【凛座(りんざ)】腰痛に効く骨盤座椅子の感想レビュー

普段デスクワークをしていると、いつの間にか姿勢が崩れていくものです。崩れた姿勢は、背骨や腰骨に不可を与えることになり、慢性的な腰痛や背中痛、肩こりや首の痛みまで引き起こす可能性があります。そのような事態におちいる前には、そもそもの原因と考えられる「座り方」を改善することが大切です。わたしの場合、凛座(りんざ)という骨盤座椅子を普段使いすることで、改善がみられました。

 

腰痛の原因は「おしりの前滑り」

腰痛や肩こりなどの体の不調を感じている人は、その原因が普段の生活にあることを薄々感じているはず。デスクワークの人は、最初こそ「きちんと座ろう!」と意気込んで背筋を伸ばし、深く椅子に腰掛けているでしょう。しかし、いつのまにか姿勢が崩れてしまってはいませんか? その原因はおしりの前滑りにあります。
基本的にきちんと座ろうとすると腹筋などに負荷がかかり、体力を消耗してしまうものです。そのため、徐々に体が楽な姿勢へと崩れていってしまいます。楽な姿勢とは、背もたれに体重をかけてぐったりしたような状態です。そのため、おしりが前に滑って出てしまうのです。

凛座は「おしりの前滑り」を防ぐ骨盤座椅子

おしりの前滑りが、悪い姿勢の原因と言われています。骨盤座椅子の凛座(凛座)は、その点をしっかりとフォローしていました。つまりお尻を前滑りさせたくともできない作りになっているのです。
まずポイントとなるのは背もたれです。お尻を前滑りするときには、背もたれに思い切り体重をかけている状態になります。凛座にはその背もたれが存在しません。そのため、おしりが前滑りしないのです。加えて凛座の全面にはなめらかな凸凹が存在します。股の間に凸があたる作りになっているので、それがストッパーとなり、重ねてお尻が前滑りしないようになっているのです。
背もたれがなくて、逆に疲れてしまわないのかと不安になった方もいるでしょう。しかし、凛座に座ると自然と「骨盤が立つ」状態になるため、疲れません。「骨盤が立つ」とは、背筋がまっすぐピンッとなっている状態に近いといえば、想像しやすいでしょうか。背筋を伸ばした状態を自分の筋肉だけで行うと疲れてしまいます。しかし、凛座はその状態で固定されるようにサポートしてくれるため、疲れないのです。
私の仕事はデスクワークなのですが、凛座に座って10時間近く作業をしていたことがあります。もちろん途中でトイレ休憩や食事休憩はとっていますが、それほど長時間座っていても姿勢を意識することはなく、また痛みも生じませんでした。これは凛座によって適切な姿勢が保たれていたからだと思います。


座面が柔らかい骨盤座椅子はNG

私はパソコンと向き合う仕事柄、腰痛と肩こりを何年も抱えています(最近では眼精疲労も溜まってきたように感じますが)。自分なりにネットなどで調べた結果、それらの症状を解消するためには、「正しく座る」ことが何よりも大切であると考えるようになりました。
そのために、座布団を工夫したり、椅子の角度を変更したり、ヨガの座り方を研究したり、腹筋を鍛えようとしたり、いろいろなことにチャレンジしてきたつもりです。が、どれも長続きしませんでした。
また骨盤座椅子が姿勢矯正に良いと聞けば、家具屋さんにも足を運び、実際に購入もしています。しかしこれもうまくいかず……。
骨盤座椅子を選ぶ際には、座り心地が良いものを選んでいたせいか、自分でも気づかないうちに座面が柔らかいものを選んでいたようです。ところがそれが大間違いだと後になって知りました。どうやら、低反発のテンピュールなどを使っている座椅子は、座った瞬間は気持ちよくていいのですが、長時間座ると「骨盤が立たなくなる」ようです。また座るときには、おしりが重心になるため、座面が柔らかいと沈んでしまい、徐々に体重が後方にいってしまうのだとか。そうなると「おしりの前滑り」を引き起こしてしまい、悪い座姿勢となってしまいます。腰痛持ちの人にとって、座面が柔らかい椅子は悪循環を引き起こすようです。

適度に硬い凛座の座面

その点、凛座の座面は程よい硬さを保っているので姿勢が崩れません。かといって硬すぎることはないので、長時間座っていてもお尻が痛くなることはありません。ただし、実際に凛座を使うときには注意も必要。それは、「柔らかい場所に凛座をおかない」ということです。土台がやわかいと凛座が安定せず、そのまま座ってしまうと腰に負担がかかってしまうからです。
置く場所にさえ気を使えば、凛座は床でも椅子の上でも使うことができます。私の場合は、仕事は椅子に座って行うので、凛座を使うシーンはほぼ椅子の上です。しかしオフタイムにテレビなどを見るときには、リビングに凛座を持ち運んで座るようにしています。
以前はソファに寝転がってテレビを見ていることが多かったのですが、凛座がきてからは座ることの方が多くなったと感じています。また床において凛座を使う時は、あぐらをかいています。これはメーカー推奨の座り方のようなのですが、私の場合は、自然とそのような形に収まっていました。とはいえ足を伸ばして使うこともできるので、膝が悪い人でもそれほど心配することはないでしょう。

凛座はコスパが良く、信頼性も高い骨盤座椅子

骨盤座椅子の凛座のおかげで、わたしの腰痛と肩こりも、だいぶ改善されたと実感しています。自分が使って良いものは家族や友人などにもおすすめしたくなりますが、あまり高価なものは薦めづらいものです。その点、凛座であれば1万円程度なので、それほど負担にならず推薦することができるでしょう。わたしの場合は、同じような仕事をしている同僚にプレゼントしました。その人はとても喜んでくれて、会社でも使ってくれているようです。とても喜んでくれたので、値段については教えていません。きっと勝手に想像を膨らませて、高価なものだと思ってくれているでしょうw 凛座は、そういう意味でコスパが良い商品だといえるかもしれません。
とはいえ、その同僚は、私と同様に重度の腰痛持ち。変なものをプレゼントして、逆に症状が悪化しても困るだろうなと少し心配していました。が、その心配は取り越し苦労だったわけです。
凛座は、全国1700院の医療機関や整骨院で導入されている骨盤座椅子。その高い信頼性の裏打ちを、改めて実感しました。

腰痛に悩む方へオススメの骨盤座椅子「凛座」

現代日本に置いて、腰痛や肩こりに悩む人はたくさんいるでしょう。「正しく座れていない」ことが症状の原因だとわかっているなら、骨盤座椅子の凛座(りんざ)の使用をおすすめします。凛座を使って座ることで、骨盤から背骨にかけて自然なS字カーブを描いてフィットします。「お尻の前滑り」を抑制する考え抜かれたフォルムは、見た目に可愛くもあるので、女性の部屋にも自然とマッチするでしょう。
凛座は、特に座り仕事の人におすすめしたいアイテムです。体調の心配をしないで仕事に打ち込むことができれば、さらなるパフォーマンスアップも望めるかもしれません。