令和に足りないテレビ都市伝説回の結論は?陰謀論化・UFO新証言を時系列整理|10月28日IBC|10/28 0:26
10月28日(水)0時26分からIBCテレビ1で放送予定の「令和に足りないテレビ」第1回は、「令和の時代にはロマンある都市伝説が足りない」をテーマにした回です。
徳川埋蔵金、ネッシー、ツチノコ、UFOなど、かつてテレビや口コミで大きく盛り上がった題材が、なぜ令和では以前ほど「ロマン」として語られなくなったのか。TBS公式では國學院大學の飯倉義之教授や「ムー」編集長への取材を通じ、都市伝説ブームの変化を探る内容だと紹介されています。
先行したTBS放送の内容まで追うと、番組がたどり着いた大きなポイントは「昔のロマン型都市伝説の一部が、ネット時代には生々しい陰謀論へ変化した」という見立てでした。ここでは、番組の流れと「何が分かったのか」を時系列で整理します。
令和に足りないテレビ10月28日IBC放送の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月28日(水)0:26〜 |
| 放送局 | IBCテレビ1 |
| テーマ | ロマンある都市伝説が足りない |
| MC | せいや(霜降り明星) |
| スタジオゲスト | 劇団ひとり、松田好花 |
| VTR出演 | 飯倉義之、三上丈晴 |
TBSでは10月20日深夜0時29分からレギュラー初回として放送されました。IBCでは地域編成により日時が異なり、今回の入力情報では10月28日0時26分からとなっています。
MCを務めるせいやさんのプロフィールや、スタジオで都市伝説の思い出を語る劇団ひとりさんのプロフィール、松田好花さんのプロフィールも別記事でまとめています。
最初に振り返るのは徳川埋蔵金・ネッシー・ツチノコ
番組はまず、昭和から平成にかけて多くの人が熱中した都市伝説を振り返るところから始まります。
未確認生物ツチノコは各地で目撃証言が相次ぎ、捕獲に挑戦する人々まで現れました。徳川埋蔵金については、江戸幕府が隠したとされる財宝を探す大規模な特別番組が作られ、ネッシーや宇宙人のような未知の存在もテレビの人気題材でした。
放送内容では、こうした都市伝説を扱う番組が昭和には多かった一方、令和では大きく減っているという比較から「なぜ消えたのか」を追跡します。
TBS公式も、かつて日本中を熱狂させたUFO、ツチノコ、口裂け女などを例に挙げ、現代人が失った「ロマン」を検証すると説明しています。
劇団ひとりが語った昔の都市伝説番組のスケール
スタジオでは劇団ひとりさんが、昔の都市伝説番組のスケールについて振り返りました。
ネッシー探索では石原慎太郎さんを起用するような大掛かりな企画があり、テレビ局の屋上でUFOを呼ぶ企画に参加した経験も紹介。ビートたけしさんらが関わったUFO企画の記憶にも触れています。
番組自身についても、特番からレギュラーになったのに出演者数やセットが小さくなっていることを劇団ひとりさんが話し、「ロマンを追うテレビ」の予算や作り方そのものが変わってきたことを笑いに変えていました。
都市伝説はなぜ令和に減った?飯倉義之教授の説明
番組の中心となる説明をしたのが、國學院大學の飯倉義之教授です。
飯倉教授は、都市伝説という言葉がもともとアメリカの民俗学で使われ、日本では「噂」よりも格好いい呼び方として広まっていった経緯を紹介します。
1990年代には「人面犬」のような話が広く知られ、第1次ブームを形成しました。実在する「人間の顔のように見える犬」を誇張した噂が増幅し、さまざまな人面系の話へ展開したと説明されています。
その後、インターネット掲示板の時代には「くねくね」のようなネット発の怪談が広がります。もともと創作として投稿された話でも、転載を繰り返すうちに出典や創作であることが抜け落ち、「本当にあった話」のように受け止められることがありました。
番組の結論は「ロマン型都市伝説が陰謀論へ変化した」
追跡調査で示された重要な見立ては、ネットやSNSが普及した現在、都市伝説の一部がロマンよりも陰謀論へ寄っていったというものです。
