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イオンvsユニクロvsイトーヨーカドー!浴衣選びの3要素

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先日、ユニクロが浴衣販売をすると発表しました。
すでに定番化したイオンやイトーヨーカドーの浴衣も、2015年の新作浴衣を発表しています。

この3社が販売する浴衣は、浴衣自体のつくりもしっかりしている上に、価格が安いので、消費者に人気です。

しかし、単純に価格が安いというだけで、浴衣を選ぶと後で後悔してしまいがちです。

値段は大切ですが、他にも見るべきポイントがあります。

本記事では、イオン、ユニクロ、イトーヨーカドーの比較を例に、浴衣選びに欠かせない要点をお伝えします。

満足できる浴衣を見つける目を身につけてください。

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【比較の前提条件】

イオン、ユニクロ、イトーヨーカドーの三社を比較するにあたり、下記2点を条件としました。

  • 大人の女性向け浴衣が比較対象
  • セット浴衣が比較対象(単品より安く設定されているため)

※イトーヨーカドーは、音楽ユニットAAA(トリプリエー)モデルのセット浴衣を販売していますが、通常のセット浴衣より高額に価格設定されています。今回は、安い価格であることが前提であるため、比較対象から外しました。

 

要点1:浴衣セットは価格だけ見ても意味がない

イオン、ユニクロ、イトーヨーカドーでは、浴衣セットを一律価格で販売しています。
比較すると以下のようになります。

 

【イオン】
15,894円(税込)

【ユニクロ】
6,469円(税込)

【イトーヨーカドー】
10,692円(税込)

ユニクロが断トツで安いです。

洋服のつくりに定評があるユニクロに限って、安かろう悪かろうということは考えにくいですね。
では、この価格差はなぜなのでしょう?

理由の一つとして、セット内容の差があります。

ユニクロ浴衣のセット内容は、イオンやイトーヨーカドーに比べて、大分簡素に設定されています。(後述します)

そのため、浴衣セットを比較するときには、価格だけでなく、そのセット内容も一緒に見る必要があるのです。

 

要点2:浴衣セットには「すべて」は含まれていない

要点1で書いたように、浴衣セットの内容はとても大切です。

そこで、イオン、ユニクロ、イトーヨーカドーの3社の浴衣セット内容を比較してみましょう。

 

【イオン】
ゆかた+帯+下駄+腰ひも+着付けDVD

【ユニクロ】
ゆかた+帯+腰ひも

【イトーヨーカドー】
ゆかた+帯+下駄

3社とも、ゆかたと帯は必ずついていますが、その他の付属品が異なります。

イオンとユニクロには腰ひもがついていますが、イトーヨーカドーにはついていません。
イオンとイトーヨーカドーには下駄がありますが、ユニクロにはないですね。
また、イオンには、着付けDVDなるものが付属しているようです。

セット内容は、特典数が多いほど良いと思いがちですが、そうではありません。
要は必要なものだけ揃えれば良いのです。
そのためには、自分にとって何が必要かを見極める必要があります。

例えば、親のおさがりで下駄があれば、ユニクロの下駄なしセットでも問題ないし、イトーヨーカドーのセットには腰ひもが含まれていないけれど、どうせ隠れる部分なので他のひもで代用できる。また、イオンでは、着付けDVDがつくというけど、ネットで探せば動画はたくさんあるから付かなくても困らない。

このように、自分にとって必要な小物が何かということを知ることが大切になります。
また、下記のポイントも重要になるので押さえておきましょう。

☆浴衣に必須の小物

昔、浴衣は、風呂上りに素肌に一枚だけで着るラフな着物でした。

しかし、現代の浴衣は、キチンとした服として扱われているため、洋服を着る時と同じように下着をつけます。
その際、ブラのワイヤーなどが透けて見えないように気を使うなど、浴衣独特の配慮が必要になります。

浴衣の胸元がはだけないようにコーリンベルトを使ったり、体型を補正するためにタオルを当てたりします。
このような、浴衣独特の配慮は他にもあり、それぞれで小物を使い対処するのです。
これら最低限の小物は、浴衣セットの中にはあまり含まれません。
別途そろえるたり、代用する必要があります。

