白い巨塔第12話「捨て身」あらすじ・キャスト|佐々木家が財前を提訴、関口弁護士登場【10月26日TVh】|10/26 8:05
2026年10月26日(月)午前8時05分からTVh1で放送される唐沢寿明主演「白い巨塔」第12話「捨て身」は、物語が教授選中心の前半から、医療裁判を軸にした後半へ大きく踏み込む回です。
財前五郎はポーランドでの国際医学会から帰国しますが、待っていたのは称賛だけではありません。執刀した佐々木庸平が亡くなり、病理解剖によって肺がんの転移が死因に関係していたことが明らかになります。
里見脩二は財前の判断を厳しく問い、佐々木家はついに「財前を訴える」と決意します。さらに医療裁判専門の関口弁護士が登場し、病院には裁判所から証拠保全の連絡が入ります。第12話は、後半の最大テーマである裁判のスタート地点です。
白い巨塔第12話「捨て身」の放送日時と出演者
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 放送日 | 2026年10月26日(月) |
| 放送時間 | 8:05〜9:00 |
| 放送局 | TVh1 |
| サブタイトル | 第12話「捨て身」 |
| 主演 | 唐沢寿明 |
GガイドのTVh1番組情報では、10月26日午前8時05分から第12話「捨て身」を放送予定と案内しています。フジテレビ公式バックナンバーでも、2004年1月15日に放送された第12回のサブタイトルが「捨て身」であることを確認できます。
主な出演者は、財前五郎役の唐沢寿明、里見脩二役の江口洋介、花森ケイ子役の黒木瞳、東佐枝子役の矢田亜希子、関口仁役の上川隆也、佐々木よし江役のかたせ梨乃、柳原弘役の伊藤英明、鵜飼医学部長役の伊武雅刀らです。
第12話「捨て身」のあらすじを時系列で紹介
1. 財前がポーランド出張から帰国する
第12話は、財前五郎がポーランドでの国際医学会から帰国するところから始まります。
前回の第11話では、第一外科教授となった財前が海外へ出発する一方、手術後の佐々木庸平の状態が悪化しました。里見は肺炎では説明できない異変を疑い、財前の留守中に病状を追い続けますが、庸平は亡くなってしまいます。
帰国した財前を空港で待っていたのは、亡くなった庸平の息子・庸一です。庸一は父の死に対する怒りを財前へぶつけますが、財前は取り乱すことなくその場をかわします。
ここから財前は、海外で高い評価を受けた外科医としての「成功」と、患者遺族から責任を問われる医師としての「危機」を同時に背負うことになります。
2. 里見が病理解剖の結果を財前へ伝える
空港の外では、里見脩二が財前を待っています。
里見は、大河内教授による病理解剖の結果を財前へ伝えます。食道がんの手術そのものは成功していたものの、庸平の死因は肺がんの転移によるがん性リンパ管症に伴う呼吸不全と判断されました。
問題は、その肺の病変が手術前から存在していた可能性です。里見は、術前の検査や診断の段階で異変を見逃したのではないかと財前に迫ります。
しかし財前は、自分の診断や治療に誤りはないという姿勢を崩しません。第12話では、患者の死を前にしても意見が交わらない財前と里見の医師としての価値観の違いが、これまで以上にはっきり表れます。
里見を演じる江口洋介については、江口洋介のプロフィール記事でも代表作や経歴をまとめています。
3. 佐々木家の通夜と財前の帰国祝賀会が同時に進む
その夜、佐々木家では庸平の通夜が行われます。
一方、別の場所では財前の帰国祝賀会が開かれ、又一や製薬会社関係者らが集まります。同じ時間に、一方では家族が亡くなった人を悼み、もう一方では財前の海外での成功を祝っている。この対比が、第12話の重い空気を際立たせます。
鵜飼医学部長は、佐々木庸平の死によって浪速大学病院の名誉が傷つかないかを気にします。財前は自分に落ち度はないと答え、問題が大きくなることを認めようとしません。
ここでは、患者の死そのものよりも大学病院の立場や組織の防衛を優先しようとする空気が見えてきます。後の裁判で「個人の医療判断」と「大学病院という組織」が絡み合っていく伏線にもなる場面です。