昔の都市伝説には「本当に埋蔵金があるかもしれない」「未知の生物がいるかもしれない」という、真偽が分からないからこその遊びや想像の余地がありました。
一方、現代では情報が瞬時に拡散され、社会的不安や政治・事件と結びついた説も広がりやすくなっています。飯倉教授は、社会が不安定な状況では純粋な「ロマン」を求めることが難しいという趣旨の説明をしました。
この整理によって、番組タイトルの「都市伝説が足りない」は単に怪談番組が減ったという話ではなく、都市伝説を楽しむ社会の空気そのものが変化したという方向へ話が進みます。
劇団ひとりは「平和な時ほど不安を作る」と考察
飯倉教授の説明を受け、劇団ひとりさんは、人間は平和なときにも自分から不安材料を作り出すことがあるのではないかと話しました。
さらにスタジオでは、景気とエンターテインメントの規模を結び付けた雑談にも発展。景気が悪いと、移動費や宿泊費の少ないピン芸人が重宝されるのではないか、大人数グループの中から少人数ユニットが生まれるのも時代と関係しているのではないか、といったユーモア交じりの推測が飛び出します。
せいやさんは「小さいおじさん」の都市伝説についても独自の見方を披露し、都市伝説そのものの真偽より「なぜその話が流行るのか」に話題が移っていきました。
UFOは都市伝説ではなく現実?三上丈晴氏の新証言
後半では、オカルト雑誌「ムー」の編集長・三上丈晴氏が登場します。
番組では米国国防総省がUFOに関する資料を公開してきた流れにも触れ、三上氏はUFOを単なる都市伝説ではなく、現実に検討される対象として捉える発言をしました。
ここが前半の「ロマンある都市伝説が消えた」という話と少し逆説的です。かつては「いるかいないか分からない」から都市伝説だったUFOが、公的機関の調査対象として扱われることで、むしろ昔ながらの意味での都市伝説から離れていく面があります。
番組は「都市伝説がなくなった」のではなく、昔は都市伝説だったものの一部が、検証対象や社会問題へ形を変えたとも受け取れる構成になっていました。
劇団ひとりの父とUFOをめぐるエピソード
UFOの話題では、劇団ひとりさんが亡くなった父親がパイロットだったことを明かし、父の知人にまつわる話を披露しました。
ひとりさんの説明では、パイロットの間には「飛行中にUFOを見ても報告しないほうがいい」という話があり、報告すると精神状態を疑われ、地上勤務になる可能性があるというものでした。
父の知人だったパイロットは、安全のためにUFOを見たと報告し、実際に地上勤務になったというエピソードを紹介。スタジオでは「そこまでして報告するなら嘘ではないのでは」という方向に話が進みます。
ただし、これは劇団ひとりさんが番組内で紹介した体験談・伝聞であり、番組がUFOの存在を科学的に証明したという意味ではありません。この線引きをして見ると、都市伝説回らしい「信じたい気持ち」と「検証」の距離感が分かりやすくなります。
進化論をめぐる発言と「常識を覆す新証言」
番組後半では、学校で学ぶ常識を覆すような発言として進化論も話題になります。
三上氏が進化論に対して挑発的な言葉を投げかける場面があり、都市伝説やオカルトの世界が「定説を疑う」ことと深く結び付いていることが示されます。
ただ、番組内の発言はあくまでバラエティ番組で提示された一つの見解です。学術的な定説が番組によって覆されたということではないため、ここは「どんな発言が飛び出したか」を楽しむ場面として受け止めるのが適切です。
せいや自身の地元の都市伝説も登場
最後にはMCのせいやさんも、自身が子どもの頃に耳にしたかなり局所的な都市伝説を紹介しました。
地元の用水路にまつわる危険な噂を友人が実際に試し、軽いけがにつながって周囲が大騒ぎしたというエピソードです。
ここでは、全国区のネッシーや徳川埋蔵金だけが都市伝説ではなく、学校や地域の小さなコミュニティで語り継がれる話も都市伝説の一部だと感じさせる締め方になっています。
前回の特番では何が「足りない」とされた?
