InstagramのSEOを成功させるたった2つのコツ

企業がホームページやブログを効果的に利用するにはSEOが必要。SEOが成功するとyahooやgoogleから多くの流入が見込めるからです。
しかしトレンド情報の発信に関しては、InstagramやTwitterなどのSNSが強い影響力を持ちます。特にInstagramは10代から20代の女性にリーチする特性があるので、関連商品やサービスを展開する企業にとっては、抑えておきたいマーケティングツールです。
InstagramでもGoogle検索などと同様にSEOが施せるのか。画像中心のコンテンツなのでSEOの手段がわからない方もいるでしょう。記事ではInstagramのSEOを成功させるコツを解説します。


 

Instagramの魅力

企業にとってInstagramの魅力は、メインのユーザー層にあります。約6割以上が10代から20代の女性で構成されているといわれているのです。
30代以下の女性にリーチするコンテンツは少ないもの。たとえばテレビなどのマスメディアでは弱いのです。

Instagramは、なぜ若い女性に支持されているのでしょうか。
彼女たちは、インスタ映えする写真を投稿することで、友達とコミュニケーションを図ります。そこに言葉はありません。
Instagramの機能も若年層にマッチしました。例えば1日で投稿内容が消える「ストーリー機能」や「ライブ機能」がそうです。手軽に投稿できるシステムが受け入れられています。

日本におけるInstagram

日本のInstagramは、FacebookやTwitterより利用者数が少ないと言われています。しかし一方では、爆発的にユーザー数を伸ばしている成長著しいコンテンツという評価もあるのです。
今後、さらに飛躍するポテンシャルを秘めたSNSだと言えるでしょう

Instagramは信頼性が高い

Instagramアカウントは、企業はもちろん個人も持っています。むしろ個人が大多数を占めるでしょう。このことがユーザーから高い信頼を得ることにつながっています。

例えば恋人にプレゼントをしたいと考える人が、商品を探そうとGoogleで検索します。すると検索結果には、企業や利益優先のアフィリエイターなどのページが並ぶでしょう。
一方Instagramで同じように検索すると、個人的な投稿がほとんどです。

一般ユーザーは、企業の情報に嘘が含まれていることを認識しています。そのため、検索結果でおすすめする商品が、本当に良品だとは鵜呑みにしません。
しかし一方で、個人の情報は信頼できると考える傾向があるのです。そのため、多くの個人が投稿しているInstagramの情報は、信頼性が高いと評価されています。

InstagramのSEOを成功させるには

信頼されやすいInstagramで、SEOを成功させることができれば、企業にとってはメリットになります。しかし、Instagramは画像がメインコンテンツ。テキストコンテンツがメインだったGoogle検索用のSEOは通用しません。
InstagramのSEOを成功させるには以下のポイントを押さえる必要があります。

・ハッシュタグ(#)の最適化
・投稿の頻度
・ジオタグの最適化
・ユーザーネームの最適化
・プロフィールの最適化
・キャプションの最適化

InstagramのSEOを成功に導くハッシュタグ(#)最適化

Instagramに投稿された写真は、ハッシュタグによってカテゴライズされます。ユーザーは、ハッシュタグを辿って目当ての写真を探すのです。
googleの検索エンジンにキーワードを入れて情報を探すことを「ググる」と呼びます。対してInstagramでコンテンツを探すときにハッシュタグをたどることを「タグる」と呼ぶのです。

InstagramのSEOでは、ハッシュタグを最適化することが最も重要です。なぜならInstagramで検索すると、ハッシュタグで設定した言葉が優先的にヒットするからです。つまり検索してほしいキーワードは、ハッシュタグに含める必要があります。

Instagramハッシュタグのパターン

ハッシュタグは3パターンに分けられます。
まず、写真と同じ意味を持つハッシュタグです。例えば猫の写真に「#猫」とつけること。
次は、写真に付加価値を与えるハッシュタグです。例えば猫の写真に「#今日から飼うことになった」などをつけること。写真だけでは伝わらないことを付加します。
最後に、決まり文句のハッシュタグです。例えば「#拡散希望」など猫の写真に限らず、どんな写真にもつけられるタグのことを指します。このようなハッシュタグをつける目的は、より多くの人に画像コンテンツを見てもらうことにあるのです。

