シナリオ勉強会【初心者向け】

脚本とは何か?小学生でも簡単に理解できる4つのポイント

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る
脚本とは何か?が小学生でも簡単に理解できる4つのポイント
映画やドラマを観て感動したとき、「自分でも創りたい!」と考えたことはありませんか。

制作側には、俳優や監督はもちろん、プロデューサー、衣装係、照明係、音響係など、多くの人間が関わっています。
その中に、脚本家(シナリオライター)という仕事があるのをご存知ですか。

脚本家(シナリオライター)は、ゼロから物語を創り出すクリエイティブな仕事です。

そして、生み出した物語を、制作スタッフ全員へ、正確に行き届かせる職人的なテクニックも駆使する必要があり、芸術家と職人の性質を併せ持つ特殊な職業です。

脚本など、自分に書けるはずがない」

確かに、誰もが感動する面白い脚本を書くことは難しい。
センスはもちろん、専門的な執筆ルールや効果的な演出方法なども身につけなければなりません。

ですが、誤解を恐れずに言うと、脚本は誰にでも書けます。
勉強すればするほど、上達するのが脚本の特徴だからです。

まずは、脚本とは何なのか? を一緒に考えてみましょう。

本シリーズでは、小学生のエータ君と一緒に脚本について勉強していきます。
エータ君は、脚本の初心者なので、犬のシナリもん先生が優しく丁寧に教えていきます。
皆さんもエータ君と一緒に、楽しく脚本を勉強しましょう。

sponsored link

脚本って何なの?

kyakuhontoha001

エータ
昨日見たドラマの最後に、俳優さんや監督さんの名前と一緒に、脚本(きゃくほん)の人の名前もあったけど、脚本ってなんなの?
シナリもん
脚本っていうのはドラマや映画を創るときに必要な本のことだワン。例えば、エータ君のお母さんが料理を作るときに、何か本を見ながら作っていないかい?」
エータ
レシピ本のことかな。ママって料理作るとき、いっつも見てるよ。見ないと失敗しちゃうんだ
シナリもん
料理を作るときはレシピ本、映画やドラマを創るときには脚本が必要なんだワン

脚本シナリオとも言います。どちらも同じ本のことです。
脚本は、小説や漫画と違って、普通の人が読むことは、ほとんどありません。

では、誰が読むのかというと、映画やドラマやアニメを創る人が読みます
脚本(シナリオ)は、映画やドラマやアニメを創る人たち専門の本なのです。

映画・ドラマ・アニメがどうやって創られるか知っていますか?

俳優さんがセリフをしゃべったり、監督さんが演技指導をしたりする他にも、出演者の衣装を用意する係の人や、撮影セットを組む大工さんのような人もいます。
とても多くの人たちが関わって、一つの作品が出来上がるのです。

でも、そんなに多くの人たちが、バラバラに動いてしまっては現場は大混乱になってしまいます。
そこで、みんなには一つの地図を持って動いてもらうのです。
その地図が、脚本です。

エータ君のお母さんは、一人で料理を作るのに、レシピ本を読まないと失敗しちゃうことがあります。
大勢で作る映画やドラマやアニメは、みんなが脚本(=地図)を持っていないと大変なことになってしまうのがわかりますね。

だから脚本は一番最初に作ります。
脚本がないと映画やドラマやアニメは創ることが出来ないからです。

そのため、脚本はとっても重要な本なのです。

sponsored link

脚本家ってどんな仕事するの?

kyakuhontoha002

エータ
キャクホンは誰が書いているの?
シナリもん
脚本は、脚本家という人が書いているんだワン
エータ
脚本家は、ずーっと書いているだけなの? 誰とも喋ったりしないの?
シナリもん
そんなことはないワン。脚本家のお仕事は書くこと以外にもたくさんあるんだワン

脚本家のお仕事は、普通のお仕事とはちょっと違います。
エータ君のお父さんはサラリーマンなので会社のお仕事をしますが、脚本家は、面白い物語を書くことがお仕事です。

こう聞くと、ちょっと面白そうなお仕事だと思いませんか?
でも、面白い物語を書くためにはいろいろな努力をしないといけません。

例えば、みんなは遊園地が好きですよね。
そこで、遊園地のお話を書こう!と思ったら、遊園地のことを調べないと書くことはできないですよね。
実際に遊園地に行ったり、遊園地で働く人に話を聞いたり、遊園地についての本もたくさん読まなくてはいけません。
これを取材といいます。