「令和に足りないテレビ」は、今回のレギュラー初回以前にも特番として放送されていました。
TBS公式の過去ページでは、駄菓子から消えつつある「当たり」のワクワク感、SNS時代に失われたラブレターのドキドキなど、日常の中で昔は当たり前だった感覚を取り上げています。
特番時代のテーマは「令和に足りないテレビ」駄菓子の当たり・ラブレター回の記事でもまとめています。今回の都市伝説回も、「昔あったものを懐かしむ」だけでなく、なぜ減ったのかを社会やメディア環境の変化から考える点は共通しています。
次回は「秘密基地が足りない」
TBS公式の次回情報では、第2回のテーマは「令和の子どもには秘密基地が足りない」です。
かつて子どもたちが夢中になった秘密基地作りを、現代の子どもたちがなぜしなくなったのかを調査し、実際に令和の子どもたちが基地づくりへ挑戦する内容になっています。
都市伝説に続いて、昭和・平成には身近だった「遊びの文化」を現代との違いから検証する流れです。レギュラー番組として、毎回異なる「令和に足りないもの」を掘り下げていく構成が見えてきます。
見逃し配信
TBS公式の番組ページでは、配信先としてTBS FREE、TVerなどが案内されています。放送内容の記録ではTVerやU-NEXTでの配信案内もありました。
地域放送と配信の公開時期が一致しない場合があるため、IBCで視聴する場合も配信サービス側ではTBSでの先行放送日を基準に表示されることがあります。
参考にした情報
- TBSテレビ「令和に足りないテレビ#1 ロマンある都市伝説が足りない」
- TBSテレビ「令和に足りないテレビ」番組公式ページ
- TBS Topics「令和に足りないテレビ」レギュラー放送決定
- TVでた蔵「令和に足りないテレビ」2026年10月21日放送内容
- Gガイド「令和に足りないテレビ#1」
よくある質問
令和にロマンある都市伝説が減った理由は何ですか?
番組では、ネットやSNSの普及と社会不安の中で、昔のロマン型都市伝説の一部が生々しい陰謀論へ変化し、純粋に「未知」を楽しむ空気が弱くなったという見立てが紹介されました。
番組で取り上げられた都市伝説は何ですか?
徳川埋蔵金、ネッシー、ツチノコ、UFO、人面犬、くねくねなどが取り上げられ、昭和・平成から令和までの変化が整理されました。
劇団ひとりはUFOについて何を話しましたか?
父親がパイロットだったことを明かし、父の知人が飛行中にUFOを目撃して報告した結果、地上勤務になったというエピソードを紹介しました。
次回の「令和に足りないテレビ」は何がテーマですか?
TBS公式では第2回のテーマを「令和の子どもには秘密基地が足りない」と案内しています。
まとめ
「令和に足りないテレビ」第1回の都市伝説特集は、徳川埋蔵金やネッシーを懐かしむだけの回ではありませんでした。
番組が示した大きな結論は、ロマンを楽しむ都市伝説の一部が、ネットとSNSの時代には陰謀論や現実の検証対象へ形を変えたということです。飯倉義之教授の解説、三上丈晴氏のUFOをめぐる発言、劇団ひとりさんのパイロットだった父にまつわる話が、その変化を別々の角度から浮かび上がらせました。
IBCテレビ1では10月28日0時26分からの放送予定です。昔の都市伝説を知っている人には懐かしく、令和の情報環境との違いまで考えられる内容になっています。

