家、ついて行ってイイですか?田中角栄元秘書と元力士の人生を時系列解説|ロッキード事件と日航123便|10/27 23:59
10月27日(火)23時59分からRBCテレビで放送される「家、ついて行ってイイですか?」は、田中角栄元首相の秘書を務めた男性と、日航123便墜落事故で恋人を失った元力士の人生が大きな軸になる回です。
テレビ東京では2026年8月9日に放送された回で、政治史の大事件に巻き込まれた男性と、航空事故によって人生が変わった元力士という、まったく別の場所を生きてきた二人の記憶が描かれました。ここでは、番組で何が語られたのかを時系列で整理しながら、それぞれの人生の転機を確認します。
10月27日の放送情報と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日時 | 2026年10月27日(火)23:59〜 |
| 放送局 | RBCテレビ |
| 番組 | 家、ついて行ってイイですか? |
| MC | ビビる大木、矢作兼、狩野恵里 |
| 本放送時ゲスト | 坂口健太郎 |
| 主な内容 | 田中角栄元首相の元秘書、家庭菜園を楽しむ夫婦、日航123便事故で恋人を失った元力士 |
RBC公式の番組一覧では「家、ついて行ってイイですか?」は火曜23時59分の枠で放送されています。今回の内容は、テレビ東京公式の2026年8月9日放送回と一致します。
MCの人物像については、ビビる大木さんのプロフィール、矢作兼さんのプロフィール、狩野恵里アナウンサーのプロフィールでも紹介しています。
今回の内容を時系列で整理
この回は、一本の事件を追って犯人や黒幕を探す構成ではありません。街で出会った人の人生をたどる中で、ロッキード事件と日本航空123便墜落事故という日本社会に大きな衝撃を与えた出来事が、それぞれ一人の人生にどう残ったのかが見えてきます。
8月9日の本放送全体をまとめた記事は、田中角栄元秘書と元力士・琴旭基の回まとめで確認できます。ここでは同じ内容を繰り返さず、二人の人生の転機に焦点を当てます。
1. 青物横丁で田中角栄元首相の秘書だった男性と出会う
最初の大きなパートは青物横丁駅です。番組では、シニアが集まる朗読劇の活動帰りだった男性の家について行くことになります。
放送記録では、男性は73歳の桜川さんと紹介されました。築40年の1DKで一人暮らしをしており、家の中では書類や生活用品がきちんと整理され、日々の出来事も細かく記録していました。
この「記録する習慣」が、後に語られる政治史の大事件とつながっていきます。
2. 元秘書は田中角栄の側でどんな仕事をしていた?
桜川さんは国家公務員として働き、田中角栄氏が総理大臣だった時代に秘書官として配属されたと番組で語っています。答弁原稿や総理が使う資料の清書、執務室の鍵を開ける仕事など、首相官邸のすぐ近くで働いていました。
番組内では、田中氏について「みんなに好かれる良い人だった」という趣旨の思い出も語られ、訪米時に官邸で働く人々へ土産を用意したことや、桜川さん自身が純金ペンをもらったことも紹介されました。
この部分だけを見ると、語られているのは政治家としての評価というより、日常の距離で接した元側近の個人的な記憶です。ニュース映像の中の田中角栄ではなく、官邸で働く一人の職員が見た人物像が浮かび上がります。
3. ロッキード事件で人生が一変する
物語が大きく動くのがロッキード事件です。番組では、旅客機の売り込みをめぐる贈収賄事件として説明され、田中角栄元首相が逮捕されたことが紹介されました。
桜川さん自身は事件の中心人物として紹介されたわけではありません。しかし、金銭授受に使われたとされた車に自分の名前が記載されていたことで疑いを向けられ、裁判への証人召喚状も受け取ったと番組で語っています。
ここがこのパートの重要な「真相」です。番組の見どころ文にある「戦後最大の汚職事件を知る男」という表現は、裏で事件を操った人物という意味ではなく、首相官邸の近くにいて、事件の余波を自分の生活でも受けた人物という意味で見るのが適切です。
桜川さんが日常の出来事を細かく残すようになった背景にも、この経験が影響したと放送記録では説明されています。大きな事件に巻き込まれたことで、「自分がどこで何をしていたのか」を残すことの意味が強くなったと受け取れる場面です。
4. 現在はシニア劇団が生活のリズムに
政治の中心にいた時代から長い時間が過ぎ、現在の桜川さんはシニア劇団の活動を生活の楽しみにしています。
番組では、年金生活、自炊、家計簿、整理された書類など、静かな日常が映し出されました。田中角栄氏から贈られたという肌掛け布団を今も使っている場面は、歴史上の人物との記憶が現在の暮らしの中に残っていることを象徴しています。
大事件を経験した人物としてだけでなく、その後も自分の生活を続けてきた一人の男性として描かれるのが「家、ついて行ってイイですか?」らしいところです。
