kindle本『知っている人だけ得をする-0円住宅のつくりかた』を読みました
午堂登紀雄さんの『知っている人だけ得をする-0円住宅のつくりかた』を読みました。
午堂さんはご夫婦で様々な投資をされている方で、関連書籍も多数出版されています。
本書は、そんな午堂さんが、賃貸併用住宅を、実際に立てた時に気づいた点をまとめられた本になります。
もともと不動産投資などを行っていた午堂さんなので、最初のうちは専門用語も多く、すっかり置いて行かれてしまいましたが、細かいポイントまで丁寧にわかりやすく説明されていることに徐々に気づくと、最後まで読み切ることができました。
とはいえ、本書『知っている人だけ得をする-0円住宅のつくりかた』は、タイトルにもあるように住宅の作り方、建て方に特化したノウハウとなります。
正直、予算が莫大になるような選択はできない、とはじめから購入だけを視野に入れている私のような人間には、雲の上の話しすぎてピンとこないエピソードもありました。(例えば太陽光発電の話は、初めて聞いたということもあり、実感がわかなかったです)
人生を得してハッピーに送るには、人と同じことをしていてはいけないと、よく言われます。
でも、多くの人が最初の一歩を踏み出すことを躊躇して、右へならえとなるのが現実ですね。
なぜなら、得することを望みながら、得することに罪悪感や恐怖を感じているからではないでしょうか。
本書に書いてあるようなことを、妄信的に実行に移して、もし失敗したらそれは、誰でもない自分の責任になります。
責任を負うことは怖いです。
自分ひとりならいざしらず、家族の分もあわせて背負うとなると尚更です。
午堂さんのように、一度飛び立ってしまえば、あとは意外とスムーズに行くのかもしれません。
しかし、最初の一歩は誰にでもあり、みんなビビっています。
多分、午堂さんも最初は怖かったのではないでしょうか。(そうであってほしいですね)
そんな臆病な私にとって、本書は少し高めのハードルを紹介してくれました。
いきなり飛び越えることは難しいけれど、その高さを実感できただけでも、有意義な読書だったと思います。