フェイクグリーンがリアルすぎて本物よりオススメ

部屋のインテリアとして、フェイクグリーンを設置する人が増えています。また店舗の開店祝いやパーティー会場の装飾としてや、ホテルやマンションのエントランスの彩りとしても、本物のリアル植物よりフェイクグリーンを選ぶケースが多いのです。
なぜ、本物のリアル植物よりフェイクグリーンが選ばれるのでしょうか。フェイクグリーンとリアル植物の違いを解説します。


 

フェイクグリーンとは

フェイクグリーンとは、人工的に作られた植物のことです。本物のリアル植物に似せて作ります。
リアル植物だと時間がたつにつれて枯れてしまいますが、フェイクグリーンだといつまでもみずみずしい姿を保つところが特徴的です。
また、最近のフェイクグリーンは精度が高まっており、本物の観葉植物と見分けがつかないほど。そんなフェイクグリーンとリアル植物の違いを解説します。

フェイクグリーンとリアル植物の違い1_管理

フェイクグリーンとリアル植物の違いは、管理方法にあります。
リアル植物の場合、水を上げたり、光合成をさせたり、害虫を駆除したりする手間がかかります。その世話をすること自体を、負担に感じる人もいるでしょう。

一方のフェイクグリーンの場合、管理の手間がありません。水を上げる必要もなければ、害虫もわきません。普通のタンスや机などと同じく、たまにホコリを払ってあげる程度でいいのです。

フェイクグリーンとリアル植物の違い2_メリット効果

森林浴は、森に出かけて植物から癒しを受けることです。このことからも緑には、人の心を和らげる効果があることがわかります。
癒しを求めて、家の中に緑を飾る家庭も多いでしょう。また不特定多数の人が訪れる施設や店舗に設置することも増えています。

実際、フェイクグリーンの中には、リアル植物と同じような効果をもたらすものもあります。
たとえば、光触媒を施されたフェイクグリーンは、空気を清浄化する作用や、シックハウス症候群の原因といわれるホルムアルデヒドを分解する効果があるといわれているのです。

光触媒とは

フェイクグリーンには、光触媒が含まれているケースがあります。光触媒とは、光に含まれる紫外線を当てることで反応する物質のことです。光触媒が反応すると、ホルムアルデヒドなどの有害物質を除去したり、においを分解する効果があったりします。
つまり、光触媒を含むフェイクグリーンを室内に置くだけで、空気がきれいになるのです。

フェイクグリーンとリアル植物の違い3_種類

フェイクグリーンは、本物のリアル植物に似せて作られます。その種類は多種多様です。
葉っぱが大きくてハート形をしたウンベラーターは、存在感があるのでインテリアとして人気があります。高級感があるストレイチアは、店舗の開店祝いなどに好まれる種類です。アフリカなどの熱帯地方が原産のドラセナは、別名「幸福の木」とも呼ばれる縁起の良い植物として知られています。ベンジャミンは、どのようなシーンにもマッチするヴァリエーション豊富な植物です。パキラは、ユニークなフォルムが特徴的で、幅広い人気を得ています。
これらの植物は、すべてフェイクグリーンとして手に入れることが可能です。またこれらはほんの一部であり、フェイクグリーンの種類は、リアル植物の種類に匹敵するほど豊富にそろっています。
そのため、自分好みのフェイクグリーンが見つけられるでしょう。

フェイクグリーンとリアル植物の違い4_価格

フェイクグリーンとリアル植物の価格にはどれほどの差があるのでしょうか。たとえば人気の植物であるパキラを例に解説します。
高さ80cm程度のパキラの場合、リアル植物としての価格はで5千円~7千円程度です。対してフェイクグリーンとしての価格は1万円超となります。

このようにリアルな植物より、フェイクグリーンのほうが若干ですが高価格になる傾向があります。ただし、価格は販売ショップにより異なるので一概には言えません。

フェイクグリーンの購入を検討する際には、「管理が簡単」「害虫がわかない」など、フェイクグリーン特有のメリットも考慮して、販売価格が妥当かどうかを判断する必要があります。

フェイクグリーンをインテリアに

フェイクグリーンの緑は、人の心を癒します。また光触媒による空気清浄など、フェイクグリーン特有のメリットもあるのです。さらに管理が簡単なので、普通のインテリアと同じように、部屋に設置できる気軽さも備えています。テレビやパソコンなど、無機質な家電のそばに置くだけで、空間が彩られる効果があるのです。
自宅の一角に、また贈り物としてもフェイクグリーンを検討してはいかがでしょうか。

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