水止舞で出会った夫婦は家庭菜園を楽しむ
2組目は、東京・大田区大森の水止舞で出会った夫婦です。テレビ東京公式では、約700年の歴史を持つ祭りで出会った男性として紹介されています。
夫婦は職場で知り合って結婚し、現在は家庭菜園を楽しむ生活を送っています。放送記録では、ミニトマト、唐辛子、きゅうり、ナスなどを育て、取材スタッフにも採れた野菜をふるまう様子が紹介されました。
このパートには大事件の「謎解き」はありませんが、1組目と3組目の重い人生史の間に、長年連れ添った夫婦の穏やかな日常が置かれています。番組全体の緩急を作る重要なパートです。
元力士・琴旭基の人生を時系列で整理
3組目は、千葉県浦安市の銭湯「松の湯」で出会った夫婦です。テレビ東京公式では元力士の四股名を琴天旭と表記していますが、放送内容を詳しく記録したTVでた蔵では琴旭基と記載されています。
この表記には差があるため、本記事では放送記録で本人の自叙伝名などと結びついている「琴旭基」を中心に扱います。
1. 佐渡ヶ嶽部屋で力士として活動
元力士の男性は横瀬博且さん。TVでた蔵の放送記録では、佐渡ヶ嶽部屋で琴旭基という四股名を使い、幕下で活躍したと紹介されています。
相撲界で上を目指していた若い時代、人生を大きく変える出来事が起きます。それが1985年8月12日の日本航空123便墜落事故でした。
2. 日航123便事故で交際していた女性を失う
横瀬さんは、当時交際していた女性を日本航空123便墜落事故で亡くしたと番組で語りました。
JAL公式の安全啓発センターによると、1985年8月12日、JAL123便は羽田空港を離陸後、御巣鷹の尾根に墜落し、520人が亡くなりました。事故は航空安全の歴史に深く刻まれ、JALは事故の教訓を継承するため安全啓発センターを設けています。
番組で語られたのは事故そのものの原因究明ではなく、事故によって大切な人を突然失った一人の若者が、その後どう生きたかです。
3. 事故後は成績が低迷、それでも幕下上位まで復帰
放送記録によると、横瀬さんは恋人を失った後に相撲の成績が低迷した時期がありました。それでも復帰し、幕下上位まで昇進したと紹介されています。
大切な人を失った直後に競技生活を続ける苦しさは、成績だけでは測れません。番組では、亡くなった女性の日記を今も大切に保管していることも明かされました。
また、横瀬さんは自分の経験を自叙伝に残しています。事故をただ過去に封じ込めるのではなく、言葉として記録することで向き合い続けてきたことが分かります。
4. 33歳で力士を引退、その後ちゃんこ料理店へ
TVでた蔵では、横瀬さんが33歳で引退したことも記録されています。その後は大阪でちゃんこ料理店を営んでいた時期がありました。
しかし、人生はさらに大きく変わります。脳出血を発症し、言語障害や右半身の麻痺が残ったと紹介されました。
それでもリハビリを続け、番組取材時には杖なしで歩けるまでになっていました。日航123便事故だけでなく、病気という別の大きな困難も経験した人物だったことが分かります。
5. 現在の妻と支え合う生活へ
番組で一緒に登場した妻のみほさんとは、旅行を楽しむ写真や、家の中に飾られた歌舞伎関連の品などが紹介されました。
横瀬さんの過去には、亡くなった恋人への思いが残っています。それを消すのではなく大切に抱えながら、現在の妻との生活も築いている点が、このパートの核心です。
「過去を忘れること」と「前へ進むこと」は同じではありません。番組は、過去を記憶したまま現在の幸せを生きる夫婦の姿として見せています。
6. 7年後の再訪で見えた「その後」
この回では過去の取材映像だけでなく、前回取材から7年後の横瀬さん夫婦も紹介されました。
放送記録によると、横瀬さんは陸上教室に通い、砲丸投げをするようになっていました。さらに、以前の放送の反響で自叙伝が売り切れたことも語られています。
毎年8月12日には家で慰霊を続けていることも紹介されました。事故から長い年月が過ぎても記憶は消えませんが、その一方で新しい活動や夫婦の生活も続いています。
「田中角栄の秘書だった男」と「元力士」に共通するもの
一見すると、政治の世界と相撲の世界に接点はありません。しかし、この回の2人には共通点があります。
どちらも、自分では制御できない大きな出来事によって人生の流れが変わったことです。桜川さんはロッキード事件の余波を受け、横瀬さんは日航123便事故で大切な人を失いました。
そして、二人とも「記録」を残しています。桜川さんは日々の出来事や書類を細かく保管し、横瀬さんは自らの経験を本に残しました。
今回の回を「衝撃の過去を持つ人」という見方だけで見ると、強いエピソードだけが残ります。しかし本当の見どころは、その後何十年も続く生活です。
歴史的事件はニュースでは一つの年月日で区切られますが、当事者の人生では終わらずに残り続けます。
田中角栄元秘書は事件の犯人だった?