4. 柳原は佐々木家へ謝りたいと訴える
翌日、財前が第一外科へ戻ると、柳原弘が庸平の死について強い動揺を見せます。
柳原は、佐々木家へ謝罪したいという気持ちを財前へ伝えます。庸平の治療に直接関わり、病状悪化の過程を目の前で見ていた柳原にとって、患者の死は簡単に割り切れる出来事ではありません。
さらに柳原は、里見が佐々木家へ死因を説明したことも財前へ明かします。財前はその事実に激しく反応します。
この場面で注目したいのは、財前と柳原の立場の違いです。財前は教授として自分の判断と組織を守ろうとしますが、柳原は若い医師として患者家族への責任に苦しみます。第12話以降、柳原が何を見て、何を知っているのかが裁判の重要な要素になっていきます。
5. 葬儀でよし江が「財前を訴える」と決意する
佐々木家の葬儀には里見も姿を見せます。
しかし、庸平の妻・よし江は浪速大学病院の人間を受け入れられないほど深く傷ついており、里見にも帰ってほしいと伝えます。それでも心の奥には、財前から何の説明も謝罪もないことへの強い怒りが残っています。
そしてよし江は、財前を訴える意思を口にします。葬儀後、息子の庸一も裁判を起こして父の無念を晴らそうと母を支え、2人は同じ方向を向きます。
ここが第12話の大きな転換点です。これまで佐々木家は治療を受ける患者側でしたが、ここから医療行為の責任を問う原告側へ立場が変わります。
6. よし江と庸一は弁護士探しに苦戦する
とはいえ、医療裁判を起こすと決めても、すぐに裁判が始められるわけではありません。
よし江と庸一は、どこへ相談すればよいのか分からず動き始めます。医療を専門に扱う裁判は難しく、相手が浪速大学病院という大きな組織であることもあり、弁護士探しは簡単には進みません。
フジテレビ公式あらすじでは、2人が弁護士に断られながらも、電話帳などを使って相談先を探し続ける流れが描かれています。
この過程によって、裁判を起こす側にも大きな負担があることが分かります。よし江と庸一は、夫・父を失った悲しみの最中にありながら、証拠や専門知識が必要な医療裁判へ踏み出さなければなりません。
7. 東佐枝子が働く関口弁護士の事務所へたどり着く
ここで新たに重要人物となるのが、関口仁弁護士です。
東教授の娘・佐枝子は、医療裁判を扱う関口の法律事務所でアルバイトをしています。関口は事務所を閉めようとしていましたが、よし江と庸一が訪ねてきたことで、物語は新しい方向へ動き始めます。
関口は上川隆也が演じる人物で、今後の裁判編で原告側を支える中心人物になります。第12話は、関口が佐々木家とつながる最初の回として重要です。
また、佐枝子が関口の事務所で働いていることによって、大学病院の内部に近い人物と原告側の弁護士が接点を持つことになります。教授選編から登場していた佐枝子の立場も、後半では違う意味を持ち始めます。
8. 裁判所から浪速大学病院へ「証拠保全」の連絡が入る
第12話の終盤、浪速大学病院に裁判所から証拠保全の連絡が入ります。
証拠保全は、裁判に必要な資料が失われたり変更されたりする前に、裁判所が証拠を確保するための手続きです。佐々木家と関口側が本格的に動き出したことを示す重要な展開です。
医局がざわつく中、財前は表面上は冷静さを保ちます。しかし、ここから問題は院内の対立では済まず、裁判という公の場で医療行為の責任を問われる段階へ入ります。
第12話「捨て身」は、佐々木家が声を上げ、関口が登場し、病院側も法的対応を迫られるまでを一気に描く回です。
第12話の主要キャストと役どころ
財前五郎役:唐沢寿明
財前五郎は浪速大学第一外科の教授で、卓越した手術技術と強烈な上昇志向を持つ外科医です。
第12話では、海外で評価された直後に患者死亡の責任を問われます。それでも自分の診断に誤りはないという姿勢を崩さず、里見や柳原の動きにも強く反応します。
シリーズ序盤の財前と里見の関係を振り返りたい方は、白い巨塔第1話の記事も参考になります。
里見脩二役:江口洋介
里見脩二は第一内科の医師で、患者の立場を第一に考え、財前とは対照的な価値観を持っています。
