奥深くすることの意味です。また、脚色とは脚本にすることの意味と表に現れる意味の色を合わせて作った言葉になります。

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脚色の意味

脚色とは、小説や事件などを演劇・映画・テレビなどの物語に演出を加えた仕組みのことです。つまり物語の事実を誇張して、面白く伝えていくのに粉飾をすることであります。

照明や音響・台詞や動作などを書き加えることが一般的です。簡単に言えば、オリジナルであるものが脚本であればアレンジしたものを脚色といえるでしょう。音楽でいえば作曲と編曲の違いです。

脚色の歴史

脚色の言葉は、元は中国の古典劇であり俳優の役柄や劇の筋書きの意味でした。また、古代の中国においては役人になるのに提出しなければいけない履歴書や身分証明書だったといわれています。日本では、江戸時代になってから歌舞伎の仕組みとして作品に脚色が使われていました。

脚色をするようになったのは、1804年~1818年だと言われています。1830年~1844年には、江戸で読本や講談などに脚色が使われるようになりました。1877年頃からは、新聞に連載している評判小説の劇化にも脚色するようになったようです。

原作を脚色する魅力とは

オリジナル作品の物語を面白く意味のある脚色をしていくのには、それなりの工夫がいるでしょう。ひとつは、原作のどの分を抽出してどこを省くかが大事です。小説や漫画に比べて、実写化した映画やドラマや舞台はいくつか省かれている場面があります。

ところが上手く脚色された作品は、ただ単に台本を書いたのではなく何かひきつける部分を感じとれるでしょう。作品を脚色するのには、単に面白く脚本を書くのではなく視聴者などが何を求めて観ているかを考えながら創ることが必要です。また、脚本家はプロデューサーなどと作品の意向を統一しておかなければならないでしょう。

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実際に原作を脚色してヒットした作品

グリム童話のシンデレラを原作を脚色した「エバーアフター」という作品があります。主人公の少女はシンデレラではなくダニエルです。舞台は16世紀のフランスになっています。ダニエルが、王子ヘンリーと出会って逆境にも負けず恋をしていく様子が表現された作品です。他の登場人物では、絵を描いたり発明したりするレオナルドダヴィンチがいたりします。

また、ダニエルの無邪気である姿がシンデレラとはまた違った女の子として観ることができるのも見所です。一方、王子とシンデレラの出会い方や味方になる人物などが違ったりする設定も工夫がされています。ガラスの靴などの小物にも原作とは少し違う脚色がされている所もとても面白いです。

脚色から新たな物語を感じる

原作を観て飽きてしまった作品でも、脚色をしたものに出会うことでまた違った面白さを発見することができます。脚色をすることは、オリジナルの作品を無限にアレンジして表現することが可能です。脚色としての意味が上手く機能していれば、一つの作品からあらゆる作品が創りだされていくことでしょう。

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