番組に登場する桜川さんを、ロッキード事件の犯人や黒幕として扱うのは正確ではありません。
番組では、事件に関連する車に名前が記載されていたことで疑いを向けられ、証人として裁判に呼ばれた経験が語られています。つまり、事件の中心人物として告発する企画ではなく、大事件の近くにいたことで人生が揺さぶられた元官邸職員の証言として見る必要があります。
この点は、予告の「戦後最大の汚職事件を知る男」という言葉だけから誤解しやすいところです。
日航123便事故の被害と番組での扱い
JAL公式によると、事故では乗客509人、乗員15人が搭乗し、520人が亡くなりました。現在もJALは安全啓発センターで残存機体や資料を展示し、事故の教訓を安全教育に生かしています。
番組は事故原因を再検証するドキュメンタリーではなく、横瀬さんの人生に焦点を当てています。そのため、事故をめぐる憶測や未確認情報ではなく、本人が番組で語った「恋人を失った」「その後の相撲人生に影響した」「今も慰霊を続けている」という事実を中心に見るのが大切です。
参考にした情報
- テレビ東京公式「家、ついて行ってイイですか?田中角栄の秘書だった男&飛行機事故で彼女失った力士」
- RBC琉球放送「テレビ番組」
- TVでた蔵「家、ついて行ってイイですか? 2026年8月9日放送内容」
- JAL公式「安全啓発センター」
よくある質問
家、ついて行ってイイですか?10月27日RBCの回はいつの放送ですか?
テレビ東京で2026年8月9日に放送された「田中角栄の秘書だった男&飛行機事故で彼女失った力士」の回です。RBCでは火曜23時59分の放送枠で放送されます。
田中角栄の元秘書だった男性はロッキード事件の犯人ですか?
番組では犯人や黒幕として紹介されていません。田中角栄元首相の秘書官として働き、ロッキード事件の余波で疑いを向けられ、証人として裁判に呼ばれた経験を持つ男性として登場します。
日航123便事故で恋人を亡くした元力士は誰ですか?
放送記録では横瀬博且さんで、佐渡ヶ嶽部屋に所属し、琴旭基の四股名で幕下まで活躍した元力士と紹介されています。
元力士の横瀬博且さんは現在どうしていますか?
番組の7年後取材では、妻と暮らしながら陸上教室に通い、砲丸投げにも取り組んでいる姿が紹介されました。毎年8月12日には亡くなった恋人を家で慰霊していることも伝えられています。
まとめ
10月27日23時59分からRBCで放送される「家、ついて行ってイイですか?」は、田中角栄元首相の元秘書と、日航123便事故で恋人を失った元力士の人生が大きな柱です。
桜川さんはロッキード事件の近くで働いたことで疑いを向けられ、その経験が記録を大切にする現在の生活につながっていました。元力士の横瀬博且さんは恋人を事故で失った後も相撲を続け、引退、脳出血、リハビリを経て、現在の妻と生活を築いています。
この回は「衝撃の過去」を見せるだけではありません。歴史的な事件や事故のあとも人生は続き、人は記憶を抱えながら日常を作り直していくことを伝える回です。