第12話では病理解剖の結果を財前へ伝え、手術前から肺の病変を疑うべきだったのではないかと問いかけます。さらに佐々木家へ死因を説明したことで、財前との対立はより深くなります。
佐々木よし江役:かたせ梨乃
よし江は亡くなった庸平の妻です。
夫を失った悲しみと、財前から十分な説明や謝罪がないことへの怒りから、財前を訴える決意を固めます。第12話以降の医療裁判編では、原告側の中心人物になります。
関口仁役:上川隆也
関口仁は医療裁判を扱う弁護士です。
事務所を閉めようとしていたところへ、よし江と庸一が現れます。佐々木家との出会いによって、関口自身も再び医療裁判と向き合うことになります。
柳原弘役:伊藤英明
柳原は第一外科の若手医師で、佐々木庸平の治療に関わった人物です。
患者の死に罪悪感を抱き、家族へ謝罪したいと財前へ訴えます。教授である財前の方針と、自分の医師としての良心の間で苦しむ柳原は、裁判編の鍵を握る存在です。
第12話「捨て身」の見どころ
医療裁判編が本格的に始まる
最大の見どころは、佐々木家が裁判を決意し、弁護士とつながり、裁判所の証拠保全まで進むことです。
前回までは患者の容体悪化と死亡が中心でしたが、第12話からは「診断に問題はなかったのか」「医師はどこまで説明責任を負うのか」が法廷で問われる準備に入ります。
財前と里見の対立が「医療の責任」へ移る
教授選では組織や出世をめぐる対立が目立ちましたが、第12話では2人の違いが患者の死をめぐって真正面からぶつかります。
財前は自分の判断を正しいと主張し、里見は病理解剖の結果から見落としの可能性を指摘します。2人の友情や信頼は残りながらも、医師として譲れない部分がより鮮明になります。
「通夜」と「帰国祝賀会」の対比
庸平の通夜と財前の帰国祝賀会が同じ時間に描かれる構成も印象的です。
一方には患者を失った家族の悲しみがあり、もう一方には海外で成功した教授を祝う華やかな場があります。この落差が、「誰にとっての成功なのか」という作品全体の問いを強く見せています。
前回第11話から第13話へどうつながる?
第11話では、財前が国際医学会へ出発したあと佐々木庸平の病状が悪化し、里見が財前の判断に疑問を抱きます。庸平の死によって、問題は取り返しのつかない段階へ進みました。
第12話では、病理解剖の結果、佐々木家の提訴決意、関口弁護士との接点、証拠保全までが描かれます。
そして公式バックナンバーでは次の第13話のサブタイトルが「カルテ改ざん」です。第12話で裁判の準備が始まったことで、次回は病院側が証拠や記録をどう扱うのかという、さらに深刻な問題へ進むことが分かります。
参考にした情報
よくある質問
白い巨塔第12話「捨て身」はTVhでいつ放送?
2026年10月26日(月)午前8時05分からTVh1で放送予定です。
第12話で佐々木家はなぜ財前を訴える?
佐々木庸平の死について、病理解剖で手術前から肺の病変が存在していた可能性が示され、財前から十分な説明や謝罪もない中、妻よし江と息子庸一が医療行為の責任を問うことを決意するためです。
関口弁護士は第12話でどう関わる?
医療裁判を扱う関口仁の事務所をよし江と庸一が訪ね、佐々木家側が法的手続きへ進むきっかけになります。
第12話の最後はどうなる?
浪速大学病院へ裁判所から証拠保全の連絡が入り、佐々木家の訴えが本格的な法的手続きへ進んだことが示されます。
まとめ
TVh1で10月26日午前8時05分から放送される「白い巨塔」第12話「捨て身」は、佐々木庸平の死をきっかけに、物語が医療裁判編へ本格的に入る回です。
財前は自分の診断に誤りはないと主張しますが、里見は病理解剖の結果から判断ミスを問い、佐々木家は財前を訴える決意を固めます。関口弁護士との出会い、そして裁判所による証拠保全まで進み、問題は大学病院内部では収まらなくなります。
第12話は、財前と里見の医師としての対立、遺族の悲しみ、柳原の良心、関口の登場が一つにつながる重要回です。ここから始まる裁判が財前と浪速大学病院をどう揺さぶるのか、後半を理解するうえで欠かせないエピソードです。