また、自分が面白い物語だと思っていても、他の人が読んだらそうじゃない、ということがあるかもしれません。
脚本を書くのは、とても大変で時間も長くかかるから、「おもしろそう!」とみんなから言われてから書く方が効率が良いですね。

そこで、企画書やプロットという短い文章で書いた物語のお試し版を作ります。
そのお試し版を、映画やドラマやアニメを作っている制作会社などに持って行って、「この物語どうかな?」と聞くのです。

「おもしろそうだね」と、みんなから言ってもらって初めて脚本を書き始めます。
また、反対に制作会社から企画書やプロットを出されて、「脚本書いてくれないかな?」と仕事を受けることもあります。

このように、脚本を書き始めるまでには、いろいろな人とよく話し合って、本当に書いてもいいかどうかを決めます。
これを打ち合わせといいます。

このように、脚本家のお仕事は、ただ脚本を書くだけではなく、書く前の準備がとっても大切なのです。

脚本はどう書けばいいの?

kyakuhontoha003

エータ
脚本ってどうやって書くの? 小説や作文みたいに書けばいいのかな?
シナリもん
小説や作文とは違うワン。脚本だけの独特なルールやテクニックがあるんだワン
エータ
どうして脚本だけ書き方が違うの?
シナリもん
普通の人にとっては読みにくいけど、制作のプロにとってはわかりやすい書き方になっているんだワン

脚本は、小説や作文とは、違う書き方をします。
そのため、初めて脚本を手にした人は、読みにくくて疲れてしまうかもしれません。

どうして、わざわざ読みにくいように書くのか?
それは、脚本が誰のために書かれた本かを思い出せばわかります。

脚本を読む人は、俳優さんや監督さんのような制作のプロということは、前にお伝えしました。
彼らは脚本を読み、地図のように頼りにしながら、自分たちのお仕事をします。

つまり、脚本は、制作側の人たちが仕事をやりやすいように書かれているので、独特の書かれ方となり、普通の人にとっては読みにくくなってしまったのです。

例えば、セリフを「」(カギカッコ)で囲まなければいけないというルールがあります。
これは、俳優さんが、セリフをすぐに見つけられるように工夫した、脚本の書き方ルールの一つです。

このようなルールやテクニックが脚本にはたくさん使われています。
そのため、普通の人にとっては読みにくく、制作のプロにとっては読みやすいという本になっているのです。

脚本家にはどうやってなるの?

kyakuhontoha004

エータ
脚本って、少し面白そうだから、書いてみたいけど、脚本家になるのは難しそうだね
シナリもん
確かに、面白い物語を書くということは、簡単ではないワン
エータ
僕なんか、なれるわけないね
シナリもん
そんなことないワン。書きたいという気持ちを持っていれば、きっと脚本家になれるワン

脚本家には資格もないし、年齢制限もありません。
そのため、小学生が脚本家になることも可能だし、反対に大人だからと言って脚本家になれるとは限りません。

脚本家の条件はシンプルです。
面白い物語を、脚本のルールを守って書くことが出来るかどうか、ということだけです。

面白い物語を書くにはテクニックがあり、脚本の書き方にはルールがあります。
そして、それらは、努力で身に付くものです。

脚本を上手に書くために必要なものは、センスではありません。
脚本を書く力は、努力でドンドン伸ばすことが出来るのです。

大切なことは、書きたい!という気持ちを持つことです。
その気持ちは、吹けば消えるロウソクの火のようにか弱いので、一度消えてしまったら、もう一度つけることは難しいのです。

突然の風で消えないよう、雨に濡れないよう、大切に守って、大きな炎に育てていくと、面白い脚本が書けるようになるでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
脚本の役割や、どうして普通の人には読みにくいのか、という理由がわかっていただけたと思います。

そして、脚本をうまく書くためには勉強が必要ということもお伝えしました。

本ブログでは、ほんの少しでも「脚本、書いてみようかな」と思った方のために、脚本の書き方のノウハウを少しずつお教えしていきたいと思っています。

できるだけ簡単にわかりやすく伝えるつもりですが、不明な点があればコメント欄からお気軽に質問してください。

それでは、エータ君とシナリもんの脚本勉強会をよろしくお願いします。

sponsored link

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

コメント

  1. 大﨑行雄 より:

    面白く読みました。85歳男性

  2. 大﨑行雄 より:

    はじめて 面白く読みました。85歳男性

  3. 大﨑行雄 より:

    分かりやすい 内容でした 85歳男性

    1. teruko より:

      大﨑行雄様

      コメントをいただきありがとうございます。
      今後ともよろしくお願いいたします。

コメントを残す

*