Instagramには、フォローしている人の投稿しか流れてこない特徴があります。これは、リツイート機能があるTwitterと比べても、拡散しづらい特徴だと言えるでしょう。ユーザーにとっては、余計な情報をシャットダウンできるので喜ばれる機能です。
InstagramでSEOを成功させるには、「決まり文句のハッシュタグ」などを駆使して、アクセスを増やす努力が欠かせません。

InstagramハッシュタグSEOのコツ

InstagramハッシュタグSEOのコツは、検索に引っかかりやすいように、メジャーなハッシュタグをつかうことです。「#かわいい」など、どのような写真コンテンツにでもつけられ、「タグる」ユーザーにつながるハッシュタグが望ましいといえます。
またオリジナルのハッシュタグも使い続けることで、企業や商品名が周知されるでしょう。
GoogleのSEOではキーワードを厳選する必要がありましたが、InstagramでSEOをする場合、ハッシュタグの数は多くても問題ありません。「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」考えです。
しかし、投稿に全く関係ないハッシュタグは使わないほうが良いでしょう。ユーザーからの信頼を失うし、スパムとしてシステムで弾かれる可能性もあるからです。
キャンペーンを行うときには、独自のハッシュタグを用意すると、拡散効果が期待できます。

InstagramのSEOに大切な投稿の頻度

InstagramのSEOをするときに重要なのが運用です。
例えばGoogleでSEOをする場合、狙ったキーワードで長期間上位表示されるように、コンテンツをブラッシュアップして内容を濃くすると効果的でした。
しかしInstagramでSEOをする場合は、充実した内容より頻繁な投稿が必要です。なぜなら画像コンテンツは、毎日流動的に変化していくからです。

コンテンツにこだわらなくても良い、というわけではありません。良質の画像コンテンツをコンスタントに投稿していくことが大切だということです。

Instagramは、投稿の一つひとつが独立したコンテンツとして扱われます。これは、新しいものから優先的に表示される特性を持つことになるのです。そのため一つのコンテンツをいつまでも上位表示させることは難しいでしょう。

ユーザーは、常に新しいものを求めています。Instagramはそのニーズに答えられる素晴らしいツールです。ビジネスに利用する場合は、それに応えるに運用体制を整えなければなりません。
頻繁な投稿が効果的だとはいえ、1日に10件、100件も投稿したら、ユーザーから嫌がられます。1日1件を毎日続けるくらいがちょうどよいでしょう。

Instagramのテキスト入力部分はSEOに効果的か

Instagramには、ユーザーネーム、プロフィール、キャプションといったテキスト入力エリアがあります。画像コンテンツが中心のInstagramの中で、唯一テキストを入力できる部分です。
この部分を最適化することは、多少なりとも検索結果に影響します。そのため、最適化するとよいでしょう。
しかし、ハッシュタグに比べると、どうしても重要度は劣ってしまいます。

また、ジオタグの最適化もSEOに影響が出る部分です。そのため、正確に設定しておくとよいでしょう。ただしジオタグに関しても、やらないよりはやったほうがいいレベルのSEOです。

InstagramのSEO成功の鍵は、ハッシュタグと運用スタイル

Instagramでは、ハッシュタグ検索が最も利用されます。そのため、ハッシュタグを適切に最適化するSEOが必要です。
またInstagramは、最新の情報を次々に入れ替えていくシステム。投稿内容を常に上位表示されるためには、毎日画像を投稿しなければなりません。
このことからInstagramのSEOを成功させるには、ハッシュタグの最適化と、インスタ映えする上質な画像を毎日投稿できる仕組みづくりが、重要と言われています。
InstagramのSEOはシンプル。それゆえに対策が難しいのです。上質な写真コンテンツを絶やさず投稿し続けるという地道な努力が評価されます。
 

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