関連記事:浴衣通販を賢く利用するセット小物の選び方【初心者も簡単】

☆オリジナリティを出す小物

必須の小物とは違い、自分の好みのコーディネートのための小物もあります。
この小物は必須ではありません。

例えば、イオン、ユニクロ、イトーヨーカドーの3社とも浴衣セットに含まれる帯の種類を選ぶことはできません。
そのため、同じ浴衣と帯を着ている人が、全国に大勢いることになります。

気にならない方は問題ないですが、オリジナリティを出したい人は、帯を別途購入したり、帯締め・帯どめで工夫したりします。
そういった小物は必須ではないですが、興味がある方は挑戦してはいかがでしょうか。

要点3:デザインの傾向を掴む

浴衣を選ぶ時、一番気になるのがデザインではないでしょうか。
現代風の若々しい柄がいいか、古典柄を生かしたレトロモダンがいいか、見ているだけでも楽しくなってきます。

イオン、ユニクロ、イトーヨーカドーの浴衣は、それぞれデザインコンセプトの傾向が異なっています。
特徴を比較してみました。

【イオン】
イオンの浴衣セットは、花をモチーフにした5種類(紫陽花、椿、枝梅ニ菊、昼夜朝顔、撫子)と、現代風のレトロなデザイン5種類(金魚、麻の松葉、四ツ葉、夏の花火、縁日)の、合計10種類から選べます。

デザインの傾向として、ベーシックを抑えつつ、現代風の柄もそろえているのでバランスが良い印象です。
現代風か古典か、自分にはどちらか似合うのか迷っている方は、イオンへ足を運ぶと、どちらも手に取ってみることができるので便利です。

 

【ユニクロ】
ユニクロの浴衣は、中原淳一 竹久夢二といった昭和の巨匠の作品を元にしたデザインで、他にあまり見られない柄があります。
ナカハラジュンイチ浴衣が4種(水玉、梅、ダリア、縞)、タケヒサユメジ浴衣が4種(水玉、どくだみ、バラ、竹)の合計8種類から選ぶことができます。

ユニクロの浴衣は、価格が抑えられている分、セット小物が簡素なので、オリジナルコーディネートを楽しみたい方向けだと思います。

 

【イトーヨーカドー】
イトーヨーカドーの浴衣は、着る人が快適に過ごせるように、素材からデザインを考えているようす。
接触冷感生地の浴衣が1種類(薄緑地に赤ピンクの花柄)、吸水速乾性に優れた生地の浴衣が4種類(黒 白 水色 青 それぞれに花柄)、一般的な生地の浴衣が13種類(モノクロ幾何柄 市松ぼかし柄 モダン薔薇柄 モダン椿柄 水彩桜柄 麻の葉柄 ストライプ菊柄 白抜き芙蓉柄 鞠柄 モノクロ格子柄 しっとり向日葵(灰紫)柄 花火柄)の合計18種類あります。

独特な生地は、実際にお店に行って手で触ってみると、違いを実感できるのではないでしょうか。
どの着物も年齢を問わず着れるレトロモダンなデザインで、いい意味で無難なデザインだと思います。
また、下駄や帯の色も多少種類があるようで、着物に合わせてコーディネートしてくれているので、初心者は安心できるでしょう。

まとめ

浴衣を選ぶ時には、価格とセット内容を合わせてチェックし、自分に必要な小物を把握してから選ぶことが大切です。
その上で、デザインに目を向けると、満足できる浴衣を、スムーズに選ぶことができると思います。
そして、浴衣を着る際には、必須の小物があるので、別途用意することを忘れないでください。

最後に、イオン、ユニクロ、イトーヨーカドーの総評をまとめるとこのようになりました。

【イオン】
・現代風から古典までバランスが良いデザイン
・セット内容も一番充実している

【ユニクロ】
・価格は安いが、小物セットも少ない
・自分でコーディネートしたい方に最適

【イトーヨーカドー】
・種類が多く幅広い年齢層に対応するデザイン
・着心地を重視した生地

若者向けで少し高価なイオン、簡素化して激安のユニクロ、種類豊富で家族受けが良いイトーヨーカドーという風に、三社三様の特徴が出ました。
三社とも、ネット通販を展開しておりますが、出来る事なら実際に足を運んで手に触って選ばれることをお勧めいたします。

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